イベント / EVENT
大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」
2020年4月以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、大学等においては遠隔講義に関する検討がなされてきました。国立情報学研究所ならびに大学の情報環境のあり方検討会では、大学等における遠隔授業や教育DX等に関する情報を共有することを目的に、2020年3月末より週1回から隔週のペースで、大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」から名称変更)を継続的に開催しています。
大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」
【第77回】 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(5/16 オンライン開催)
開催日時 2024年5月16日(木)10:30 -
共催 国立情報学研究所 大学の情報環境のあり方検討会
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
本シンポジウムは、下記URLよりお申込みをお願いします。
お申込み
【第77回】https://reg.nii.ac.jp/m?f=1963
※申込登録の後、Web会議システム、質問用 Slackへの接続先情報等を自動返信メールでお送り致しております。万が一、dc-sympo[at]nii.ac.jp からのメールが届かない場合は、「大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム(教育機関DXシンポ)」運営担当までご連絡を頂けますようお願いいたします。
プログラム
- 10:30 はじめに
1.「はじめに」
喜連川 優 情報・システム研究機構長 - 10:32 ご挨拶
2.「ご挨拶」
国分 政秀 文部科学省 研究振興局 参事官(情報担当)
- 10:35 生成系AI
3.「LLMは学生評価のパートナー」
石田 亨 香港バプティスト大学客員教授, Dr Kennedy Wong Distinguished Visiting Professor
概要ワークショップ形式の科目は学生の能動的な参加を促す一方で、教員にとってはその評価が大きな負担となる。なかでも、学生が記述したエッセイの評価は悩ましい。そこで、LLMによる(1)複数の教員の評価結果を統合するファシリテーションと、(2)幾つかの手法でのエッセイ自動評価の実験を行った。学部1,2年生のワークショップ科目を対象にした実験では、LLMは、学生評価コミッティのメンバーになりうるほどの能力を示した。 - 10:55 生成系AI
4.「日本語マルチモーダル生成AIサービス ~Geminiを例に~」
栗田 修平 国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系助教
概要GoogleのGeminiについてその能力を中心に紹介する。Geminiはここ最近で大きく性能が躍進している大規模言語モデルサービスであり、日本語での入出力やプログラミングなどに対応しているほか、簡単な数式の理解やツールなどを介したグラフ描画、図表の読解、画像のみならず動画入力に対応しているなど優れた特徴を持つ。その能力を簡単に比較するとともに、特に研究や教育に活用する場合にどのようなことに気を付けたらよいかなどを議論する。 - 11:15 IT人材育成
5.「大学・高専機能強化支援事業の概況と課題」
安浦 寛人 国立情報学研究所 副所長/学術基盤チーフディレクター
概要令和4年度補正予算で3000億円余りの基金が創設され、我が国の高等教育機関の教育分野を現代的な課題に対応できるように改革する大学・高専機能強化支援事業が進められている。本事業の現在の進行状況と課題について、情報分野の教育の拡充を中心に解説する。R5年度の採択結果や採択校が抱える問題点、今後も続く本事業を国全体の教育改革に効果的に繋ぐための話題を提供する。 - 11:35 マイクロクレデンシャル
6.「サイバー大学におけるマイクロクレデンシャルの活用事例」
川原 洋 株式会社 サイバー大学 代表取締役 兼 学長
概要すべての授業をオンラインで開講しているサイバー大学では、2024年度より学修分野ごとに科目群を整備し、科目群に対する修了証をマイクロクレデンシャル(以下、MC)として定めた。MCは学習歴としてオープンバッジで授与するため、MCを学位取得のマイルストーンとしながら学修の自己管理が期待される。 MCによる履修体系は、学修目標達成のための動機付けとなるだけでなく、卒業研究科目につながる専門教育の強化と異分野の併修意欲を促し、学生本位の学習の多様性への対応も可能となる。 また、カリキュラムの更新や新規科目の開講により、MCは更新・増設されていくことから、卒業後の継続学習の推奨にも効果を発揮しつつある。 - 11:55
7.「ディスカッション」 - 12:15
おわりに
喜連川 優 情報・システム研究機構長
ChatGPT利用経験アンケート調査 ご協力のお願い
当シンポジウムで取り上げたChatGPTについて、経験談を集約することでその能力と限界を明らかにすることを目的としたアンケート調査を実施いたします。
皆様のChatGPT3.5/4.0を使った経験談のご提供をよろしくお願い申し上げます。
なお、ご提供いただいた内容は、現状の把握ならびに今後の研究のために利用させていただきます。
https://nii.qualtrics.com/jfe/form/SV_39Gc0qluKEvgsRg
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お問い合わせ
国立情報学研究所
大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」」運営担当
dc-sympo[at]nii.ac.jp
参考情報
- これまで開催した本シンポジウムの講演資料と映像が検索できます
教育機関DXシンポアーカイブズ - これまで開催した本シンポジウムのプログラム一覧です
「教育機関DXシンポ」過去開催一覧 - バーチャルイベントを開催する教育研究機関を支援します
学校のバーチャルイベントのための「サイバー大講堂」 - 各種オンライン会議ツールのチェックリストです
「オンライン会議サービス用チェックリスト一覧」(学認クラウド導入支援サービス) - 通信量に配慮した授業の実施・設計手法のご案内です
「データダイエットへの協力のお願い:遠隔授業を主催される先生方へ」(2020/05/07)
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