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ニュースリリース

シスコと国立情報学研究所、全国の大学・短期大学・高等専門学校の遠隔教育を支援
- 180日間無償のCisco Webex高等教育機関特別支援プログラムをシスコが提供 -

こちらのプログラムは87日(金)をもって申込受付を終了いたします。
これまでに250以上のお申し込みをいただきました。ありがとうございます。
※2020年7月16日(木)1300時追記

 シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:デイヴ・ウェスト、東京都港区、以下シスコ)は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長:喜連川優、東京都千代田区、以下NII)の協力のもとで、全国の大学・短期大学・高等専門学校(以下大学等)に対して、遠隔授業のための基盤として、シスコのウェブ会議システムCisco Webexを180日間にわたって無償で利用できる高等教育機関特別支援プログラムを提供します。受付は、4月6日より開始します。

 現在、新型コロナウイルス感染症拡大が大きな社会的な課題となるなかで、大学等では、新年度を迎えるにあたって、学生および教職員の感染リスクを低減しながら、カリキュラムに沿った学修機会を確実に提供していくことが求められており、その有効な手段として遠隔授業への関心が高まっています。

 NIIでは、大学共同利用機関として、かねてより学術コミュニティ全体の研究・教育活動に必須となる最先端の学術情報ネットワーク(SINET)、学術認証、クラウド利用支援、学術コンテンツ流通、セキュリティ運用連携サービスといった事業を展開してきています。今回、遠隔授業を実施する基盤を喫緊に必要とする大学等を支援するため、シスコに協力を要請しました。これを受け、シスコはCisco Webex高等教育機関特別支援プログラムを提供することになりました。

 Cisco Webex高等教育機関特別支援プログラムでは、ゼミや研究室など多人数でのディスカッション向けのCisco Webex Meetings、1対Nのオンラインクラスを想定したCisco Webex Events、グループディスカッションを想定したCisco Webex Teams等を包含したライセンスを無償で提供します。ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなど様々なデバイスが利用可能で、離れた場所からでも授業を行うことができ、教材や資料の共有もできるクラウドサービスとして提供します。このサービスは国内外の高等教育機関や小中高校での遠隔授業で広く実績があります。

 さらに、今回の特別支援プログラムでは、従来の無償支援と異なり、シスコ製のビデオ専用端末を組み合わせることができます。これにより、既存の設備を最大限に活かした遠隔授業が可能になります。より高臨場での遠隔授業やより簡単な環境設定を望まれる方は、シスコまでお問い合わせください。

 今回提供するCisco Webex高等教育機関特別支援プログラムの概要は、以下のとおりです。

<Cisco Webex高等教育機関特別支援プログラム>

・受付開始日:2020年4月6日 (月曜日)予定

・対象:日本国内の大学・短期大学・高等専門学校の全教員・職員・学生

・期限:ライセンス提供開始から180日

本プログラムの提供期間は、180日間が基本です。ただし、支援先の利用者より延長の申し出があった場合には、事情を考慮しシスコの判断により延長を認めることがあります。

・申込および問い合わせ先:https://www.cisco.com/jp/go/remote/edu

上記サイトにて受付を行います。なお、申込は原則各大学の代表者1名にてお願いいたします。また、ご登録後、シスコより利用開始に必要な項目を確認させていただきます。

・Cisco Webex高等教育機関特別支援プログラム提供元:

原則として、シスコより各種Cisco Webexライセンスを提供します。

・主な機能:

今回提供するプログラムの主な機能は、以下のとおりです。

・開催回数、時間制限無し
・1講義あたり最大1000名まで参加可能

・講義録画機能(保存最大容量10GBまで)*4月28日更新
Webex データセンター上での録画保存最大容量変更についてのお知らせ
ご案内当初より本 180 日トライアルにおいては、有償版と同様の容量無制限を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症に伴う利用者急増により、データセンターの許容量を大幅に超えることが予想されるため、システム安定稼働の継続を目的に、4月 24 日より各校の保存最大容量を 10 GB に制限させていただきます。
誠に申し訳ございませんが、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

・資料共有機能(双方向)
・1対Nの授業ブロードキャスティング(Cisco Webex Eventsにて配信)
・グループディスカッション(授業途中での分割・統合が可能)
・ホワイトボードなどインタラクティブな授業ツール
・学生同士または教員とのメッセージングツール(Cisco Webex Teams)
・学内だけでなく学外の産学共同研究などでのコミュニケーション
・ネットワーク環境が良好でない場合は、電話を通じて音声だけでも参加可能
・ビデオ専用端末からも接続が可能
・講義の自動翻訳・議事録作成(順次アップデート予定)
・保守およびサポート(無償ライセンス):

保守およびサポートは原則提供されませんが、利用ガイド、オンラインヘルプ、また無料のウェビナーにて利用方法、運用方法などを提供します。

オンライン授業に関する各種コンテンツ、進行方法のガイドに関しては、下記ページをご参照ください。
https://www.cisco.com/jp/go/remote/edu

利用に関するオンラインウェビナーや利用ガイドに関しては、下記ページをご確認ください。
https://www.cisco.com/c/m/ja_jp/training-events/events-webinars/2018-collaboration-demo-trial.html

Webexのオンラインヘルプに関しては下記ページをご参照ください。
https://help.webex.com/ja-jp/

関連リンク

ニュースリリース(PDF版)

シスコと国立情報学研究所、全国の大学・短期大学・高等専門学校の遠隔教育を支援
- 180日間無償のCisco Webex高等教育機関特別支援プログラムをシスコが提供 -

※ここに掲載しているPDFは4月1日発表時に発行した内容です。リリース発行日以降の状況変化による内容変更が本ページに追加記載されていますので確認ください。
2020.04.28火1300時:講義録画機能について更新しました。
2020.07.16木1300時:申込受付終了について追記しました。


※本発表は、シスコシステムズ合同会社との共同発表です。
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