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ニュースリリース

2020/02/25

研究紹介映像「文化財デジタルアーカイブと情報学がつくる『未来のミュージアム』」を学術総合センター１階で上映
～国立情報学研究所（NII）高野研究室の研究成果から～

　大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所（NII、所長：喜連川優、東京都千代田区）は、学術総合センター（NIIの主要部門が入るビル）の1階ロビーで高野研究室の研究成果を紹介した映像作品を2月25日（火）より上映展示します。

　NIIは、学術総合センターの1階ロビーにおいて、NIIの情報学に関する研究成果の展示^（*1）を昨年度から行っています。今回新たに展示する「文化財デジタルアーカイブと情報学がつくる『未来のミュージアム』」では、これまで高野研究室が手がけた「サイエンスナビ」「京都重ね地図」「映像でみる明治の日本」「日本アニメーション映画クラシックス」「文化遺産オンライン」「お茶ナビゲート・KS46Wall」「プロムナードシステム」などの多岐にわたる研究成果をご覧いただけます。また、今回上映展示する中には、奈良国立博物館での特別展示のために制作された紹介ムービー「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板蘇る金堂壁画の世界」も含まれています（この特別展示用紹介ムービーについては、3月15日～5月10日に東京国立博物館で開催される特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」でも上映予定）。

　NIIは、研究や事業の取り組みやその成果を社会に対して積極的に発信することに努めており、今後も様々な方法で国内外に向けての活動内容の情報開示に取り組んでいきます。

文化財デジタルアーカイブと情報学がつくる「未来のミュージアム」　

　ウェブの普及により膨大で多様な電子情報がいつでも利用可能になりました。しかし、信頼できる情報を得ることは相変わらず難しく、私たちが新しい発想を生み出すための情報を集めることは容易ではありません。そのような価値ある情報を得る確かな基盤として、美術館や博物館などのミュージアムに蓄えられてきた文化的情報の活用は欠かせません。国立情報学研究所は、文化財デジタルアーカイブと情報学から新たな創造空間（未来のミュージアム）をつくる研究に取り組んでいます。

上映展示期間： 2020年（令和2年）2月25日（火）～6月末予定（※原則として平日上映）

上映展示場所： 学術総合センター（東京都千代田区一ツ橋2-1-2）1階ロビー
神保町駅（東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線、都営地下鉄新宿線）A8/9出口
竹橋駅（東京メトロ東西線）1b出口　　　　共に徒歩3～5分

上映展示内容： 高野研究室（高野明彦コンテンツ科学研究系教授）の研究成果を紹介する映像作品
https://www.nii.ac.jp/faculty/digital_content/takano_akihiko/