情報学専攻について

外観

学術総合センターは2000年に建てられた22階建もビルで、NIIは、12階から22階に入居しています。

総合研究大学院大学(通称 総研大)は、学部を持たずに大学院だけを置く国立大学として、昭和63年10月に開学したわが国最初の大学院大学です。本部は神奈川県の葉山にありますが、ほかにも全国に散在する18の基盤機関(研究所や独立行政法人)に支部があり、人文社会科学から自然科学にわたる諸分野で、学際的な大学院教育を実施しています。国立情報学研究所(通称 NII)は、こうした基盤機関の一つとして、平成14年4月から、複合科学研究科情報学専攻に所属する大学院生を受け入れ、その教育に当たっています。

国立情報学研究所は、情報学に特化したわが国唯一の国立研究所です。その研究領域は多岐に渡っており、情報学基礎、情報基盤、ソフトウエア、情報メディア、知能システム、情報環境などの、情報学における主要な研究分野を網羅しています。また、純粋な研究活動だけでなく、学術情報を流通させるための先端的な基盤の開発や整備にも従事しており、
SINET4(世界最高速の情報通信ネットワーク)学術情報サービスCiNiiなどの国家的プロジェクトにおいても先導的な役割を果たしています。これらのプロジェクトは、研究上の新しいアイディアや着想を、大規模なレベルで試すことのできるテストベッド(実験場)としての役割を果たしていますが、こうした環境が身近なところにあるというのも、NIIが持っている強みの一つです。2015年4月現在、NIIには約400名のスタッフが所属しており、 そのうち約80名が専任教員、約100名が客員教員です。また、NIIは国内外の大学や企業と密接な協力関係を保っており、特に海外の大学や研究機関との間で80以上の覚書を取り交わし、研究者の交流を促進しています。

情報学専攻の学生

情報学専攻の学生は、このような最先端の環境の下で、情報学に対する幅広い視野と見識を養うと共に、それぞれの専門分野における高度な知識を身につけることができます。また、用意されているカリキュラムも、個々の学生の事情に合わせて柔軟に対応できるようになっていて、海外からの留学生に対しては主として英語での講義を、時間的制約の多い社会人学生に対しては遠隔教育システムなどを活用した実践的な指導を、それぞれ提供することが可能です。2015年4月現在、80名の学生が情報学専攻で学んでいますが、このうち留学生は46名、社会人学生は19名となっています。また、NIIは総研大以外にも、東京大学、東京工業大学、早稲田大学などからも大学院生を受け入れています。