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学術情報ネットワーク(SINET)のデータ流量を日本地図にマッピングした可視化プロジェクション作品を展示

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、学術総合センター1階ロビーに、学術情報ネットワーク「SINET5」のトラフィック流量を日本地図にマッピングしたプロジェクション作品を展示します。展示期間は6月18日から8月31日までを予定しています。

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〈写真〉SINETARIUM(サイネタリウム)

「学術情報ネットワーク(Science Information NETwork: SINET(サイネット))」は、NIIが日本全国の大学や研究機関などの学術情報基盤として構築・運用している情報通信ネットワークです。現在、850以上の大学や研究機関などが加入しています。2016年(平成28年)4月からは、国内の全都道府県を100 Gbpsの超高速ネットワークでつなぎ、国際回線も増強した「SINET5」の本格運用を開始しており、日本の学術コミュニティーにおいて不可欠なインフラとなっています。

NIIは、学術総合センター(NIIの主要部門が入るビル)の1階ロビーにおいて、昨年から、NIIの情報学に関する研究成果の展示を行っています(*1)。今回新たに制作・展示するのは、学術情報ネットワーク(SINET)上のデータ流量の推移を日本地図にマッピングし、可視化したプロジェクション作品です。一日の朝、昼、夜で、SINETを通じてデータが流れ、トラフィック量が変化していく様子を視覚的に表すとともに、その勢いを波とした音楽が奏でられます。作品に対して立つ位置によって、位置にあわせた全国それぞれの場所のトラフィックの様子が強調されます。日本の教育研究機関のアクティビティが垣間見える本作品展示は、一般の方も見学することができます。

NIIは、研究や事業の取り組みやその成果を社会に対して積極的に発信することに努めています。NIIでは今後も国内外に向けて活動内容の情報開示に取り組んでいきます。

展示概要

展示期間

2018年6月18日(月)~8月31日(金)平日10時~18時

展示場所

学術総合センター 1階(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)

作品名

「SINETARIUM(サイネタリウム)」

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