イベント / EVENT

図書館総合展2020

図書館総合展とは、図書館を使う人、図書館で働く人、図書館に関わる仕事をしている人達が、"図書館の今後"について考え、「新たなパートナーシップ」を築いていく場です。当日会場では、図書館にまつわる様々なフォーラムやプレゼンテーション、多様な団体によるポスターセッション、そして企業による最新の技術や動向が伺えるブース出展など、様々な企画が行われます。

当研究所も出展いたしますので、図書館関係企業、図書館職員の皆様はもちろんのこと、学生や一般の方々のご参加を心よりお待ちしております。
日時

会期:11月1日(日)~11月30日(月)
コアタイム:11月4日(水)~11月6日(金)9:00-18:00

会場

オンライン

ハッシュタグ

Twitterハッシュタグは「#niiLF2020」です。感想や疑問・質問など、皆様のご意見をお寄せください。

NIIブース出展内容

NIIサービス A to Z!
「オープンサイエンス研究データ基盤」

国立情報学研究所(NII)は、情報学という新しい学問分野での「未来価値創成」を目指すわが国唯一の学術総合研究所として、ネットワーク、ソフトウェア、コンテンツなどの情報関連分野の研究開発を総合的に推進しています。

また大学共同利用機関として、学術コミュニティ全体の研究・教育活動のための学術情報基盤の構築を進めるとともに、全国の大学・研究機関や民間企業等との様々な連携・協力を重視した運営を行っています。

学術コンテンツに関しては、学術コミュニティに不可欠なコンテンツを大学などとの密接な連携により形成・確保し、付加価値をつけて広く発信するための情報基盤の構築を進めています。

国立情報学研究所の展示ブースでは、フォーラムテーマの内容を中心に、大学図書館を取り巻くサービスについて紹介します。

ブースコアタイム

オンライン上にバーチャルブースをご用意します。
事前予約・事前登録は不要です。

以下の時間帯をNIIコアタイムとし、説明員がブース内に常駐します。

11月4日(水) 10:45~11:45 / 17:15~18:15
11月5日(木) 12:00~13:00 / 16:15~17:15
11月6日(金) 12:15~13:15 / 15:45~16:45

NIIフォーラム内容

(1)誰がやる?研究データ管理サービス

日時

11月4日(水) 9:00~10:30

  • 参加無料、要申し込み
登壇者
  • 司会:南山 泰之(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
  • 講師:石田 栄美(九州大学統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻)
  • 講師:梶野 顕明(茨城大学研究・産学官連携機構)
  • 講師:藤原 由華(京都大学附属図書館学術支援課学術支援掛)
概要

研究データ管理の実践に支援人材が不可欠であることは、政策文書でも幾度となく言及されているが、その具体化は全く進んでいない。欧米との格差は更に広がっている。このままでは、日本の研究データ管理やオープンサイエンスに未来はない。では、それを誰が担うべきなのか? 支援人材に求められる素養は非常に幅広く、実現するためには全学あるいは複数部署による協働が必須となる。

本フォーラムでは、実際にサービスを展開している数少ない国内事例を紹介しつつ、サービスを支えるための人材確保や協働のあり方について、聴衆も交えながら議論を深めたい。

  • 9:00-9:05
    趣旨説明
    講師:南山 泰之(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
    | 映像 資料
  • 9:05-9:25
    九州大学で実施した研究データサービスに関するイベントの経緯とねらい
    講師:石田 栄美(九州大学統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻)
    | 映像 資料
  • 9:25-9:45
    何をどう支援する?~URAから見た研究データ管理サービスの取組と課題~
    講師:梶野 顕明(茨城大学研究・産学官連携機構)
    | 映像 資料
  • 9:45-10:05
    京都大学図書館機構における研究データマネジメント支援の取り組み
    講師:藤原 由華(京都大学附属図書館学術支援課学術支援掛)
    | 映像 資料
  • 10:05-10:30
    質疑
    | 映像 資料

(2)まったなし次期JAIRO Cloud本番移行

日時

11月4日(水) 15:30-17:00

  • 入場無料、要申し込み
登壇者
  • 司会:新妻 聡(国立情報学研究所学術基盤推進部)
  • 講師:林 正治(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
  • 講師:林 豊(国立情報学研究所学術基盤推進部)
  • 講師:松原 恵(東京大学情報システム部情報基盤課)
概要

次期JAIRO Cloud本番移行に対する不安、疑問にお答えします。本セッションでは、直前に迫った次期JAIRO Cloud本番移行に関する最新情報をご紹介します。特に、2020年12月開始予定の本番移行の詳細なスケジュール、2020年6〜7月に実施したβテストの結果を受けて改善したデータ移行仕様について説明します。また、フィードバックフォームにお問い合わせいただいた内容について報告します。

  • 15:30-15:45
    次期JAIRO Cloud本番移行のスケジュール
    講師:林 正治(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
    | 映像 資料
  • 15:45-16:05
    次期JAIROCloud(WEKO3)データ移行仕様について
    講師:林 豊(国立情報学研究所学術基盤推進部)
    | 映像 資料
  • 16:05-16:25
    次期JAIRO Cloud(WEKO3)βテストフィードバックのとりまとめ
    講師:松原 恵(東京大学情報システム部情報基盤課)
    | 映像 資料

(3)図書も,雑誌も,メタデータも:一緒に考えてみよう!CAT2020以降の目録担当者育成

日時

11月5日(木) 11:00-11:45

    • 入場無料、要申し込み
登壇者
  • 司会:村上 遥(国立情報学研究所学術基盤推進部)
  • 講師:矢崎 美香(九州女子大学人間科学部人間発達学科人間基礎学専攻)
  • 講師:羽賀 真記子(九州大学附属図書館)
  • 講師:布野 真秀(東京外国語大学総務企画部学術情報課)
  • 講師:中村 健(公立大学法人大阪大阪市立大学学術情報課)
概要

NACSIS-CAT目録担当者が、CAT2020以降も必要とされる様々な書誌事例の登録・修正に対応可能な知識・技術を修得することを目的として、NIIでは『目録システム書誌作成研修』を開催しています。

2020年度は、これまでの集合研修をさらに強化するためにセルフラーニング教材を開発し、研修後に受講するフォローアップ研修(ウェブ開催)の試行も予定しています。本フォーラムでは、これらの概要についてご紹介し、ウェブを併用した新しい研修形式をご案内します。

  • 11:00-11:05
    CAT2020何を変え、何を残すのか。
    講師:村上 遥(国立情報学研究所学術基盤推進部)
    | 映像 資料
  • 11:05-11:15
    リニューアル!! 2021年度目録システム書誌作成研修
    講師:矢崎 美香(九州女子大学人間科学部人間発達学科人間基礎学専攻)
    | 映像 資料
  • 11:15-11:25
    目録システム書誌作成研修 受講者向けセルフラーニング教材のご紹介
    講師:羽賀 真記子(九州大学附属図書館)
    講師:布野 真秀(東京外国語大学総務企画部学術情報課)
    | 映像 資料
  • 11:25-11:35
    フォローアップ研修の紹介
    講師:中村 健(大阪市立大学学術情報課)
    | 映像 資料
  • 11:35-11:44
    質疑
    | 映像 資料

(4)学術情報基盤を支えるシステムと制度のこれから

日時

11月5日(木) 13:00-16:00

  • 入場無料、要申し込み
登壇者
  • 司会:小野 亘(国立情報学研究所学術基盤推進部)
  • 講師:小山 憲司(中央大学文学部、これからの学術情報システム構築検討委員会委員長)
  • 講師:飯野 勝則(佛教大学図書館、システムワークフロー検討作業部会主査)
  • 講師:相原 雪乃(北海道大学附属図書館、システムモデル検討作業部会主査)
  • 講師:粟谷 禎子(公立はこだて未来大学情報ライブラリー、これからの学術情報システム構築検討委員会委員)
  • 講師:加藤 信哉(公立大学法人国際教養大学)
  • 講師:木下 直(鳥取大学研究推進部図書館情報課、システムワークフロー検討作業部会委員)
  • 講師:村上 遥(国立情報学研究所学術基盤推進部)
概要

これからの学術情報システム構築検討委員会が公開した「これからの学術情報システムの在り方について(2019)」内で提示された共同調達について、さまざまなモデル案を提示し,イメージを共有していきます。

  • 13:00-13:10
    はじめに
    講師:小野 亘(国立情報学研究所学術基盤推進部)
    | 映像
  • 13:10-13:25
    「これからの学術情報システムの在り方について(2019)」で描く学術情報基盤を支えるシステムと制度のこれから
    講師:小山 憲司(中央大学文学部/これからの学術情報システム構築検討委員会委員長)
    | 映像 資料
  • 13:25-13:40
    学術情報基盤を支えるシステムと制度のこれから 国立情報学研究所における次期目録所在情報サービスの検討状況
    講師:村上 遥(国立情報学研究所学術基盤推進部)
    | 映像 資料
  • 13:40-14:10
    佛教大学図書館でのAlma導入の現況 今後の国内での導入可能性を踏まえて
    講師:飯野 勝則(佛教大学図書館/システムワークフロー検討作業部会主査)
    | 映像 資料
  • 14:10-14:40
    学術情報基盤を支えるシステムと制度のこれから運用モデル
    講師:相原 雪乃(北海道大学附属図書館/システムモデル作業部会主査)
    | 映像 資料
  • 14:50-15:50
    ディスカッション
     小山 憲司(中央大学文学部、これからの学術情報システム構築検討委員会委員長)
     飯野 勝則(佛教大学図書館、システムワークフロー検討作業部会主査)
     相原 雪乃(北海道大学附属図書館、システムモデル検討作業部会主査)
     粟谷 禎子(公立はこだて未来大学情報ライブラリー、これからの学術情報システム構築検討委員会委員)
     加藤 信哉(公立大学法人国際教養大学)
     木下 直(鳥取大学研究推進部図書館情報課、システムワークフロー検討作業部会委員)
    | 映像
  • 15:50-16:00
    質疑
    | 映像 資料

(5)機関リポジトリについて考えよう!
アーカイビングポリシーデータベース連携と制限公開からみる将来像

日時

11月6日(金) 10:30-12:00

  • 入場無料、要申し込み
登壇者
  • 司会:末田 真樹子(国立情報学研究所学術基盤推進部)
  • 講師:宍戸 邦章,金 政芸,郭 凱鴻,岩井 紀子(大阪商業大学JGSS研究センター)
  • 講師:藤田 祥子(筑波大学附属図書館)
  • 講師:林 正治(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
  • 講師:朝岡 誠(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
  • 講師:河合 将志(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
概要

日本における機関リポジトリ設置数は800以上にも及び、日本は世界でも有数の機関リポジトリ保有国となっている。しかしながら、コミュニティ全体としてのその活用方針について十分な議論がなされているとはいいがたい。そこで本フォーラムでは、グリーンOAの推進を活用方針として改めて提案し、その省力的な実現を可能にするアーカイビングポリシーデータベース連携機能を紹介する。

また、制限公開の推進も活用方針として提案し、条件を満たした利用者のみへのデータ提供を実現する制限公開機能について説明する。

  • 10:30-10:45
    機関リポジトリの将来像
    講師:林 正治(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
    | 映像 資料
  • 10:45-11:00
    アーカイビングポリシーDB連携機能
    講師:河合 将志(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
    | 映像 資料
  • 11:00-11:15
    アーカイビングポリシーデータベース連携機能実証実験の成果報告
    講師:藤田 祥子(筑波大学附属図書館)
    | 映像 資料
  • 11:15-11:30
    制限公開機能
    講師:朝岡 誠(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
    | 映像 資料
  • 11:30-11:45
    制限公開実証実験の成果報告:JGSSデータダウンロードシステムの開発
    講師:宍戸 邦章,金 政芸,郭 凱鴻,岩井 紀子(大阪商業大学JGSS研究センター)
    | 映像 資料
  • 11:45-12:00
    質疑
    | 資料

(6)CiNii、研究データに出会う。

日時

11月6日(金)14:00-15:30

  • 入場無料、要申し込み
登壇者
  • 司会:阪口 幸治(国立情報学研究所学術基盤推進部)
  • 講師:三輪 哲(東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター)
  • 講師:松田 朝彦(物質・材料研究機構統合型材料開発・情報基盤部門 材料データプラットフォームセンター)
  • 講師:前田 隼(北海道大学附属図書館)
  • 講師:大波 純一(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
概要

これまで国立情報学研究所では、研究者や図書館員が文献情報を発見するための基盤としてCiNiiと呼ばれるディスカバリーサービス群を提供してきた。一方近年、オープンサイエンスの考え方が浸透し、文献だけでなく研究データやプロジェクト情報など、研究活動に関わる多くの情報が公開される傾向にある。この流れを受けて今回、CiNii Research(サイニィ リサーチ)というサービスを開発した。このサービスでは文献だけでなく、機関リポジトリの研究データ、KAKENの研究プロジェクト情報などを含めて、シンプルなインターフェースから気軽に横断検索することができる。同様のサービスは国内外でも続々とリリースされつつある。図書館や研究者が期待するディスカバリーサービスの「これから」を考えるべく、本フォーラムを開催する。

  • 14:00-14:25
    CiNii Reserchプレ版の概要説明
    講師:大波 純一(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
    | 映像 資料
  • 14:25-14:35
    社会科学データアーカイブとCiNii Researchへの期待
    講師:三輪 哲(東京⼤学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター)
    | 映像 資料
  • 14:35-14:45
    物質・材料研究データの探しやすさ
    講師:松⽥ 朝彦(物質・材料研究機構統合型材料開発・情報基盤部⾨材料データプラットフォームセンター)
    | 映像 資料
  • 14:45-14:55
    新時代のCiNiiに期待すること~大学図書館の窓から~
    講師:前田 隼(北海道大学附属図書館)
    | 映像 資料
  • 14:55-15:05
    現行CiNiiから見たCiNii Research
    講師:阪口 幸治(国立情報学研究所学術情報基盤推進部)
    | 映像 資料
  • 15:05-15:20
    CiNii Researchプレ版Demonstration
    講師:大波 純一(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
    | 映像 資料
  • 15:20-15:30
    質疑
    | 映像

お問い合わせ

国立情報学研究所の出展内容に関して

国立情報学研究所 広報チーム
libraryfair[at]nii.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください
TEL: 03-4212-2138

図書館総合展に関して

図書館総合展運営委員会事務局
第22回図書館総合展 http://www.libraryfair.jp/

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