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平成27年度市民講座「情報学最前線」開講のお知らせ 第1回は山岸准教授が音声合成技術の現在と未来を解説

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(以下NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)では、文系から理系まで多様な側面を持つ情報学という学術分野での研究内容や成果を、高校生程度の若年層を含む一般の皆様に広く知っていただくため、NIIの研究者が様々な切り口で情報学の最先端を解説する市民講座を毎年開講しています。平成27年度の市民講座「情報学最前線」は7月29日から来年2月25日まで全6回を開催し、本日6月4日より、すべての回の受講申し込みの受け付けを開始いたしました。受講は事前予約制で、受講料は各回とも無料です。

今春は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため会話などに合成音声を利用している「車椅子の物理学者」スティーブン・ホーキング博士が主人公の映画が公開されたり、音楽プロデューサーのつんく♂さんが喉頭がんによる声帯摘出を公表したりと、「声を失うこと」への注目が高まる出来事が続きました。

本年度の市民講座第1回(7月29日)は、ホーキング博士らのようにALSなどで発語機能を失った方々自身の元の声を合成音声で再現する研究に取り組むNIIコンテンツ科学研究系准教授の山岸順一が担当。「おしゃべりなコンピュータ」と題して、音声合成技術の現在と未来についてお話しします。NIIの市民講座「情報学最前線」では、研究の最前線の紹介とともに、社会の最前線で起きている事象に情報学がどう貢献しているのかについても解説していきます。

開催日やテーマ、担当講師など平成27年度市民講座「情報学最前線」の開催概要については、下記のリンクをご参照下さい。

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