NIIについて / About NII

国際交流

1.International exchange activities

 NIIの国際交流活動は、教員・研究員などの自発的意思のもとに行われる、個人やグループで推進する日常的な活動だけではなく、研究所としての活動(NII国際インターンシッププログラム、MOUグラントなど)を積極的に行っています。そのほかにも、海外からの研究者の招へいや受け入れ、著名研究者による連続講演の開催、総合研究大学院大学情報学専攻への外国人留学生受け入れなどを通じて、国際交流活動を深めています。また、新たな国際連携として、NII湘南会議の開催、日仏情報学連携研究拠点(JFLI)の運営、ドイツ学術交流会(DAAD)との交流が挙げられます。

2.グローバル・リエゾンオフィス(GLO)

 NIIでは、平成15年1月、海外の大学・研究機関との国際的な研究交流活動を研究所全体で組織的に推進するため、グローバル・リエゾンオフィス(GLO)を設置しました。GLOにおいては、国際交流に関する基本的な方針の策定や国際交流協定(MOU)の締結など、国際交流を推進するためのさまざまな施策を実施し海外の研究機関等との交流の推進を図っています。GLOの室員は、NIIの教職員から構成されており、室長には副所長、室長を補佐するアクティングディレクターにはアンリ・アンジェリーノ客員教授が就任しています。

3.国際交流協定(MOU)の締結状況

 NIIでは、海外の大学・研究機関との国際交流を組織的かつ積極的に推進するため、国際交流協定(MOU:Memorandum of Understanding)を締結しています。締結数は、平成29年4月現在、24か国97機関に上っています。MOU締結機関との研究者、学生の派遣および招へいを促進するため、「NII国際インターンシッププログラム」、「MOUグラント」の制度を実施、財政的な支援を実施しています。また、研究者、学生の交流だけでなく、国際的な共同研究の実施、セミナー、シンポジウムの開催など、様々な交流活動を行 っています。

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4.国際交流協定に基づく研究交流

NII国際インターンシッププログラムの実施

 NII国際インターンシッププログラム(概要は下記の表を参照)は、平成17年度に開始して以来、MOU締結機関との交流の促進や、インターン学生の参加による本研究所の研究活動に大きく貢献してきました。

MOU Grant

 国際交流協定(MOU)締結機関などとの研究交流助成制度として、平成17年に「MOU Grant」を創設しました。MOU Grantは、NIIとMOUを締結あるいは締結予定である海外の大学・研究機関との研究交流を目的とした派遣および招へいを行う場合に、NIIの教職員および海外の研究者等に対して必要な旅費(渡航費、滞在費)の助成を行い、より一層の研究交流の促進を図ることを目的としています。MOU Grant実施にあたっては、年2回、教職員に対してMOU Grantによる派遣、招へいの計画を募集し、GLOにおいて審議の後、総合的に優先度の高いものを採択し、助成しています。

Non-MOU Grantの実施

 また、MOU締結機関以外との交流助成制度として、平成18年に「Non-MOU Grant」を創設しました。Non-MOU Grantは、MOU締結機関以外の海外の大学・研究機関との共同研究などの遂行を目的とした招へいを行う場合に、必要な旅費(渡航費、滞在費)の助成を行うものです。Non-MOU Grantについても、MOU Grantと同様にGLOにおいて審議の後、採択、助成が行われます。

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5.NII International advanced lectures series on ICT

 NIIが招聘した優れた研究業績を有する先生方に、招聘期間中、ご自身の専門分野の視点から情報学についての連続講演を行っていただき、先生方との交流および専門知識の修得を進めています。
本講演は英語で行われ、一般に公開されます。講演を行う際は、本研究所ホームページのイベント案内欄にてご案内します。

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6.NII湘南会議

 NIIは、アジアにおける最初のダグストゥール形式*のセミナーとなる、「NII湘南会議」を平成23年2月からスタートしました。NII湘南会議は、世界トップクラスの研究者が集まり、情報学の分野における課題を合宿形式により集中的に議論することによって、情報学の難問を解決することを目標としています。開催場所である「湘南国際村センター」は、成田空港からのアクセスも良く、また自然豊かな場所に立地し、研究活動に専念するのに最適な環境です。※ダグストゥール(Dagstuhl):情報学における世界で唯一のトップレベルのセミナー。ドイツのダグストゥールで毎週のように開催されている。約1週間、合宿形式でトピックに基づいた議論を集中的に行うことで有名。

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7.新たな国際連携

日仏情報学連携研究拠点(JFLI)

 日仏情報学連携研究拠点(JFLI)は、情報学研究における日仏間の交流拠点として平成21年に設立され、現在、フランス国立科学研究センター(CNRS)、ピエール&マリー・キュリー大学( UPMC、パリ第6大学)、東京大学(大学院情報理工学系研究科)、国立情報学研究所(NII)、慶応義塾大学の5機関により構成されています。平成24年より国際研究組織UMIに昇格するのに伴い、研究交流がより活発になっていきます。主要な研究テーマは、(1)次世代ネットワーク、(2)ハイパフォーマンスコンピューティング、(3)ソフトウェア・プログラミングモデル・形式手法、(4)バーチャルリアリティ・マルチメディア(5) 量子コンピューティングの5分野になります。

日仏情報学連携研究拠点(JFLI)

ドイツ学術交流会(DAAD)との交流

daad.jpg NIIは、ドイツの学術研究助成団体であるドイツ学術交流会(DAAD)とMOUを締結し、平成21~24年までの3年間に、年間最大10名のドイツ人ポスドク研究員を受け入れるプログラム(国際的科学技術センターにおける研究プログラム)を開始しました。本プログラムは、NIIと米国バークレーにある国際コンピュータ科学研究所(ICSI: International Computer Science Institute)の2機関が対象機関となっています。
研究員は、受入教員の指導の下、NIIにおいて情報学分野の研究に従事しています。なお、研究員に対して、同プログラムから研究助成金が支給されます。

Global Liaison Office (GLO) - DAAD

国際交流活動パンフレット

NIIが取り組んでいる国際交流活動全体についてまとめたパンフレットを刊行いたしました。

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