オープンフォーラムは、『学術研究プラットフォーム』を深く理解してご活用いただき、さらに発展させることを主眼として、各サービスの最新状況について意見交換する場として開催しています。

Day3 │ 5/31(水)

RCOS(公開基盤チーム)トラック

公開基盤のこれからを考える

我が国の機関リポジトリは、論文の公開の場の実現手段としてはじまり、機関の研究成果および紀要論文や博士論文等の灰色文献の保存・公開の場として利用されてきた。近年では、第6期科学技術・イノベーション戦略でも示されているように、データの保存・公開の場としての活用が期待されている。一方で、プレプリントサーバ、分野リポジトリ、汎用リポジトリ等の多様な公開の場が広がっており、論文およびデータを公開する際の機関リポジトリ以外の選択肢が増えている現状がある。機関側では、機関リポジトリの機関としての位置づけ、コンテンツの確保、体制の維持に苦労しながら運用しているという課題がある。しかしながら、近年の研究DXを取り巻く潮流は、機関にとっての機関リポジトリの見直しを行う最大の機会である。本セッションでは、NII RCOSの公開基盤チームが描くビジョンをもとに、公開基盤のこれからを考えていく。

会場:一橋講堂 / ハイブリッド

16:00-16:20

OA義務化とエビデンスデータ公開への対応を考える

国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター

林 正治

発表資料
講演映像
16:20-16:40

OA義務化へのシステム対応の検討

国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター

河合 将志

発表資料
講演映像
16:40-17:00

機関リポジトリでエビデンスデータを公開するには何が必要か

国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター

朝岡 誠

発表資料
講演映像
17:00-17:30

ディスカッション