― 走り出した学術研究プラットフォーム ―
 2022年4月から「SINET6」が始動しました。国立情報学研究所は、ネットワーク基盤「SINET6」と研究データ基盤「NII RDC」を中核に、クラウド環境、認証を包含した『学術研究プラットフォーム』をご利用いただくことで、大学・研究機関における研究・教育活動のデジタルトランスフォーメーション(DX化)の基盤となることを目指しております。
 本イベントは、この学術研究プラットフォームを、皆様により深くご理解・ご活用頂くとともに、さらに発展させていくことを主眼として、各サービスに係る最新の状況についてご説明し、皆様との意見交換の場として毎年開催しているものです。以前はオンサイトで実施しておりましたが、昨年度に引き続き本年もオンラインでの開催とさせていただきます。

Day1 │ 5/30(月)

特別トラック:ナイトセッション

オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブック〜学術研究者のための“個人情報”の取扱い方について〜 の公開

近時の学術研究においては、分野を問わず、多種多様なデータを取り扱うことが増えております。研究者の皆様からは、とりわけ個人情報を含むデータに関するルールが複雑で分かりにくく、その取扱いを躊躇するといった声が聞かれる一方、学術研究機関等においてもデータガバナンス体制の構築が求められているところです。

今般、NIIでは、「オープンサイエンスのためのデータ管理基盤ハンドブックにかかる検討会」を設置し、日本学術会議と連携し、データを取扱う際の注意点を纏めた研究者のためのハンドブックを作成しました。今回の版では、学術研究目的での個人情報の取扱いについて大きな改正があり、研究者の皆様の関心が特に強い、個人情報保護法に焦点を当てています。

このセッションでは、検討会の座長代理である東京大学の宍戸常寿教授にご講演いただき、ハンドブックの紹介とその利活用についての議論を行います。

19:00-19:05

ご挨拶

国立情報学研究所 所長

喜連川 優



講演映像
19:05-19:25

ハンドブック作成の狙いとその概要

東京大学大学院 法学政治学研究科 教授
国立情報学研究所 客員教授

宍戸 常寿

公開資料
講演映像
19:25-20:30

パネルディスカッション

国立情報学研究 所長

喜連川 優

東京大学大学院 法学政治学研究科 教授

宍戸 常寿

中央大学 国際情報学部 教授

石井 夏生利

京都大学医学部附属病院 医療情報企画部 教授

黒田 知宏

中央大学 経済学部 教授

伊藤 伸介

国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授

坊農 真弓


公開資料_石井 夏生利
公開資料_黒田 知宏
公開資料_伊藤 伸介
公開資料_坊農 真弓
講演映像