イベント / EVENT
大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」
2020年4月以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、大学等においては遠隔講義に関する検討がなされてきました。国立情報学研究所ならびに大学の情報環境のあり方検討会では、大学等における遠隔授業や教育DX等に関する情報を共有することを目的に、2020年3月末より週1回から隔週のペースで、大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」から名称変更)を継続的に開催しています。
大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」
【第89回】 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(6/12 オンライン開催)
開催日時 2025年6月12日(木)10:30 -
共催 国立情報学研究所 大学の情報環境のあり方検討会
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
本シンポジウムは、下記申込みフォームよりお申込みをお願いします。
お申込み
【第89回】申込みフォームはこちら
※申込登録の後、Web会議システム、質問用 Slackへの接続先情報等を自動返信メールでお送り致しております。万が一、dc-sympo[at]nii.ac.jp からのメールが届かない場合は、「大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム(教育機関DXシンポ)」運営担当までご連絡を頂けますようお願いいたします。
プログラム
- 10:30 はじめに
1.「はじめに」
喜連川 優 情報・システム研究機構長 - 10:32 ご挨拶
2.「ご挨拶」
福井 俊英 文部科学省大臣官房審議官(科学技術・学術政策局担当)
- 10:35 生成AI
3.「AI時代の情報検索技術」
加藤 誠 国立情報学研究所・准教授/筑波大学・准教授
概要ChatGPTやPerplexity AI、Deep Researchなどの生成AIサービスが広く利用されるようになり、「検索はもはや不要」といった言説が散見される。 しかしながら、これらの技術の内部では依然として情報検索技術が用いられているため、検索自体が不要になったのではなく、人間による検索の比率が低下し、AIによる検索の比率が高まっていると捉えるべきである。 本講演では、生成AIと情報検索技術の共生関係、すなわち、生成AIが検索技術を活用し、また検索技術もAIを利用することで相互に性能を高め合うという関係性について論じる。 - 11:00 大学DX
4.「東北大学における内製生成AI基盤 〜生成AI革新期における実践報告〜」
鈴木 翔太 東北大学情報部デジタル変革推進課デジタルイノベーションユニット・専門職員
概要生成AIの急速な進展と社会実装が進む中、大学においてもその活用が多岐にわたり検討されている。 一方で、あまりにも目まぐるしく変化する生成AI技術やサービスの取捨選択は、各組織にとって重要な課題となっている。 この生成AI革新期に機動的に対応するため、東北大学では、SaaSサービスに加え、内製生成AI基盤である「Tohoku University GAI」を構築し、それらを併用している。 本発表では、この内製基盤について紹介するとともに、本学のDX推進における包括的な取り組みについても報告する。 - 11:25 オンライン授業
5.「人口減少社会における地域教育の支援ーT-baseの挑戦」
佐藤 豊記 北海道高等学校遠隔授業配信センター・次長
概要北海道高等学校遠隔授業配信センターは令和3年に設置された道教委の組織。北海道立の1学年1クラスの小規模高等学校32校に対し、GoogleMeetやzoomの会議システムを活用した授業を週に297時間ライブ配信しており、受講生は952名に上る。今年度から家庭科の配信も開始して、保健・体育と美術以外の9教科30科目の配信。その理念と仕組み、試行錯誤の現在地について解説。 - 11:50 生涯学習
6.「誰ひとり取り残されないデジタル化」
若宮 正子 ITエバンジェリスト
概要我が国の個人レベルのデジタル度は世界各国に比して非常に低い。中でも「年齢的には高齢者」が「男女別では女性」のデジタル度が非常に低い。これは、少子高齢化による人手不足時代を迎えつつある現在において国家的にも社会的にも非常に深刻な問題となりつつある。この改善策などを実際の高齢者目線から(本人現在90歳)語らせていただきたいと考えております。 - 12:15 教育DX
7.「教育DXの実現には何が必要か?」
竹村 治雄 教育テック大学院大学・学長/大阪大学 D3センター 招へい教授/大阪大学 名誉教授
概要本講演では講演者が大阪大学で取り組んできた教育情報化の歩みを振り返り、教育DX実現のための課題について考察する。さらに教育DXを推進するためには必要な人材を育成することが急務であるという考えに基づいて本年4月に開学した教育テック大学院大学を紹介する。同大学院は社会人対象のフルオンラインの専門職大学院大学であり、教育におけるデジタル変革を推進するために必須となる、教育経営学、教育情報学の専門職人材の育成を目指すものである。 - 12:40
8.「ディスカッション」 - 13:00
おわりに
喜連川 優 情報・システム研究機構長
ChatGPT利用経験アンケート調査 ご協力のお願い
当シンポジウムで取り上げたChatGPTについて、経験談を集約することでその能力と限界を明らかにすることを目的としたアンケート調査を実施いたします。
皆様のChatGPT3.5/4.0を使った経験談のご提供をよろしくお願い申し上げます。
なお、ご提供いただいた内容は、現状の把握ならびに今後の研究のために利用させていただきます。
https://nii.qualtrics.com/jfe/form/SV_39Gc0qluKEvgsRg
スマートフォンでお答えの場合は
こちらのQRコードから
お問い合わせ
国立情報学研究所
大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」」運営担当
dc-sympo[at]nii.ac.jp
参考情報
- これまで開催した本シンポジウムの講演資料と映像が検索できます
教育機関DXシンポアーカイブズ - これまで開催した本シンポジウムのプログラム一覧です
「教育機関DXシンポ」過去開催一覧 - バーチャルイベントを開催する教育研究機関を支援します
学校のバーチャルイベントのための「サイバー大講堂」 - 各種オンライン会議ツールのチェックリストです
「オンライン会議サービス用チェックリスト一覧」(学認クラウド導入支援サービス) - 通信量に配慮した授業の実施・設計手法のご案内です
「データダイエットへの協力のお願い:遠隔授業を主催される先生方へ」(2020/05/07)
「情報学最前線」 平成28年度 特別会 Q&A 平成28年度 第6回 Q&A 平成28年度 第5回 Q&A 平成28年度 第4回 Q&A 平成28年度 第3回 Q&A 平成28年度 第2回 Q&A 平成28年度 第1回 Q&A 平成27年度
「情報学最前線」 平成27年度 第6回 Q&A 平成27年度 第4回 Q&A 平成27年度 第3回 Q&A 平成27年度 第2回 Q&A 平成27年度 第1回 Q&A 平成26年度
「未来を紡ぐ情報学」 平成26年度 第8回 Q&A 平成26年度 第7回 Q&A 平成26年度 第6回 Q&A 平成26年度 第5回 Q&A 平成26年度 第4回 Q&A 平成26年度 第2回 Q&A 平成26年度 第1回 Q&A 平成25年度
「未来を紡ぐ情報学」 平成25年度 第8回 Q&A 平成25年度 第7回 Q&A 平成25年度 第6回 Q&A 平成25年度 第5回 Q&A 平成25年度 第4回 Q&A 平成25年度 第3回 Q&A 平成25年度 第2回 Q&A 平成25年度 第1回 Q&A 平成24年度
「人と社会をつなぐ情報学」 平成24年度 第8回 Q&A 平成24年度 第7回 Q&A 平成24年度 第3回 Q&A 平成24年度 第1回 Q&A 平成23年度 平成23年度 第8回 Q&A 平成23年度 第7回 Q&A 平成23年度 第6回 Q&A 平成23年度 第5回 Q&A 平成23年度 第4回 Q&A 平成23年度 第3回 Q&A 平成23年度 第2回 Q&A 平成23年度 第1回 Q&A 平成22年度 平成22年度 第8回 Q&A 平成22年度 第7回 Q&A 平成22年度 第6回 Q&A 平成22年度 第5回 Q&A 平成22年度 第4回 Q&A 平成22年度 第3回 Q&A 平成22年度 第2回 Q&A 平成22年度 第1回 Q&A 平成21年度 平成21年度 第8回 Q&A 平成21年度 第7回 Q&A 平成21年度 第6回 Q&A 平成21年度 第5回 Q&A 平成21年度 第4回 Q&A 平成21年度 第3回 Q&A 平成21年度 第2回 Q&A 平成21年度 第1回 Q&A 平成20年度 平成20年度 第8回 Q&A 平成20年度 第7回 Q&A 平成20年度 第6回 Q&A 平成20年度 第5回 Q&A 平成20年度 第4回 Q&A 平成20年度 第3回 Q&A 平成20年度 第2回 Q&A 平成20年度 第1回 Q&A 平成19年度 平成19年度 第8回 Q&A 平成19年度 第7回 Q&A 平成19年度 第5回 Q&A 平成19年度 第2回 Q&A 平成19年度 第1回 Q&A 平成18年度 平成18年度 第8回 Q&A 平成18年度 第7回 Q&A 平成18年度 第5回 Q&A 平成18年度 第3回 Q&A 平成17年度 平成16年度 平成15年度 市民講座アーカイブ
注目コンテンツ / SPECIAL

2025年度 要覧












アーカイブス
