CONTENTS
Interview
コロナ時代の科学技術とICT
~Society 5.0 は何をめざすか
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は世界に大きな影響を及ぼしており、感染症の克服へ向けた科学技術の役割が問われている。社会経済活動を継続するため情報通信技術(ICT)の重要性も再認識された。COVID-19が突きつけた「新常態(ニューノーマル)」のなかで、科学技術やICTはどのような役割を果たせるのか。Society 5.0の方向性をどうすべきか。総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の上山隆大常勤議員とNIIの喜連川優所長が語り合った。
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Interview
With/Afterコロナ時代に求められる科学技術
ファンディング・エージェンシーの役割を問い直す
収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症の脅威は、科学技術の重要性を再認識させるとともに、そのあり方を根底から問い直すきっかけになった。今回のような緊急時に素早く対応するには、研究費を適所に分配する科学助成機関、すなわちファンディング・エージェンシーの役割がきわめて重要になる。そこで今回は、科学技術振興機構(JST)の濵口道成理事長を迎えて、コロナ禍におけるJSTの取り組みを伺うとともに、未来に向けて科学技術研究を推進していくために何をすべきか、ファンディング・エージェンシーの役割について、NIIの喜連川優所長と議論していただいた。
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Article
Society 5.0からCOVID-19との共生社会まで
データ駆動型社会の構築に向けて
2020年6月12日(金)〜13日(土)に開催されたNIIオープンハウス2020は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、すべてオンラインで執り行った。初日の6月12日に、中西宏明 経団連会長・日立製作所会長をお招きして講演していただき、さらに、喜連川優 NII所長と特別対談を実施。デジタルトランスフォーメーション(DX)や「Society 5.0」への取り組みとともに、社会のあり方を大きく問い直すきっかけとなった新型コロナウイルス感染症と人類はいかに向き合い、今後、どのように新しい共生社会を築いていったらいいのか、伺った。
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Interview
COVID-19とロジスティクス
データ共有・活用による次世代の物流サービスをめざす
新型コロナウイルス感染症が世界に拡大するなか、NIIオープンハウス2020(6月12日〜13日)は、感染予防のためオンラインで開催した。最初のプログラムとなる特別対談では、内閣府SIP「スマート物流サービス」のプログラムディレクターを務めるヤマトホールディングス株式会社執行役員の田中従雅氏を迎えて、コロナ禍とその後を見据えた次世代のロジスティクスについて伺った。
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Interview
Widening distance のコロナ時代にClosing the distance が創る新しい世界
New normal with LINE
3密を避け、人と人との間に物理的な距離が求められる新型コロナ禍の下、人々のコミュニケーションのあり方は必然的に変わらざるを得ない。そうしたなか、コミュニケーションアプリ「LINE」の利用率が高まっている。”CLOSING THE DISTANCE”を社是に掲げるLINE株式会社の現在の取り組みを踏まえながら、今後どのようなコミュニケーションがニューノーマルとして定着していくのだろうか。LINE社の出澤剛社長とNIIの喜連川優所長に対談で展望していただいた。
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