事業 / Service
オープンサイエンス時代の研究データ管理
講座内容
本講座は、研究データ管理に関する基礎的な知識を得るためのものです。
研究活動に伴い研究データがたどるプロセスとその管理のあり方について理解し、研究の再現性と透明性の向上に欠かせない、効果的な研究データ管理を行うための方法について学ぶことができます。
さらに、概略を学んだ後、各学習者が、所属機関における研究データ管理サービス構築に向けた戦略立案を行うための足掛かりを得られるよう、構成されています。
以下のいずれかに該当する方を受講者として想定しています。
- 大学や研究機関等において研究者の支援に携わる方(図書館・IT部門・研究支援部門の職員(URA含)、研究室で研究補助業務に携わる方等)
- オープンサイエンスや研究データ管理に関心のある方
第1週:研究データ管理とは
- 本講座の背景とねらい
- 研究データ管理の重要性が増している背景 資料
- 研究データ、研究データ管理の定義 資料
- 効果的なデータ管理に欠かせないデータ管理計画 資料
- データ管理計画をめぐる国内外の動向 資料
- データ管理計画の実際 資料
第2週:保存・共有・文書化
第3週:メタデータ・法倫理的問題
第4週:運用に向けて
講師・スタッフ紹介
天野 絵里子
京都大学 学術研究支援室 リサーチアドミニストレーター
京都大学、国際日本文化研究センター、九州大学での図書館職員を経て現職。同志社大学大学院ビジネス研究科修了、同志社大学大学院総合政策科学研究科修了、博士(技術経営)。2017年度オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)作業部会員(研究データタスクフォース)。
大園 隼彦
岡山大学附属図書館 情報管理課基盤グループ 図書職員
2002年より図書系職員として勤務。2016年度機関リポジトリ推進委員会 研究データワーキンググループ参加。
常川 真央
千葉大学 アカデミック・リンク・センター 特任助教
筑波大学図書館情報専門学群卒、筑波大学大学院博士前期課程図書館情報メディア研究科修了、筑波大学大学院博士後期課程図書館情報メディア研究科修了、博士(図書館情報学)取得、アジア経済研究所を経て現職。2017年度オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)作業部会員(研究データタスクフォース)。
西薗 由依
鹿児島大学 学術情報部情報サービス課 情報調査支援係 係長
2003年より図書系職員として勤務。2017年度オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)作業部会員(研究データタスクフォース)。
前田 翔太
北海道大学附属図書館 学術システム課 システム管理担当 係員
東京外国語大学外国語学部卒業後、現職。2016年度機関リポジトリ推進委員会 研究データワーキンググループ参加。
南山 泰之
情報・システム研究機構 国立極地研究所 情報図書室 主任
国立極地研究所情報図書室に勤務。第49次日本南極地域観測隊に参加後(2007~2008年)、東京大学駒場図書館を経て現職。2017年度オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)作業部会員(研究データタスクフォース)。
三角 太郎
筑波大学 学術情報部 アカデミックサポート課長
東北大学理学部卒。宇部工業高等専門学校、山口大学、山形大学、千葉大学を経て現職。2016年度機関リポジトリ推進委員会 研究データワーキンググループ参加。
尾城 孝一
国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター特任研究員
早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。1983年より、複数の国立大学附属図書館、国立国会図書館、及び国立情報学研究所に勤務。2017年4月より、現職。2017年度オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)作業部会員(研究データタスクフォース)。
山地 一禎
国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター センター長
和歌山県立医科大学、理化学研究所脳科学総合研究センターを経て、2007年より国立情報学研究所に着任。学術認証フェデレーション、機関リポジトリ等、学術情報基盤に関わる事業に携わる。2017年より、現職。
リンク
- ga088: オープンサイエンス時代の研究データ管理 | gacco
- [ニュースリリース]オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理」開講/JMOOCの公認プラットフォーム「gacco」で
- 国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター
- オープンアクセスリポジトリ推進協会「JPCOAR」
掲載資料について
本ページに掲載している資料は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。