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イベントのお知らせ

平成30年度 第1回 産官学連携塾: 「光が導く屋内ナビゲーション ―可視光通信と測位技術の融合―」

 スマホの動画カメラとマイクで光信号や音響信号をとらえ、その高度な演算機能で解析することで、新しいモバイル応用が可能となっています。その一例は可視光通信技術であり、LED 照明光などを高速変調して行う情報通信です。また屋外の GPS による歩行者ナビゲーションを建物内環境に延長した屋内ナビゲーションも、スマホの新しい利用法として期待されています。

 可視光通信と屋内ナビゲーションは新しいスマホ応用として期待されるものですが、これまで異なった技術と考えられてきました。しかし両者は動画カメラやマイクという同種センサーを使って実施でき、両者を連携して行うことで、ナビゲーションの位置精度を飛躍的に高め、またきめ細かいナビ・ガイダンスを行えることがわかってきました。

 今回はスマホのセンサーフュージョンの一例として、カメラを使った可視光通信・屋内ナビゲーションについて最新の研究を解説します。新しいスマホ応用に興味をもつ皆様の参加を期待します。

日時

9月20日(木)16:00-18:00

会場

国立情報学研究所 12階 1208・1210会議室(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
※申込人数が定員を上回りましたため、上記会場に変更しました。

対象

企業

講師
定員

30名

参加費

無料(申込み必要)

Agenda

16:00~16:20 橋爪宏達 講演
「音をどう測る、光をどう測る」
スマホのセンサーで行うタイミング信号の処理法について説明します。

16:20~16:40 牧野秀夫 講演
「可視光通信による測位:情報発信源としての照明器具」
電源や設置場所も確保されている屋内の照明器具を光ビーコンとして利用します。

16:40~17:00 杉本雅則 講演
「音と光を使う測位アプリケーション」
可視光通信と音響測位を組み合わせたスマートフォンアプリケーションの例を紹介します。

17:00~17:10 休憩

17:10~18:00 グループディスカッション

参加申込み

参加申込み受付を終了いたしました

お問い合わせ

国立情報学研究所 研究戦略室 nii-ura [at] nii.ac.jp

国立情報学研究所 産官学連携塾
産官学連携塾は、情報学における最先端の研究動向を熟知する講師陣(研究者)と受講者(応用技術者、利用ユーザ等)との質疑応答や交流を通じて、受講者の皆様に、最新技術動向の把握や将来のビジネスチャンスに繋がるヒントなどを得ていただくことを目的にNIIが無料で定期的に開催しているイベントです。

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