NII Today 第83号
Mar. 2019No.83

SINETが支える「Society5.0」機能強化で広がる研究可能性

国立情報学研究所(NII)が構築・運用する学術情報ネットワーク「SINET5(Science Information NETwork5)」がモバイル通信環境と直結するなど進化を続けています。日本全国を網羅するこの情報インフラを使い、健康に関連する分野で革新的なサービスを生み出そうと巨大プロジェクトを始動させたのが大阪大学です。イノベーション国家への飛躍に向けた日本の課題と可能性をどうとらえたらいいのでしょうか。大阪大学の西尾章治郎総長と、NII の喜連川 優所長が語り合いました。

CONTENTS

Interview

日本の知をつなぐSINET

データ社会が紡ぐイノベーションに挑む

国立情報学研究所(NII)が構築・運用する学術情報ネットワーク「SINET5(Science Information NETwork5)」がモバイル通信環境と直結するなど進化を続けている。日本全国を網羅するこの情報インフラを使い、健康に関連する分野で革新的なサービスを生み出そうと巨大プロジェクトを始動させたのが大阪大学だ。イノベーション国家への飛躍に向けた日本の課題と可能性をどうとらえたらいいのか。大阪大学の西尾章治郎総長と、NII の喜連川 優所長が語り合った。

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Interview

学術情報ネットワークの歩みとこれから

より速く、大量に、セキュアにデータを送受信するために

学術情報ネットワーク「SINET5」が大きな進化を遂げている。2018年度は、国際回線の強化により、米国に加え欧州とアジアを100Gbps回線で接続する環境を整備。国際間の研究情報の流通を円滑に進める体制を構築する一方、モバイル通信環境と直結した「広域データ収集基盤」の運用を開始。より広範な研究データの収集、活用を可能とした。日本の最先端研究を下支えするSINETのこれまでとこれからを、学術ネットワーク研究開発センター長である、国立情報学研究所の漆谷重雄副所長に聞いた。

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Interview

SINET「広域データ収集基盤」始動

Society 5.0時代に求められる学術情報ネットワーク

人間中心の高度な情報化社会「Society 5.0」の実現に向けて、学術研究はどのような貢献ができるか。それに答えるように、NIIでは、SINET「広域データ収集基盤」を構築し、モバイル通信網を活用した実証実験を開始した。これにより、物理世界とサイバー世界をシームレスに結ぶ、データ駆動型社会の先進事例を示したい考えだ。新サービスの概要について、基盤構築に尽力してきた笹山浩二特任教授に聞いた。

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Other

SINETARIUM

目で見る『SINET』─SINETARIUM(サイネタリウム)

2018年6月から※、学術総合センター(NIIの主要部門が入るビル)の1階ロビーでは、SINET上のデータ流量の推移を日本地図にマッピングしたプロジェクションマッピング「SINETARIUM(サイネタリウム)」を展示している。SINETARIUMとは、目には見えないネットワーク上のデータの流れを可視化し、学術研究や教育にSINETがどのように使われているのか理解を深める取り組みだ。その概要や狙いについて、制作を担当した岡本裕子URA(リサーチ・アドミニストレーター)、SINETチームの技術担当の窪田佳裕係員、齊藤麻友子係員、今井亮輔特任技術専門員に聞いた。

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Interview

地球をぐるりと一周する超高速回線で 最先端大型研究を支援

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Interview

世界トップレベルの400G回線が東京─大阪間を結ぶ

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Essay

未来社会を紡ぐ研究基盤への期待

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NII Today 第83号

NII Today 第83号

2019年3月発行

・日本の知をつなぐSINET
・学術情報ネットワークの歩みとこれから
・SINET「広域データ収集基盤」始動
・SINETARIUM
・地球をぐるりと一周する超高速回線で 最先端大型研究を支援
・世界トップレベルの400G回線が東京─大阪間を結ぶ
・未来社会を紡ぐ研究基盤への期待

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