NIIオープンハウス2015 レポート

小中学生のための情報学ワークショップ

「暗号カギをわたせるか」(根本 香絵 教授)では、偏光板を組み合わせて作った模型を用いて、通信を送るというワークショップを行いました。「ルールをつくる」「受け手と送り手以外にはルールを知られない」など、暗号とはなにか?を体験しました。

「楽しいコミュニケーションを考えよう!」(LINE株式会社)では、まだLINEを使ったことがない小学生と、コミュニケーションとは何かをカードを用いながら考えていきます。ネット上では相手の気持ちに気づきにくい。自分がされたらイヤなことを考えるなど想像力を使おうとお話がありました。

「くまを動かそう~楽しいプログラミング講座」では、初学者が楽しくプログラミングを学習できる手法の研究を行う坂本 一憲 助教が開発したプログラミング教育用アンドロイドアプリを利用して、画面の中のキャラクターとぬいぐるみを同期させて操作する体験をします。本ワークショップには、株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社CA Tech Kidsに協力をいただきました。

「プライバシーをガードするメガネをつくろう」(越前 功 教授)では、実際に、カメラが顔を認識しないメガネを作ります。

 

プライバシーバイザーのクラフトを切り取り、格子状のシールをメガネ部分に貼っていきます。あまり多く貼ってしまうと、 顔の認識は防げますが、前が見えなくなってしまいます。

子どもたちは、どうやって貼るのが効果的か、試行錯誤しながら自分のメガネをつくっていました。

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