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「CeBIT2017」に初出展/ジェトロ主催のジャパン・パビリオンに

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、3月20日〜24日にドイツ・ハノーバーで開催される国際情報通信技術見本市「CeBIT 2017」に初出展します。CeBITはIoT(モノのインターネット)やビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットなどの先端技術を活用したB to Bソリューションの世界最大級の展示会で、NIIは日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催する「ジャパン・パビリオン」に出展します。1月24日にジェトロから「ジャパン・パビリオン」の出展者が発表されました。

日本は今回、CeBITに初めてパートナーカントリーとして参加します。CeBITには毎年1カ国をパートナーカントリーとする制度があり、昨年5月の日独首脳会談においてドイツのメルケル首相が安倍晋三首相に参加を要請、日本政府が主催団体のドイツメッセとパートナーカントリー契約を結びました。これを受けて、ジェトロが「ジャパン・パビリオン」を形成し、我が国として初めて大規模に参加することが昨年8月の閣議にて決定しました。

日本における情報学分野の唯一の学術総合研究所であるNIIは、ジャパン・パビリオンの「Life / Office / Society」ゾーンに出展します。ジェトロではこのゾーンを「家庭における消費者の生活、オフィスにおける働き方、街角での購買や食事など消費体験、それらを質的に変えていける商品やサービス。それを支える事業者向けのシステムやサービスを集めたゾーン」と位置付けています。NIIは、ソーシャルネットワークが普及した現代社会において日常の何気ない行動を通じて個人情報が流出する危険が高まる中、一般市民のプライバシーを保護する最先端の技術などを展示する予定です。

NIIは昨年10月に千葉・幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2016」に北海道大学、大阪大学、九州大学と共に「ソーシャルCPS」の共同研究について出展するなど、研究の取り組みやその成果を社会に対して積極的に発信することに努めています。NIIでは今後も国内外に向けて活動内容の情報開示に取り組んでいきます。

詳細につきましては、以下のリリースをご参照下さい。

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