総合研究大学院大学(通称 総研大)は、学部を持たずに大学院だけを置く国立大学として、昭和63年10月に開学したわが国最初の大学院大学です。本部は神奈川県の葉山にありますが、ほかにも全国に散在する20の基盤機関(研究所や独立行政法人)に支部があり、人文社会科学から自然科学にわたる諸分野で、学際的な大学院教育を実施しています。
国立情報学研究所は、こうした基盤機関の一つとして、平成14年4月から、総合研究大学院大学に参画、情報学コースを設置し、5年一貫制博士課程および博士後期課程の大学院教育を実施しています。
情報学コースにおける指導分野は多岐に渡っており、情報学基礎、情報基盤、ソフトウエア、情報メディア、知能システム、情報環境などの、情報学における主要な指導分野を網羅しています。