メールマガジン / MAIL MAGAZINE
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第72号(2009年8月28日発行)(2009年08月28日発行)
===== NII メールマガジン ============================ 2009/08/28
第72号 https://www.nii.ac.jp/
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NIIメールマガジンは、国立情報学研究所関連のイベント、サービスや出版物
などの最新情報を適宜まとめて月1回程度電子メールでお届けするものです。
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-目 次-
1.イベント案内
2.募集
3.受賞
4.最近の出版物
★★★★★★★★★★★★★ イベント案内 ★★★★★★★★★★★★★
■社会イノベーションを誘発する情報システムに関する国際ワークショップ
International Workshop on Information Systems for Social Innovation
(ISSI) 2009
日 時:9月30日(水)10:00-18:00
会 場:学術総合センター 2階一橋記念講堂
URL:https://www.nii.ac.jp/issi/
主 催:国立情報学研究所
共 催:フライブルク大学(ドイツ)、ウィーン工科大学(オーストリア)
参加費:無料
オンライン申し込みフォームからお申し込みください。
http://nii-mag.nii.ac.jp/o.x?f=93015805
言 語:日英(同時通訳)
趣 旨:
本ワークショップではコンプライアンス、プライバシー、IT リスクマネ
ジメント、情報セキュリティに関わる安全・安心の問題をヨーロッパと
日本の研究機関で議論することを目的に、国立情報学研究所と国際交流
協定を締結している海外研究機関と、国際ワークショップを開催します。
プログラム(予定):
10:00-10:15 開会挨拶
東倉洋一 (国立情報学研究所 副所長)
Hans-Joachim Daerr (駐日ドイツ連邦共和国大使)
10:15-10:45 「相互理解が最良の安全保障」
長尾真 (国立国会図書館長)
10:45-11:15 「Privacy and Protection of Personal Data in the EU,
Transfers of Personal Data to third Countries」
Hana Pechackova (欧州委員会)
11:15-11:45 「Security for Society - Is any Technological Possibility
a Desirable Solution for Democracy?」
Gerhard Schneider
(フライブルク大学教授チーフインフォメーションオフィサー)
11:45-16:50 ポスター・デモセッション
13:00-13:30 「情報セキュリティが拓くネット社会の未来」
岡本龍明(NTT情報流通プラットフォーム研究所 特別研究室長)
13:30-14:00 「Security and Privacy Issues in the Austrian
"patient record" project ELGA」
Thomas Mueck (ウィーン工科大学 教授)
14:00-14:20 「実世界とITの融合による知識創発インフラストラクチャ」
前田章(日立製作所システム開発研究所 所長)
14:20-14:40 「地球規模の知識共有と教育機関の役割」
安西祐一郎(国立情報学研究所 顧問、前慶應義塾 塾長)
14:40-14:50 「International Research Cooperation - Chances and
Challenges」
Iris Wieczorek (ドイツ研究協会東京事務所 代表)
15:20-16:40 研究紹介
渡辺克也(総務省総合通信基盤局 電波政策課長、NII客員教授)
Helmut Prendinger (国立情報学研究所 准教授)
竹村敏彦(関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構 助教)
Johannes Heurix (オーストリア・セキュアビジネスセンター 研究員)
越前功(国立情報学研究所 准教授)
Sven Wohlgemuth (国立情報学研究所 研究員)
16:50-17:50 パネルディスカッション 「社会と調和する科学技術」
議長:林紘一郎 (情報セキュリティ大学院大学 学長)
モデレータ:越前功(国立情報学研究所 准教授)
Gerhard Schneider
(フライブルク大学 チーフインフォメーションオフィサー)
Thomas Mueck (ウィーン工科大学 教授)
Hana Pechackova(欧州委員会)
岡部寿男(京都大学学術情報メディアセンター 教授)
岡本龍明(NTT情報流通プラットフォーム研究所 特別研究室長)
野村雅行(日本情報通信株式会社 代表取締役社長)
Peter Mertens (シーメンス株式会社 ゼネラルマネージャー)
持田侑宏(フランステレコムジャパン CTO)
17:50-18:00 まとめ
坂内正夫(国立情報学研究所長)
最新情報及び詳細は下記をご参照ください。
https://www.nii.ac.jp/issi/
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■平成21年度 国立情報学研究所 市民講座 「社会を変える情報学」(全8回)
【第4回】ネット時代の社会心理
-インターネットは地域社会をどう変えるのか?-
日 時:9月2日(水)18:30-19:45(質疑応答を含む)
会 場:学術総合センター 2階中会議場
講 師:小林哲郎(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 助教)
概 要:
インターネット利用と地域社会のかかわりについて、近年の社会科学で
重要な論点となっている社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)を
キーワードに、国内外の研究成果を読み解いていきます。
【第5回】通信の品質保証
-快適な情報通信はいかに実現されるか?-
日 時:9月30日(水)18:30-19:45(質疑応答を含む)
会 場:学術総合センター 2階中会議場
講 師:計宇生(国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 准教授)
概 要:
さまざまなアプリケーションやサービスをネットワーク上で提供する
場合、求められる品質に応じて必要な資源を割り当てたり、どの情報
から先に送るかという優先順位を決めてやる必要があります。こうし
た品質保証のための制御方法や手順について解説します。
参加費:無料
参加資格:どなたでも参加できます。事前に申込みをしてください。
申込方法:
電子メールにて、件名「国立情報学研究所 市民講座申込み」
本文「(1)参加希望回、(2)氏名、(3)連絡先」をご記入の上
国立情報学研究所 市民講座担当宛[shimin@nii.ac.jp]まで
お送りください。
詳 細:https://www.nii.ac.jp/shimin/
後 援:千代田区
*先に開催された講座の映像、配布資料、質問への回答を掲載いたしました。
第2回「音声から情報を得る」
https://www.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=935
第3回「科学ジャーナリズム」(質問への回答は後日掲載予定)
https://www.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=315
*過去の市民講座の映像、配布資料、質問への回答は
下記からご覧いただけます。
https://www.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=598
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■第3回 SPARC Japan セミナー2009
RIMS 研究集会
「数学におけるデジタルライブラリー構築へ向けて
-研究分野間の協調のもとに」
日 時:平成21年9月8日(火)13:30-16:00
平成21年9月9日(水)10:00-15:50
会 場:京都大学附属図書館 ライブラリーホール
http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/location.html
URL:https://www.nii.ac.jp/sparc/event/2009/20090908.html
主 催:京都大学数理解析研究所
共 催:国立情報学研究所 国際学術情報流通基盤整備事業 (SPARC Japan)
京都大学図書館機構
※お申し込み不要、参加自由です。
附属図書館入口カウンターに申し出て入館してください。
概 要:
京都大学数理解析研究所 (RIMS) ではRIMS研究集会「数学における
デジタルライブラリー構築へ向けて」を開催します。2005年から2008年
までに開催した研究集会「紀要の電子化と周辺の話題」では主に数学系
ジャーナルおよび紀要等の電子化に関する研究成果の発表と諸分野との
情報交換とが中心でした。
今回は世界的なDigital Mathematics Library (DML) 構築の流れを受け、
これまでに蓄積した成果および問題意識を諸分野の各ジャーナルおよび
デジタルリポジトリと共有し、同時に諸分野の成果と問題点との関わり
を議論する場とします。
数学と直接の関連をもたない研究分野のジャーナルでも数式を含む論文
が多数含まれることは珍しくありません。数学においても多様なメディ
ア等への対応、computationの発達に伴うeScience的なデジタルライブ
ラリーの構築には諸分野での経験が活かせると考えます。
日本において学術情報コミュニケーションを実際に担うグループは必ず
しも大きくなく、数学分野と諸分野との相互交流を深めることで学術
コミュニケーション全体を活性化することは必ずそれぞれの分野に還元
されるはずですので、この機会にご参集いただければ幸いです。
最新情報及び詳細はURLをご参照ください。
www.sci.hokudai.ac.jp/~nami/blog/
講 師:
麻生和彦(東京大学数理科学研究科)
西村暁子(京都大学附属図書館情報管理課)
佐藤翔(筑波大学図書館情報メディア研究科)
高久雅生(物質・材料研究機構科学情報室)
谷藤幹子(物質・材料研究機構科学情報室)
Malte Dreyer (Max Planck Digital Library, Germany)
行木孝夫(北海道大学大学院理学研究院)
黒田拓(北海道大学大学院理学研究院)
横井啓介(東京大学大学院情報理工学系研究科)
相澤彰子(国立情報学研究所)
鈴木昌和(九州大学大学院数理学府)
Mira Waller (Project Euclid)
David Ruddy (Project Euclid)
★★★★★★★★★★★★★★ 募集 ★★★★★★★★★★★★★★★★
■Scilab Toolbox Japan Contest 2009
INRIA(フランス国立計算機科学・自動制御研究所)が開発した数値計算
プラットフォームのScilab(サイラブ)を用いたToolboxを、作品と製作
者によるプレゼンテーションにより審査します。
優秀作品には以下の賞金が贈られますので、ふるってご応募ください。
【学生カテゴリ】
最優秀賞10万円、優秀賞5万円
【一般カテゴリ】
最優秀賞20万円
●スケジュール:
9月 1日 作品受付開始
9月30日 作品提出締切
10月 書類選考(応募多数の場合)
11月 4日 製作者によるプレゼンテーション、審査及び授賞式
詳 細:https://www.nii.ac.jp/scilab/contest/2009/index.html
問合せ先:企画推進本部ディレクター付企画チーム
kikaku@nii.ac.jp
※出品を検討される方は、ご連絡ください。
★★★★★★★★★★★★★★ 受賞 ★★★★★★★★★★★★★★★★
■「多様なサービスを支えるSINET3の詳細ネットワーク設計」が
電子情報通信学会通信ソサイエティ論文賞を受賞しました。
https://www.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=937
★★★★★★★★★★★★★ 最近の出版物 ★★★★★★★★★★★★★
■「情報研シリーズ」 新刊発売中!
『ロボットのおへそ』(情報研シリーズ11)
https://www.nii.ac.jp/books/maruzen-lib/index-j.shtml
※全国学校図書館協議会 選定図書
稲邑哲也(国立情報学研究所准教授)
瀬名秀明氏(作家、東北大学機械系特任教授)
池谷瑠絵氏(ライター)著
丸善ライブラリー(新書):760円(税別)
*内容の一部はこちらでご覧いただけます。
http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/view/9784621053775.html
*全国の有名書店で取り扱っています。
「情報研シリーズ」No.1〜10も、好評発売中!
https://www.nii.ac.jp/books/maruzen-lib/index-j.shtml
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-編集後記-
NII メールマガジン 第72号をお届けしました。
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〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
TEL:03-4212-2131,2136
E-Mail:kouhou@nii.ac.jp
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