イベント / EVENT
平成25年度 研究報告会
平成25年度研究報告会「社会システム・サービス最適化のためのサイバーフィジカルIT統合基盤の研究:ソーシャルCPSの提案―社会サービスを変革する情報技術」
開催趣旨
フィジカル世界(実社会)をサイバー空間に抽象化して社会の様々なリソースの状況把握や管理を行い、それにもとづく社会活動の効率化や人々の満足度の最大化といった社会サービス変革をめざしたサイバーフィジカルシステム(CPS):ソーシャルCPSの検討を進めています。これは実社会を感知する様々なセンサーとデータ収集のためのネットワーク、収集したデータの管理基盤と分析サービス処理基盤、そして実世界へフィードバックするアクチュエータまでを連携したIT統合基盤であり、今後の社会のオペレーションのための情報基盤と位置づけられます。
本プロジェクト「社会システム・サービス最適化のためのサイバーフィジカルIT統合基盤の研究」(【略称:CPS IIP(Integrated IT Platform) プロジェクト】)は、この分野の研究開発を国内でリードする国立情報学研究所、北海道大学、大阪大学、九州大学が連携して推進しています。今回の報告会では、平成25年度全体の活動報告としてIT統合基盤のアーキテクチャやこれを構成する技術、および実社会への効用検証のための諸課題について議論します。
主催
国立情報学研究所
共催
北海道大学知識メディア・ラボラトリー、大阪大学、九州大学
開催日時
平成26年2月27日(木) 10:00-17:30 (受付開始 午前の部9:40 /午後の部 13:40)
プログラム
10:00-13:00 | 来賓挨拶 文部科学省 ソーシャルCPS構築のためのアーキテクチャと技術基盤 「センシングとデータ収集」 「データ管理」 「解析・可視化サービス基盤」 |
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14:00-14:45 | キーノート "Data Analytics for the Quantified-Self: A Personal Viewpoint of Social-Cyber-Physical Systems and Big Data" Prof. Vassilis Christophides, University of Crete ※英語での講演です 詳細を見る Bio:
Prof. Vassilis Christophides is a Professor in the Department of Computer Science, University of Crete and affiliated to the Information Systems Laboratory of the Institute of Computer Science, FORTH. He graduated in 1988 from the Electrical engineering at the National Technical University of Athens (NTUA), Greece. He received his DEA in computer science in 1992 from the University PARIS VI, and his Ph.D. in 1996 from the Conservatoire National des Arts et Metiers (CNAM) of Paris, France. He has been scientific coordinator of a number of research projects funded by the funded by the European Union, the Greek State and private foundations on the Semantic Web and Digital Preservation at the Institute of Computer Science of FORTH. He recently joined Technicolor, R&I Center in Paris with a leave of absence from the University of Crete. He has published over 130 articles in high-quality international conferences, journals and workshops. He has received the 2004 SIGMOD Test of Time Award and the Best Paper Award at the 2nd and 6th International Semantic Web Conference in 2003 & 2007. He will be the General Chair of the upcoming join EDBT/ICDT Conference in 2014 at Athens. Abstract: We are witnessing a new kind of lifelogging applications in the context of quantified-self (QS) movement that spans the physical, cyber and social worlds. Individuals act as first-party data producers by constantly monitoring their bodies, practices, emotions, etc. thought a myriad of wearable sensors or mobile applications (e.g., Fitbit, BodyMedia, Jawbone, Nike, etc.). Such fine-grained personal data are aggregated by a dedicated cyber-infrastructure to the QS trackers in the Internet of Things (IoT) and analyzed by vertical applications (e.g., well-being and health). Since they have a direct-value for self-reflection, sense making and healthy behavior change, such personal data are additionally shared, compared and commented by the individuals themselves in the cyber world using third-party applications (e.g., Walgreen, PatientsLikeMe, CureTogether, etc.). However, the value of personal data is not yet fully exploited by their own creators. The emerging IoT bears several similarities with the early days of the WWW: proprietary data formats, data silos and data consumer applications. Individuals are still striving for tools that can help them to gather, manage and make sense of their digital exhaust. In this talk we will survey major QS research projects and highlight research challenges and opportunities for personal data analytics in order to assist individuals in everyday decision making regarding their quality of life. |
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14:45-16:15 | 社会システム・サービス最適化のためのソーシャルCPSの実証実験構想 「除排雪サービスの効率化」 「環境・エネルギー最適化」 |
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16:30-17:30 | パネルディスカッション 「ソーシャルCPSの可能性と実現に向けての課題」 |
会場
学術総合センター 2階 中会議場
〒101-8430
東京都千代田区一ツ橋2-1-2
アクセス
東京メトロ半蔵門線/ 都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」A9出口、東京メトロ東西線「竹橋」1b出口 各出口より徒歩5分
参加申込(参加費:無料/定員 250名)
申し込み受付は終了いたしました。
お申し込みがお済みでない方は当日受付へお越しください。
お問い合わせ先
国立情報学研究所 サイバーフィジカル情報学国際研究センター
cps-event-office[at]nii.ac.jp
※ [at]を@に置き換えてご送信ください。
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