イベント / EVENT
イベントのお知らせ
第2回先端モバイル駆動研究センター 令和7年度成果発表会
ローカル5Gテストベッドを活用した実証実験結果、研究成果報告
開催趣旨
超高速・超低遅延・多数同時接続といった特長がある第5世代移動通信システム(モバイル5G)は、我が国の経済成長に不可欠な基幹インフラとして、様々な分野での活用が期待されており、公衆モバイルネットワークに加え、ローカル5Gと呼ばれるプライベートモバイルネットワークが制度化されています。ローカル5Gは、大学や企業、自治体等の様々な運用主体が自らの建物や敷地内でモバイル5Gの電波を占有できる環境を構築できるため、様々な分野における斬新な活用やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進などが期待されています。
先端モバイル駆動研究センターでは、SINET6の高速性を最大限に活用しつつ、今後展開が期待されるローカル5Gによる電波の占有、アンテナの動的指向制御、上り方向通信帯域割合変更などを可能とする高性能で高機能なモバイル環境を活かした革新的サービス創成を目的として、産学連携体制で研究を実施しています。具体的には、当センターが実験用として保有する学術専用のローカル5Gシステムを活かして、様々なユースケース蓄積や高度なアプリの開発・活用を通じ、新たな価値を生み出す革新的な共用プラットフォームの創出を目指しています。
この度、当センターが全国規模で整備したローカル5Gテストベッドを活用する研究テーマ提案が採択された参加大学等による、実証実験結果、研究成果等を報告する令和7年度成果発表会を開催いたします。研究成果のみならず、ローカル5G活用に興味ある大学等研究機関、産業界企業の方々に対して、取り組む考え方やきっかけ、導入/運用に関する課題、留意点等々の情報も広く提供できる発表を行います。奮ってご参加のほど、よろしくお願いいたします。
開催日時
令和8年3月27日(金)15:00-17:00
プログラム
| 15:00-15:05 | 開会挨拶 黒橋 禎夫 センター長/NII所長 来賓挨拶 吉田 進 副センター長(京都大学 名誉教授) |
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| 15:05-15:30 | 全体講演: 「未定」近日中に公開予定 中尾 彰宏 副センター長、東京大学大学院工学系研究科 教授 詳細を見る 略歴:
1991年東京大学理学部 1994年同大学院修士課程修了。IBMテキサスオースチン研究所、東京基礎研究所などを経て、プリンストン大学大学院コンピュータサイエンス学科にて修士・博士学位取得。2005年、東京大学大学院情報学環 助教授に就任。2014年2月 同教授に就任。2016年学際情報学専攻長兼任。2019年より情報学環副学環長、東京大学総長補佐兼任。2020年より東京大学総長特任補佐兼任。 2021年4月より東京大学工学系研究科に異動(現職)、東京大学次世代サイバーインフラ連携研究機構 機構長を兼任。2023年4月より、システム創成学科長に就任。2024年度電子情報通信学会通信ソサイエティ会長に選出される(2024年6月就任)。専門は情報通信。5G/Beyond5G/IoTに関する複数の産学連携プロジェクトのリーダーを務める。 講演概要:近日中に公開予定 |
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| 15:30-15:50 | 実証実験1: 「ローカル5Gを利用したヒューマノイドロボットの遠隔操作とその応用」 河口 信夫 名古屋大学未来社会創造機構/大学院工学研究科 教授 詳細を見る 略歴: 1995年3月名古屋大学博士後期課程満了。その後、名古屋大学助手等を経て2009年より同大学教授。情報通信、AI、モビリティ、ロボティクスを基盤とした大規模分散システムや実世界データ駆動型モデリングの研究を牽引。自動運転ベンチャー TIER IVの創業時取締役。最近では遠隔ロボティクスや量子アニーリングに基づく物流倉庫の最適化に関する研究などを幅広く推進している。 講演概要: 近年、急速に開発が進んでいるあるヒューマノイドロボットであるが、完全にAIで自律作業ができるようになるには、まだ少し時間がかかりそうである。我々は、様々なロボットアームを一般のVRゴーグルで遠隔制御するプロジェクト (https://sip3-metawork.com) を進めており、メタバースを通じてどこからでも働ける「メタワーク」を提唱している。本研究では、ローカル5Gを通じて遠隔でヒューマノイドロボットの制御を行い、その有効性を確認すると同時に、遠隔作業の実現と、AIのための学習データ収集活動を進めている。 |
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| 15:50-16:10 | 実証実験2: 「ローカル5Gを用いた高精細映像配信技術の検証」 丸山 充 神奈川工科大学情報学部 教授 詳細を見る 略歴: 1985年3月 電気通信大学大学院 修士課程 応用電子工学専攻 修了。同年4月 日本電信電話株式会社(NTT)入社。主として、高精細画像情報提供システムの研究開発、ビデオ・オン・デマンドシステム、超高速プロトコル処理、IPベースの実時間HDTV映像伝送・蓄積システムの研究開発に従事。2012年4月 神奈川工科大学 情報学部 情報ネットワーク・コミュニケーション学科・教授に着任。2025年4月 同大学 研究推進機構 特命教授に着任。現在、超高速ストリーム処理システムアーキテクチャおよび高精度ネットワーク解析の研究に従事。博士(工学)。 講演概要: 本学では、ローカル5Gの準同期を活用し、さまざまな映像配信実験を行っている。その一環として、8K映像カメラで撮影した素材映像をローカル5Gを用いてアップロードする実験を実施している。本実験では、使用している8K圧縮伝送装置(ミハル通信株式会社製 ELL 8K)が生成するマルチキャストパケットをローカル5G環境で伝送するためのトンネル化方式を見直した。従来は市中小型ルータのEtherIPを用いていたが、これをPCベースのSRTに変更することで高速化と安定化を図った。その結果、映像伝送レート320Mbps(オーバヘッド込みで355Mbps)による8K高品質映像の伝送を実現した。 さらに,映像を活用した遠隔故障診断業務などの実アプリケーションへの展開を見据え、放送業界で広く利用されているNDI(Network Device Interface)を介した伝送実験にも着手している.本発表では,これらの取り組みについても併せて紹介する。 |
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| 16:10-16:30 | 実証実験3: 「広島大学におけるローカル5G実験環境の取り組み -設置から運用を通じて-(仮)」 下地 寛武 広島大学情報メディア教育研究センター 特任助教 近堂 徹 広島大学情報メディア教育研究センター長・教授 詳細を見る 略歴: ・下地 寛武:2016年広島大学理学部物理科学科卒業。2022年同大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、広島大学情報メディア教育研究センター特任助教。博士(理学)。経営改革促進事業(ローカル5G)主担当として、ローカル5Gに関する研究と利用促進に取り組んでいる。 ・近堂 徹:2001年広島大学工学部第二類(電気系)卒業。2006年同大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、広島大学情報メディア教育研究センター教授。博士(工学)。コンピュータネットワーク、リアルタイムマルチメディア通信、クラウドコンピューティング技術に関する研究に従事。 講演概要: 広島大学では、2023年8月よりキャンパス内にローカル5G実験環境を整備し、多様なユースケースに対応できる最先端技術の実証環境としての活用を進めている。2026年度は、前年度に引き続き固定基地局による実証実験エリア提供と可搬型基地局によるイベント利用環境の提供を行った。本発表では、2年間の運用期間中の研究や利活用に関する取り組みを紹介するとともに、得られた知見や課題について述べる。 |
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| 16:30-16:50 | 実証実験4: 「ローカル5Gを利用した河川環境保全のための人物検知システム」 橘 拓至 福井大学工学系部門 工学領域 情報・メディア工学講座 教授 詳細を見る 略歴: 2000年3月名古屋工業大学 卒業。2004年9月奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 修了。その後、2004年10月情報通信研究機構 専攻研究員、2006年4月 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教、2011年3月 福井大学 准教授を経て、2019年4月から福井大学 学術研究院工学系部門 教授に就任。現在は、持続可能な河川管理システムの研究開発、量子ネットワークアーキテクチャの研究、メトロポリタンエリアネットワークのネットワークモデル作成などの研究に従事。 講演概要: 河川の自然環境・生態系多様性を維持・改善するために、持続的な河川環境保全を可能にするICT活用へのニーズが高まっている。本研究では、効率的な河川環境保全業務に向けて、河川への不法投棄防止や災害時の救助などのために、ローカル5Gを用いて河川のリアルタイム映像を収集し、機械学習によって人物検知を行うシステムの研究開発に取り組む。本発表では、開発しているシステムの紹介と、福井県の日野川で実施した実証実験の様子を紹介する。 |
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| 16:50-17:00 | 全体質疑応答 |
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| 17:00 | 閉会 | |
会場
本イベントはWebinar形式で開催いたします。
参加申込
参加費 無料
※申込登録の後、Web会議システム、質問用 Slidoへの接続先情報等を自動返信メールでお送りしております。万が一、camdr-rrp[at]nii.ac.jp からのメールが届かない場合は、下記先端モバイル駆動研究センター事務局までご連絡を頂けますようお願いいたします。
お問い合わせ先
国立情報学研究所 先端モバイル駆動研究センター 事務局
camdr[at]nii.ac.jp
※ [at]を@に置き換えてご送信ください。
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