イベント情報
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2018年(平成30年度)
2018年度SPARC Japanセミナー年間予定表

第1回 SPARC Japan セミナー2018
「データ利活用ポリシーと研究者・ライブラリアンの役割」

日時

2018年9月19日(水)13:30-17:10

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場所

国立情報学研究所  12階 1208,1210会議室

イベントは終了しました。
多数のご参加,アンケートご協力ありがとうございました。
当日の発表資料は近日中に公開します。
動画は編集後に再公開いたします。ご了承ください。

更新記録

・Webアンケートの受付を終了しました。(2018/09/21)
講演要旨を追加しフライヤーとプログラムを更新しました。(2018/09/04)
・お申込み多数により会場の定員に達しましたため,参加申込受付を終了しました。(2018/09/03)
講師紹介を公開しました。(2018/08/31)
参加申込受付を開始しました。(2018/08/24)
・フライヤーを公開しました。(2018/08/24)
・ウェブページを公開しました。(2018/08/17)

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アウトライン

【概要】

  日本におけるオープンサイエンスの推進に向け,研究データの利活用に向けた取り組みが各所で進められている。しかし,これを実現するための方針であるデータポリシーやその運用体制の整備は不十分である。この状況を踏まえ,「国立研究開発法人におけるデータポリシー策定のためのガイドライン」(以下,「ガイドライン」という。)が策定された(※1)。このガイドラインに基づき,国立研究開発法人のみならず,公的資金の配分を受ける大学や企業等においても,データポリシーを作成する必要に迫られている。(※2)

  ガイドラインでは,研究データ管理・利活用ポリシー策定におけるポイントや,定めるべき項目(目的,定義,制限事項,管理,メタデータ,識別子など)が示されている。研究データを日々生成し管理・公開を行う研究者はもちろん,メタデータの付与などを通じて研究データの品質管理・流通・提供に携わる図書館員も,各々の専門性を発揮してデータポリシーの策定に積極的に関わることが求められている。たとえば,ガイドラインにおいてはデータが具備すべき要件として「国際的なデータ管理原則である「FAIR 原則(※3)」に可能な限り沿うもの」とされている。ここでうたわれる「Findable(見つけられる),Accessible(アクセスできる),Interoperable(相互運用できる),Reusable(再利用できる)」 という原則は,研究データのみならず,これまでの主たる対象であった文献情報を含む学術情報流通全般に適用でき,図書館におけるサービスの基底となりうる考え方といえる。

  本セミナーでは,このガイドラインの位置づけや経緯を踏まえ,どのようにしてデータポリシーを策定するか,また図書館の提供サービスにおいてデータポリシーをどのように活用できるかを検討する。


※1 総合科学技術・イノベーション会議に設置された「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」による。
※2 イノベーション戦略調整会議で検討が進められている「統合イノベーション戦略(素案)」によると,国立研究開発法人のデータポリシーの作成は2020年度末まで,研究資金配分機関によるデータポリシー策定要請の制度化は2021年度予算での公募までに導入することとされている。
※3 「データ共有の基準としてのFAIR原則」(2018 年4 月19 日,NBDC研究チーム)DOI:10.18908/a.2018041901

【参加対象者】
研究者,図書館員,URA,学術出版職にある方々

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プログラム
司会: 林 賢紀 (国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター)

時間

内容

講師

13:30-13:35

開会挨拶/概要説明

林 賢紀
(国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター)

13:35-14:15

統合イノベーション戦略と研究データ管理・利活用ポリシー策定ガイドラインが目指すもの

[講演要旨]

赤池 伸一
(科学技術・学術政策研究所 / 内閣府)


林 和弘
(科学技術・学術政策研究所)

14:15-14:20

休憩

14:20-15:00


国立環境研究所データポリシーとデータ公開に向けた試み


[講演要旨]

白井 知子
(国立環境研究所 地球環境研究センター)

15:00-15:05

休憩

15:05-15:45

地域研究画像デジタルライブラリにおけるデータベース協働構築の実際

[講演要旨]

丸川 雄三
(国立民族学博物館)


石山 俊
(国立民族学博物館)

15:45-16:05

休憩

16:05-17:05

パネルディスカッション

【モデレーター】
林 賢紀
(国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター) 

【パネリスト】
赤池 伸一
(科学技術・学術政策研究所 / 内閣府)

林 和弘
(科学技術・学術政策研究所)

白井 知子
(国立環境研究所 地球環境研究センター)

丸川 雄三
(国立民族学博物館)

石山 俊
(国立民族学博物館)

17:05-17:10

閉会挨拶

武田 英明
(国立情報学研究所)

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参加費
無料
参加申込

会場定員に達しましたため,受付は終了いたしました。多数のお申込み誠にありがとうございました。
今回ご参加いただけなかった方は,恐縮ですが終了後に当サイトで公開する資料等をご参照ください。


※申込後,数日経っても返信が届かない場合や,キャンセルご希望の場合は下記へお問い合わせください。
※ご連絡いただいた個人情報は,国立情報学研究所主催イベント等のご案内と開催変更等の緊急連絡に使用いたしますのでご了承ください。

申込期限: 2018年9月14日(金)

定員: 70名

  •   動画中継を行う予定です。詳細は当日までに,Webサイトにてお知らせします。
     なお会場の通信環境によっては,中継中断の可能性もございますのでご了承ください。
  •   動画中継をご利用の場合はお申し込みの必要はございません。
  •   会場の都合により,申込期限の9/14(金)より前に受付を締め切る場合がございますのでご了承ください。
  •   締め切り後に参加ご希望の方は,恐縮ですが当日の動画中継をご利用いただくともに,終了後に当サイトで公開する資料等をご参照ください。

お問い合わせ先: 国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課支援チーム SPARC担当
E-mail co_sparc_all@nii.ac.jp FAX 03-4212-2375

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講師紹介

◇赤池 伸一  (科学技術・学術政策研究所 / 内閣府)

科学技術・学術政策研究所 上席フェロー(併)内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付参事官。1992年科学技術庁入庁,文部科学省,在スウェーデン日本国大使館,内閣府,科学技術振興機構,一橋大学イノベーション研究センター教授等を経て,2016年より文部科学省・学術技術学術政策研究所科学技術予測センター長,2018年より現職。内閣府政策統括官(科学技術イノベーション担当)付参事官等を併任。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(学術修士),英国サセックス大学科学技術政策部門(SPRU)修士課程修了(理学修士),東京工業大学大学院社会理工学研究科修了(学術博士)。専門は科学技術イノベーション政策の経済社会効果,ノーベル賞受賞者の分析等。

◇林 和弘  (科学技術・学術政策研究所)

科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター 上席研究官。1995年ごろより日本化学会の英文誌の電子ジャーナル化と事業化を大学院時代のアルバイトを端緒に行う。電子投稿査読,XML出版,J- STAGEの改善,電子ジャーナル事業の確立と宣伝活動など,幅広いフェーズで実務に基づき考察と改善を加え,当該誌を世界最速クラスで発行する電子ジャーナルに整え,2005年にはオープンアクセス対応を開始し,電子書籍(ePub)対応の技術立証も行った。その経験を生かして日本学術会議,SPARC Japanなどを通じて日本発の情報発信をより魅力的にするための活動を行い,電子ジャーナルの将来と次世代の研究者コミュニケーションのあり方についても興味を持つ。2012年より文部科学省科学技術・政策研究所において政策科学研究に取り組んでおり,科学技術予測調査に加えてオープンサイエンスのあり方と政策づくりに関する調査研究に取り組んでいる。現在,内閣府,G7科学技術大臣会合,OECDのプロジェクトにおけるオープンサイエンス専門家として活動。SPARC Japan運営委員会委員。

◇白井 知子  (国立環境研究所 地球環境研究センター)

国立環境研究所地球環境研究センター 主任研究員。1999年東京大学理学系研究科博士課程修了。同年宇宙航空研究開発機構地球観測研究部門にて,上空大気の航空機観測や,宇宙からの地球観測センサ等を担当。2001年~2002年,米カリフォルニア大学アーバイン校に滞在越境大気汚染等について共同研究を行う。2004年以降,国立環境研究所にて,温室効果ガスの排出・吸収状況と,その大気中での挙動についての研究を行う。2011年から,地球環境データのデータベース化やデータ利活用の推進にも携わっている。2018年4月より企画部研究企画主幹兼務。

◇丸川 雄三  (国立民族学博物館)

国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授。2003年,東京工業大学大学院博士後期課程(計算工学専攻)修了。博士(工学)。東京工業大学精密工学研究所助手,国立情報学研究所連想情報学研究開発センター特任准教授,国際日本文化研究センター文化資料研究企画室准教授を経て,2013年10月から現職。専門は連想情報学による文化情報発信手法の研究。これまで手掛けた主なサービスは,『文化遺産オンライン』,『国立美術館遊歩館』,『想 -IMAGINE 早稲田大学演劇博物館』など。

◇石山 俊  (国立民族学博物館)

国立民族学博物館地域研究画像デジタルライブラリープロジェクト研究員。専門分野は,アフロ・ユーラシア乾燥地域研究および同地域における文化人類学的研究。主な調査地は,サハラ・オアシスおよびサハラ南縁乾燥地域(サーヘル・スーダン地域 )。

◇林 賢紀  (国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター企画連携部情報広報室情報管理科情報管理係長。2014年4月より現職。博士(情報学)。図書館や公式Webサイトの運営管理,データベースの構築支援など,研究情報の収集及び発信に携わっている。

講演要旨

◆統合イノベーション戦略と研究データ管理・利活用ポリシー策定ガイドラインが目指すもの

   (赤池 伸一, 林 和弘)

2018年6月に閣議決定された統合イノベーション戦略において,オープンサイエンスは「知の源泉」を支える柱の一つとして位置づけられた。そして,その具体的な施策として,研究開発法人が研究データポリシーを策定することが掲げられ「研究データ管理・利活用ポリシー策定ガイドライン」が作成された。本講演では,統合イノベーション戦略とその戦略ににおけるオープンサイエンスの役割を解説し,ガイドラインについてその背景と狙いと共に紹介することで,研究データ利活用を更に具体的に進めるための議論を促す。

◆国立環境研究所データポリシーとデータ公開に向けた試み

   (白井 知子)

国立環境研究所では,幅広い分野の環境研究を学際的かつ総合的に進めている。環境研究は多岐に渡るため,使われるデータも分野ごとに特徴があり,データを公開することへの関心や懸念も異なる。そのような状況の下,研究所は,平成29年4月,「国立環境研究所データの公開に関する基本方針(データポリシー)」を策定,公開した。データポリシーの紹介および策定に至る背景,研究所におけるデータ公開に向けた試みについて紹介する。

◆地域研究画像デジタルライブラリにおけるデータベース協働構築の実際

   (丸川 雄三, 石山 俊)

国立民族学博物館では,世界各地で撮影された写真や動画を集積するデータベース「地域研究画像デジタルライブラリ」の構築を進めている。当事業は科研費による学術研究支援基盤形成事業であり,公募によって選ばれた科研費プロジェクトの代表者とともに,写真のデジタル化および撮影内容のデータ化を実施する。そのためデータベースの構築においては各プロジェクトの研究者と密接に連携する必要がある。実際に支援を担当する発表者の立場から,データベース協働構築における情報システムと支援業務のあり方や課題等について報告する。

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最終更新日:2018年9月21日