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基調講演のテーマは「コグニティブ」と「オープンサイエンス」/オープンハウス2017、6月9~10日に開催

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、6月9日(金)~10日(土)の2日間、研究成果や事業を広く一般の方々に知っていただくために、「国立情報学研究所オープンハウス2017(研究成果発表・一般公開)」を東京都千代田区の学術総合センターで開催します。所長による活動報告や成果発表会、ポスター展示、プレゼンテーションなどを通じて、NIIの取り組みや事業・サービスの内容、NIIの研究者の研究についてご説明いたします。プログラムなど詳細につきましては特設サイトをご覧下さい。

本年の基調講演は、クラウドを中心としたコグニティブコンピューティング時代のプラットフォームがテーマです。「これまで聞けなかったコグニティブ活用の神髄に迫る~NII-CICだから聴ける!」と題して、最先端のコグニティブ・テクノロジーを社会や産業、新たなビジネスに結び付け、イノベーションを創出しようというNIIのコグニティブ・イノベーションセンター(CIC)にご参加いただいている企業から、日本アイ・ビー・エム株式会社執行役員 ワトソン事業部長 吉崎敏文 様のイントロダクションに続き、株式会社フォーラムエンジニアリング取締役 竹内政博 様と日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所リサーチスタッフメンバー 上條浩一 様にお話しいただきます。その後のパネルディスカッションでは、CICの取り組みについて議論します。

NIIからの基調講演は、本年4月に設置したオープンサイエンス基盤研究センターのセンター長、山地一禎(コンテンツ科学研究系 准教授)が「オープンサイエンスを支える新しい学術情報基盤」についてお話しします。

「情報最前線:産官学連携交流会」は、企業などの研究開発者にNIIの研究者の取り組みや研究成果を知っていただく機会です。「研究発表会:ミクロとマクロから見るデータ解析」では、不動産取引や株式市場、婚活、インターネット広告など様々な分野を取り上げてデータ解析の面白さを解説します。今年で3年目となる人気企画の「NII研究100連発」には情報学の幅広い分野に取り組む研究者10名が参加し、1人10件、合計100件の研究を発表します。SINETアイデアソン「100Gbps/フルメッシュだから○○」は昨年4月に運用を始めた学術情報ネットワーク「SINET5」の特性を生かし、イノベーションにつながるアイデアを競います。また、NIIでは若年層の知的探求心を情報学の切り口から育成するため、3年前より小学生向けの「情報学ワークショップ」も開催しています。

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