History

年表

国立情報学研究所の
20年の歩みを振り返ります。

年表

1966
(昭和41)
日本の総人口1億人突破
1969
アポロ11号が月面着陸
1970
日本万国博覧会(大阪万博)開幕
1971
国立学校設置法改正。後の「大学共同利用機関」法制化につながる

1970

1972
日中国交樹立
1974
米インテルが「Intel 8080」発表
1975
ベトナム戦争終結
1976
東京大学情報図書館学研究センター発足
1977
リベスト、シャミア、エーデルマンが公開暗号方式「RSA」を開発
1978
文部大臣から学術審議会に対し「今後における学術情報システムの在り方について」諮問
1979
国立7大学と学術情報センターの大型コンピュータを結ぶ「N1 ネットワーク」設置
1980
日本電信電話公社がデジタルデータ交換網(DDX)パケット交換サービス開始

1980

1981
日本初の全国規模(大学間)のネットワーク「N-1 ネットワーク」が正式運用開始
1982
学術雑誌総合目録データベース・オンライン模索システム TOOL-ULP公開
1983
東京大学文献情報センターの設置(情報図書館学研究センターを改組)猪瀬博センター長就任
1984
東京大学文献情報センターが筑波大学大塚地区E館に移転
1984
目録所在情報サービス(NACSIS-CAT)運用開始
1985
日本電信電話公社民営化、日本電信電話株式会社(NTT)発足
1986
学術情報センター(NACIS)の設置(東京大学文献情報センターを改組)
1987
パケット交換網X.25による学術情報ネットワークの運用開始。N1ネットワークを自営網回線へ移行
1987
情報検索サービス(NACSIS-IR)提供開始
1988
電子メールサービス開始
1989
(平成元年)
昭和天皇崩御。昭和から平成へ
1989
欧州素粒子物理学研究所(CERN)のバーナーズ=リーがWWW(World Wide Web)を発明
1990
東西ドイツ統一

1990

1991
ソ連解体
1992
インターネット・バックボーンSINETの運用開始。学術情報ネットワークの通信方式が
パケット交換網とSINETの併存となる
1993
欧州連合(EU)誕生
1994
英国図書館原報提供センターBLDSCとのILL接続サービス開始
1995
阪神・淡路大震災
1996
国立国会図書館とのILL接続サービス開始
1997
電子図書館サービスNACSIS-ELS開始
1998
学術審議会建議「情報学研究の推進方策について」、情報研究の中核的な研究機関を
大学共同利用機関として設置することを提言
1999
学術総合センター(東京都千代田区一ツ橋)竣工
2000
国立情報学研究所(NII)の設置(学術情報センターを転換)

2000

2001
米国で同時多発テロ発生
2002
スーパーSINET の運用開始 ATM 交換機から超高速ルータへ移行
2002
総合研究大学院大学情報学専攻の設置
2003
文部科学省委託研究「NAREGI」(超高速コンピュ ータ網形成プロジェクト)開始
2004
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所の設置
2005
設立5周年記念国立情報学研究所オープンハウス開催
2007
学術情報ネットワーク(SINET3)本格運用開始光IPハイブリッドアーキテクチャ採用
2007
「NII Today」創刊(国立情報学研究所ニュース改称)
2008
国際共同研究推進のため日仏情報学連携研究拠点(JFLI)を設立
2009
JAIRO(学術機関リポジトリポータル)正式公開
2010
国公私立大学図書館協力委員会と国立情報学研究所との間における連携・協力の推進に関する協定締結

2010

2011
東日本大震災
2011
NII湘南会議 第1回開催
2011
SINET、東日本大震災時も障害切替構成により安定運用
2011
学術情報ネットワークSINET4本格運用開始
2011
NACSIS-CAT の情報を一般に提供する検索サービスCiNii Books 公開
2012
共用リポジトリサービスJAIRO-Cloud運用開始
2014
「NII SEEDs―時代を躍進するNII研究者による研究シーズ集」創刊
2015
国内の博士論文検索サービスCiNii Dissertations正式公開
2016
学術情報ネットワークSINET5本格運用開始
2017
世界初の指紋盗撮防止手法Biometric Jammerを国際情報通信見本市CeBIT 2017で公開
2018
広域データ収集基盤(モバイル SINET)実証実験開始
2019
(令和元年)
SINET5の東京・大阪間で400Gbpsを提供開始。また、
世界初の単独地球一周超高速100Gbps学術通信回線網を構築
2019
平成から令和へ
2020
設立20周年

歴代所長

  • 初代所長 猪瀬 博

    初代所長
    猪瀬 博

    在任期間
    2000年4月~10月

  • 第2代所長 末松 安晴

    第2代所長
    末松 安晴

    在任期間
    2001年4月~2005年3月

  • 第3代所長 坂内 正夫

    第3代所長
    坂内 正夫

    在任期間
    2005年4月~2013年3月

  • 第4代所長 喜連川 優

    第4代所長
    喜連川 優

    在任期間
    2013年4月~

大学共同利用機関の変遷

文部省は1970年代から特定学術分野に「大学共同利用機関」を設置し、一大学では維持できない大型研究設備や大規模な共同研究を支える政策を進めてきた。学術情報基盤を提供する機関として1986年に「学術情報センター」が設置 され、2000年にそれを転換して「国立情報学研究所」が発足し、情報学という新しい研究も担うことになった。2004年に国立大学の法人化とともに、大学共同機関は新たに「大学共同利用機関法人」に再編成されて現在に至る。

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大学共同利用機関の変遷