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NII、富士通、名古屋大学のチームがセンター試験模試の数学で好成績/NII人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、東京都千代田区、所長:喜連川 優)が取り組む人工知能(AI)プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」(プロジェクトディレクター:NII情報社会相関研究系教授 新井 紀子)の本年度の研究活動に参加したNII、株式会社富士通研究所(富士通研究所、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐相 秀幸)、国立大学法人 名古屋大学(名古屋大学、愛知県名古屋市、総長:松尾 清一)の三者による数学チームは、株式会社ベネッセコーポレーションから本プロジェクトにご提供いただいた「進研模試 総合学力マーク模試」の数IAと数IIBに挑戦し、両科目ともに偏差値64以上という好成績を収めました。

富士通研究所は平成24年度(2012年度)、名古屋大学は平成25年度(2013年度)より本プロジェクトに参加し、NIIと両団体の三者を中心に共同研究を行っています。本年度は、問題文の言語処理の一部で人による介入を許しましたが、AIプログラムによる自動求解の結果、数IAで75点(偏差値64.0)、数IIBで77点(偏差値65.8)を獲得しました。昨年度(2014年度)の成績と比較すると、 数IAで17.1ポイント、数IIBで13.9ポイント、それぞれ偏差値が向上しています。

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