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NII情報

今年は「オープンサイエンス研究データ基盤」をテーマに出展/「第19回図書館総合展」が開幕

「第19回図書館総合展」が11月7日、パシフィコ横浜で開幕しました。

国立情報学研究所(NII)は、「オープンサイエンス研究データ基盤」をテーマに、オープンサイエンスを支える新たな学術情報基盤について展示を行っています。また、7日は「NIIフォーラム」を開催し、オープンサイエンスや研究データ管理サービスについて、全国の大学図書館職員らと意見交換を行いました。

niilf2017_forum_omukai.jpgNIIフォーラムで講演する大向一輝准教授
niilf2017_forum_cinii.jpg多くの大学図書館職員らが参加したNIIフォーラム『「次世代CiNii」の展望』

近年、論文だけでなく研究データやソフトウェアなどもインターネット上などで社会一般に広く公開・共有する「オープンサイエンス」が新しい研究の進め方として注目されています。異なる機関が研究データ等を共用するためには、それらを共通の名称や形式で保存・公開するなどオープンサイエンスに向けた研究データ管理が求められます。

そこでNIIは、2017年4月、「オープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)」(センター長:コンテンツ科学研究系教授 山地 一禎)を設立し、研究データ基盤の構築に向けて、「データ管理基盤」「データ公開基盤」「データ検索基盤」という三つのICT基盤の構築と運用に取り組んでいます。

NIIのブース(58番)では8、9日の2日間、1日3回、担当者がオープンサイエンス研究データ基盤についての説明とプレゼンテーションを行います。時間は以下の通りです。

 11:45-12:45 / 14:45-15:15 / 17:15-17:50(各日3回)

図書館総合展にお越しの際は、ぜひNIIのブースにお立ち寄りください!

niilf2017_ojiro.jpgNIIブースではオープンサイエンスを支える新たな学術情報基盤について展示を行っています

第19回図書館総合展

※図書館総合展は、図書館を使う人、図書館で働く人、図書館に関わる仕事をしている人たちが、"図書館の今後"について考え、「新たなパートナーシップ」を築いていく場として開催され、図書館にまつわる様々なフォーラムやプレゼンテーション、ポスターセッション、企業による最新の技術や動向が伺えるブース出展などが行われています。

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