大学院教育 / GRADUATE Program

情報学コースの学生

在学生データ

在学生人数
年齢構成
出身国構成
修了後の進路

在校生からのメッセージ

HOUDAIGOUI, Sarah

HOUDAIGOUI, Sarah

2023年10月 総合研究大学院大学 先端学術院 情報学コース 博士後期課程入学
主任指導教員:河原林健一教授


グラフ理論は、印刷回路の設計、ソーシャルネットワークの分析、道路交通など、さまざまな分野で応用されています。

私は現在、リンクが交差することなく曲面上に描画できるグラフについて研究しています。

私の目標は、特定の表面上に描画できない最小のグラフのサイズが、表面の複雑さのみに依存する多項式によって制限され、現在の制限が二重指数関数であることを示すことです。

修了生からのメッセージ

津村 賢宏

津村 賢宏

2024年 総合研究大学院大学 情報学専攻 5年一貫制博士課程修了
東洋大学情報連携学部にて助教として、人と擬人化エージェント間の共感・信頼関係の構築の研究を行う。

私が山田誠二先生と初めてお会いし、ヒューマンエージェントインタラクション(HAI)研究者を決意したのは学部三年生の頃でした.私は入学前から将来大学教員を志しており、総研大への進学を強く決意したのは、先生の対応の手厚さのおかげだと振り返って思います。在学時は、人とエージェント間の共感関係について実証的実験を行い、エージェントに対する人の共感特性の変化に影響を与える要因を調査してきました。

研究以外の取り組みとして、人工知能学会の学生編集委員を務め、AI研究に携わる多くの先生方と話し記事を作ることは、研究の視野を広げることのできた貴重な機会でした。他にも、長野県飯田市の高校で講演やワークショップを行う総研大社会連携事業の「未知への挑戦」には3年間継続して参加し、研究者としてのアウトリーチ活動の重要性とノウハウを学びました。

現在は東洋大学情報連携学部に助教として在籍しており、引き続きHAI分野の中で、両者の共感や信頼の向上に関する研究に取り組んでいます。今後は研究者として、また大学教員として、自身の求める未来のための研究に従事しながら学生を指導していきます。

情報学コースでは入学者がリサーチアシスタントとして雇用されるという制度があり、必要以上のアルバイトをせずに研究に取り組めます。また、日本学術振興会の特別研究員と同等の支援を得られるSOKENDAI特別研究員に採用されると、研究費と生活支援金により苦労なく研究に専念できます。

研究機関の国立情報学研究所(NII)では、毎年開催されるオープンハウスや学会等の研究会で他分野の研究者や企業の研究者と交流する機会が多く、研究者として必要なコミュニケーションの機会が豊富です。

私自身の経験の多くは、総研大だからこそできたことが多く、学生への手厚い支援に加えて研究の視野を広げる機会が数多いです。そして、情報学コースの先生方は学生の熱意を買ってくれる方が多く所属されているので、研究以外の活動の機会を望む方にはより良い環境でしょう。

国立大学法人 総合研究大学院大学
先端学術院 先端学術専攻 情報学コース

国立大学法人 総合研究大学院大学 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics