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2016/11/14

東大2次模試の数学で偏差値76.2を記録!/「ロボットは東大に入れるか」

【名古屋大学・国立情報学研究所 共同発表】

名古屋大学大学院工学研究科(研究科長:新美 智秀)の松崎 拓也(まつざき たくや)准教授と大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、東京都千代田区、所長:喜連川 優)は、株式会社富士通研究所と共同で、NIIの人工知能(AI)プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」(東ロボ)において、東京大学第2次学力試験に向けた論述式模試に挑戦し、数学(理系)で偏差値76.2と、昨年度を大幅に上回る成績をあげました。

 名古屋大学、NII、富士通研究所を中心に構成する「東ロボ」数学チームは、これまでの研究成果をもとに、学校法人高宮学園代々木ゼミナールの論述式模試「東大入試プレ」に挑戦しました。人工知能システムによる自動求解の結果、理系の6問中4問を完答し、偏差値76.2(得点80点=120点満点)を獲得しました。昨年度は、学校法人駿河台学園 駿台予備学校の論述式模試を受験し、偏差値44.3(20点)でした。偏差値で約32ポイントと大幅に向上したことになります。数学チームには、平成24年度(2012年度)に富士通研究所、平成25年度(2013年度)に名古屋大学が参加し、3団体を中心に共同研究を行っています。名古屋大学を中心とするグループは解答プロセスの前半にあたる自然言語処理部分を担当し、後半の数式処理部分は富士通研究所を中心とするグループが担当しました。

 今回、問題文の言語処理において、これまで人手による入力を必要としていた部分を自動化し、さらに、日本語辞書の拡充と構文解析技術の改良を行いました。また、数式処理プログラムを拡張し、より広いタイプの問題に対応しました。これらの改良を総合した結果、完全に自動的に解ける問題の数を増やすことに成功し、高得点を達成しました。

詳細につきましては、以下のリリースをご参照下さい。

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