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ACM SIGMODプログラミングコンテストで岩田助教らのチームが優勝

米サンフランシスコで6月30日に開催されたACM SIGMOD国際会議の中で、同会議が主催する「SIGMOD 2016 Programming Contest」の結果が発表され、情報学プリンシプル研究系の岩田陽一助教が東京大学大学院在籍時に参加したチームが優勝しました。

ACM(Association for Computing Machinery)はコンピューターサイエンス分野で最も強い影響力を持つ国際学会で、ACMの分科会の一つであるSIGMOD(Special Interest Group on Management of Data)の国際会議は、データベース分野のトップ会議の一つに位置付けられています。コンテストはこの会議に合わせて毎年開催され、今年は20カ国から100チーム以上が参加し、大規模なデータを高速に処理する手法を競い合いました。

岩田助教は昨年度まで東京大学大学院に所属。同じ研究室のメンバー3人とアドバイザーの秋葉拓哉NII助教(当時)とともに、「動的に変化するネットワーク上での最短路を高速に計算する」という今年の課題に取り組みました。岩田助教らのチームは、平成26年(2014年)にも参加し、その時は4位という結果でした。岩田助教は「我々はこれまで、この最短路を高速に求める手法に関して様々な研究を重ねてきました。今回、まさにその知見を活かすことが出来ました」と優勝の喜びを語りました。

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