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ニュースリリース
ヒカリ&つばさの情報セキュリティ3択教室<2018年版>/高等教育機関における情報セキュリティ教育のための教材/クイズを中心に展開する対話型学習コンテンツのテキスト教材を公開
(※2018/12/01 第18話「セキュリティ演習の課題を試したい」を追加しました。)
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、高等教育機関における情報セキュリティ教育のための教材「ヒカリ&つばさの情報セキュリティ3択教室<2018年版>」のPDF版を3月1日に公開しました。
上記PDFダウンロード先URL:https://www.nii.ac.jp/service/sp/
大学等の高等教育機関では、教育や研究、運営などにおける情報化の進展に伴い、従来以上に情報セキュリティが求められていますが、そのためには学生を中心として情報を扱う側の情報セキュリティに関する知識を高めることが重要な課題になります。NIIは、「高等教育機関における情報セキュリティポリシー推進部会」を設置し、高等教育機関の情報セキュリティ教育の支援に取り組むとともに、情報セキュリティ教育のための教材を作成、提供しています。
「ヒカリ&つばさの情報セキュリティ3択教室」は2011年12月の公開以来、多くの方にご利用いただいている情報セキュリティに関するインタラクティブな学習コンテンツです。一方で、情報セキュリティに関わる攻撃手法も高度化・多様化しています。またサイバーセキュリティ基本法案の成立、個人情報保護法や著作権法の改正、「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準」の決定といった情報セキュリティをめぐる環境の変化に合わせて改訂が必要となったため、2011年度版に大幅に加筆・修正を行い、2018年版を作成しました。
今回公開した本教材は、17話からなる情報セキュリティに関する対話型学習コンテンツのテキスト教材(PDF版)です。本教材には4人の大学生が登場し、クイズを中心に展開するストーリーを追うことで、自然に情報セキュリティに関する基本的な知識が身に付くような構成になっています。
図:ヒカリ&つばさの情報セキュリティ3択教室 第4話 「ウイルス対策をしましょう」
おもな読者として、スマートフォンやソーシャルメディアの使用経験はあっても、情報セキュリティのリテラシーを十分に身につけていない大学生を想定しています。本教材をPC端末やスマートフォンなどにダウンロードし、各話に書かれたクイズと解説を読みすすめることで、情報セキュリティについて学習できます。
また、高等教育機関の教員が、新入生レベルを対象とする情報リテラシーや情報セキュリティ入門などの講義の教材もしくはその参考資料として本教材を利用できます。原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的に限り、また、改変を行った際には同じ組み合わせのCCライセンスで公開するという条件のもと、本教材を改変したり再配布したりして講義などで利用することが可能です。
なお今後はインタラクティブ教材の公開も予定しています。
NIIは、今後も社会情勢に合わせ、最新の情報セキュリティ対策に対応した教材作成に取り組み、情報セキュリティ教育のために貢献していきます。
本教材のダウンロード先URL
ヒカリ&つばさの情報セキュリティ3択教室<2018年版>
https://www.nii.ac.jp/service/sp/ (国立情報学研究所ウェブサイトからダウンロード)
目次
- ネットワークサービスの正しい使い方
- ネットにつないだ、そのプリンター大丈夫?
- システムは、いつも最新に
- ウイルス対策はいつも忘れずに
- フィッシング詐欺対策
- 匿名って本当に匿名?
- SNSとの付き合い方
- USBメモリ
- ネット出会い
- 怪しいソフトウェア
- 架空請求
- 著作権
- メールの添付ファイル
- Free Wi-Fiは危ない?
- パスワードの管理
- ネットショップで購入した商品が届かない
- パソコンの正しい捨て方
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