オープンサイエンスに向けた
学術情報基盤 SINET5
大学などの学術界では、研究成果や研究データを広く公開し、社会一般からアクセス可能にすることで、より幅の広いアプローチを生み、新たな研究やイノベーションの創出につなげようという「オープンサイエンス」への期待が高まっています。NIIは、大学・研究機関等の学術コミュニティの研究・教育活動に不可欠な学術情報基盤(学術情報ネットワーク、認証基盤、学術コンテンツサービス、クラウド活用支援サービス)の整備・拡充を推進しています。学術情報基盤をより便利で使い易く、さらに安心で安全なものへと発展させていく中でオープンサイエンスにも着目し、本年のフォーラムではオープンサイエンスを支援する上で学術情報基盤に求められているものは何か、何を充実すべきかを全国の大学・研究機関の皆様と共に議論していきます。
※学術情報基盤オープンフォーラム2015は終了いたしました。多数のご参加、誠にありがとうございました。
講演映像・講演資料を掲載しました(一部をのぞく)。
「Open Forum Report」に講演録を掲載しています。
プログラム-Day1
10:00-11:40 | 一橋講堂(2F)
General Session
ご挨拶
喜連川 優(NII 所長)
オープンサイエンスに向けた学術情報基盤
漆谷 重雄(NII学術基盤推進部 部長)
[講演資料(PDF6.7MB)]
[講演映像(NII Youtube)]
オープンサイエンスとは
~内閣府「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」報告書から~
真子 博(内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付 参事官補佐(国際 総括))
[講演資料(PDF1.4MB)]
[講演映像(NII Youtube)]
天文学におけるオープンデータ利用:歴史、機構、成果、そして将来
大石 雅寿(国立天文台 天文データセンター センター長)
[講演資料(PDF4.3MB)]
[講演映像(NII Youtube)]
Contents Session
13:00-14:00
特別会議室(1F)
新コンテンツサービス 発表会
SINET5におけるコンテンツサービス
細川 聖二(NII学術コンテンツ課 課長)
[講演資料(PDF1.3MB)] [講演映像(NII Youtube)]
第3のCiNii「D」
大向 一輝(NII准教授)
[講演資料(PDF1.2MB)] [講演映像(NII Youtube)]
利用者とeコンテンツをつなぐERDB
古橋 英枝(NII学術コンテンツ課)
[講演資料(PDF0.7MB)] [講演映像(NII Youtube)]
KAKENから統合成果データベースへ
片岡 真(NII学術コンテンツ課)
[講演資料(PDF0.8MB)] [講演映像(NII Youtube)]
14:10-16:00 | 特別会議室(1F)
オープンサイエンスに向けた図書館の取り組み
図書館にとってのCSTI報告書レビュー
杉田 茂樹(千葉大学附属図書館)
[講演資料(PDF0.9MB)] [講演映像(NII Youtube)]
データライブラリアンに求められる能力と人材育成
池内 有為(筑波大学大学院)
[講演資料(PDF3.1MB)] [講演映像(NII Youtube)]
海外事例に見る
オープンサイエンス推進における図書館の役割
西薗 由依(鹿児島大学附属図書館)
[講演資料(PDF1.4MB)] [講演映像(NII Youtube)]
研究データにDOIを - JaLC実験プロジェクト
中島 律子(科学技術振興機構 知識基盤情報部)
[講演資料(PDF1.3MB)] [講演映像(NII Youtube)]
研究データ管理:図書館に期待される機能、役割
大園 隼彦(岡山大学附属図書館)
[講演資料(PDF2.5MB)] [講演映像(NII Youtube)]
ラップアップ
武田 英明(NII教授)
▼概要
大学等と協力して取り組んできたコンテンツサービスの最新リリースをお知らせするとともに、オープンサイエンスの進展の中で、学術情報の公開と共有のために、大学図書館とNIIが何をするべきかを議論します。
GakuNin Session
13:00-16:00
一橋講堂(2F)
Going GakuNin:
認証、セキュリティ、そしてクラウド導入
全体の話
中村 素典(NII教授)
[講演資料(PDF0.3MB)]
UPKI電子証明書発行サービスの概要
水元 明法(NII学術基盤課)
[講演資料(PDF2.3MB)] [講演映像(NII Youtube)]
学認の話
野田 英明(NII学術基盤課)
[講演資料(PDF0.7MB)] [講演映像(NII Youtube)]
GakuNinクラウド
合田 憲人(NII教授)
[講演資料(PDF1.3MB)] [講演映像(NII Youtube)]
eduroamの話
中村 素典(NII教授)
[講演資料(PDF0.8MB)] [講演映像(NII Youtube)]
セキュリティポリシの話
曽根 秀昭(東北大学)
▼概要
キャンパスの情報環境の高度化と利便性・安全性の向上に向けて、その礎となる、学認、電子証明書、無線LANローミング(eduroam)、情報セキュリティポリシ―、学認クラウド(仲介サービス)などに関する最新動向を紹介します。
18:00-19:00 | 食堂(3F)
情報交換会
情報交換会 3階食堂 参加費:2,000円 ※先着順
※プログラム・スピーカー・会場は変更となる場合があります。
ウェブサイト公開用の資料とイベント発表用の資料は異なる場合がございます。
プログラム-Day2
10:00-12:00 | 12F会議室(12F)
必聴!学術情報基盤構築のいろは
~電子証明書発行サービス編
クライアント証明書発行の詳細
西村 健(NII)
[講演資料(PDF1.8MB)]
大学における利用イメージ
松平 拓也(金沢大学)
[講演資料(PDF0.8MB)]
UPKIパスアップデート
中村 素典(NII教授)
[講演資料(PDF0.6MB)]
ディスカッション
水元 明法(NII学術基盤課)
▼概要
UPKI電子証明書発行サービスにおいて、今年4月から提供開始となったクライアント証明書。その発行手順の詳細を説明し、具体的な利用方法を提案します。これをふまえ、大学におけるクライアント証明書利活用の方法について皆様とディスカッションします。
Contents Session
10:00-12:00 | 19F会議室(19F)
CiNii10周年アイデアソン
▼概要
CiNiiの公開から10年が経ちました。これまでの振り返りとともに、今後変わりゆく研究教育環境の中でCiNiiはどのような役割を果たしていくべきか、参加型のワークショップ形式で議論します。
GakuNin Session
14:30-17:00 | 12F会議室(12F)
必聴!学術情報基盤構築のいろは
~クラウド導入支援編
イントロダクション 学認クラウド実証実験
野田 英明(NII学術基盤課)
[講演資料(PDF0.8MB)]
クラウドチェックリストの詳細
大澤 清(NII学術基盤課)
[講演資料(PDF1.1MB)]
大学におけるクラウド導入
西村 浩二(広島大学)
[講演資料(PDF8.7MB)]
企業側が大学に期待すること
山下 克美(ファルコンシステムコンサルティング)
[講演資料(PDF0.2MB)]
パネル
▼概要
クラウドの普及に伴って多くの大学等がクラウド利用に興味を持つ一方で、大学等がクラウドを導入するためにはいくつかの課題があります。本セッションでは、これらの課題とその解決策について、産学の講演者をお招きして議論します。
Contents Session
14:30-17:00 | 19F会議室(19F)
■IR推進委員会全体像
■コンテンツWG報告&情報交換
博士論文インターネット公表の実態調査報告
松原 恵(東京大学駒場図書館)
[講演資料(PDF0.7MB)]
リポジトリはILLを救うか?
~IRcuresILLプロジェクト報告
鈴木 雅子(静岡大学附属図書館)
[講演資料(PDF0.6MB)]
■技術WG報告&情報交換
技術ワーキンググループの活動概要
佐藤 翔(同志社大学)
[講演資料(PDF0.3MB)]
機関リポジトリログの標準処理・
解析結果表示システムの構築
五十嵐 健一(慶應義塾大学メディアセンター本部)
[講演資料(PDF0.3MB)]
機関リポジトリとresearchmapの連携
林 豊(九州大学附属図書館)
[講演資料(PDF0.9MB)]
■激論これからのIRコミュニティ
パネルディスカッション
パネリスト:
内島 秀樹(神戸大学附属図書館)
杉田 茂樹(千葉大学附属図書館)
加川 みどり(神戸松蔭女子学院大学図書館)
尾城 孝一(東京大学附属図書館)
モデレータ:高橋 菜奈子(NII学術コンテンツ課)
▼概要
日本においても、公的研究資金を受けた論文のオープンアクセス義務化が目前に迫ってきました。委員会に参加するトップリポジストから最新の活動成果と展望を報告頂くとともに、これからのコミュニティのあり方について激論します。
GakuNin Session
アクセス
学術総合センター >>
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
交通アクセス
東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線・三田線「神保町」 A9出口
東京メトロ東西線「竹橋」 1b出口
徒歩3〜5分
お問い合わせ
国立情報学研究所 学術基盤課 フォーラム担当
E-Mail: openforum[at]nii.ac.jp
※[at]の部分を@に置き換えて送信してください。