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イベント情報 |
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イベント情報 |
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2012年(平成24年度) |
日時 |
平成24年6月19日(火)13:00~17:00 |
場所 |
国立情報学研究所 12階 1208,1210会議室 |
イベントは終了しました
ご参加ありがとうございました。
当日の発表資料と開催報告を公開しましたので,ご活用ください。
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司会: 山下 和子 (化学工学会) |
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◇永井 裕子
(日本動物学会 事務局長; UniBio Press 代表)
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1993年より動物学会事務局長,現在に至る。2010年より筑波大学図書館情報メデイア研究科博士後期課程に在学中。
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◇Deborah Kahn
(Publishing Director, BioMed Central)
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BioMed CentralのPublishing Director。著者,編集者,査読者に対してよりよいサービスを提供するための出版・編集部門の責任者。STMジャーナル・書籍・データベース等の出版だけでなく,調査研究やコンサルティングにおいてもキャリアを積む。オープンアクセス黎明期からのオープンアクセス・サポーターである。
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◇安河内 朗
(日本生理人類学会)
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福岡県生まれ。1979年九州芸術工科大学大学院修士課程修了,同大学助手。
1982 - 1990年 労働省産業医学総合研究所研究官を経て,主任研究官,理学博士(1986年)。
1990 - 2003年 九州芸術工科大学助教授を経て,教授(99年)。
この間,ケンブリッジ大学チャーチルカレッジ 海外フェロー(02年)。
2003年 九州大学との統合により芸術工学研究院教授。
2005 - 2009年 九州大学大学院芸術工学研究院長,九州大学副学長を兼任(08年),現在に至る。
1997年以降,Journal of PHYSIOLOGICAL ANTHROPOLOGYのEditor-in-Chief。専門は生理人類学,人間工学。
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◆UniBio Press ― 情報の拡大を求めて
(永井 裕子)
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UniBio Pressからは,J-STAGE-BioOne-WEKO-PierOnline とプラットフォ-ムを移動した経緯とその経験をお話しする。ここには,情報を確実に,必要とする研究者へ届けたいという願いとともに,ジャ-ナルをどう販売し,購読料を得るかという実際的な話も存在する。Open Access はUniBio Pressの立ち上げ時期からも,そして今も,重要なテ-マであるが,そのモデルを思案する以前に,各ジャ-ナルの知名度を上げることが我々の先決問題であった。
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◆オープンアクセス出版モデルへの移行がもたらすもの ― ジャーナル発展におけるケーススタディ
(Deborah Kahn)
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オープンアクセス(OA)出版モデルは,プラットフォームの移築を検討する学会にとって重要な選択肢のひとつである。過去10年ほどの間に,OA出版が学術出版において果たす役割はますます大きくなっている。OA出版モデルと最適なプラットフォームの採用によって,ビジビリティ,国際的認知度,被引用数等が向上した例は,特に学会誌で多く見られる。本講演では,OAによるジャーナル出版の最新状況を概観する。また,OA出版モデルに移行したアジアのジャーナルを例に挙げながら,OA出版モデルに移行することの利点について述べる。
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◆ジャーナルの発展を目指したプラットフォーム移築について
(安河内 朗)
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Journal of PHYSIOLOGICAL ANTHROPOLOGY(JPA)は,2012年1月からBioMed Central(BMC)よりOpen Access Journal として新たなスタートを切った。これまでもJSTによるOpen Accessを実施していたが,BMCでは自社の強力なmarketing teamをもち,また多くの登録ユーザーやnewsletter読者を介して,さらにはemail, face book, flyerなどの電子媒体によって世界中にそのvisibilityを高める能力を有している。JPAは2013年に最初のImpact Factor (IF)が付くので,JPAのvisibilityがBMCの媒体で世界中に効果的に広がることは願ってもない機会になる。ここでは,JPAが新しいプラットフォームへ移築する経緯についてご報告する。
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平成24年6月19日(火)に第2回SPARC Japanセミナー2012「ジャーナルの発展をもとめて~プラットフォーム移築を中心に~」を開催しました。 |
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参加者数 58名 |
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アンケート結果 回答数: 24 |
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※ご意見は,公開の同意をいただいたものです。 |
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■参加目的 |
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業務に関連するため:24 研究に関連するため:3 教養:0 その他:0 |
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■今回の内容について |
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目的達成度 |
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役に立つ:16 普通:5 期待と異なる:0 無回答:3 |
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ご意見 【所属/職種】 |
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【大学/図書館関係】 |
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- OAだとアクセス分析に難点がありうることが面白かった。読者層が見えづらい可能性も?また登録読者以外のアクセスについて把握できない?
- 学会等の方々には参考となっただろうが、残念ながら図書館との「かかわりあい」が理解しがたかった。
- 移築するジャーナルと出版社の側からの目的やメリットについて興味深く聴いた。移築によって生じる利用者側(読者や図書館)のメリット・デメリットについて、ディスカッションする機会があれば面白いと思う。
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【企業/学術誌編集関係】 |
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- 学会の実際の体験談がとてもよかった。ジャーナルをより良くしようという関係者の熱意・努力が感じられた。
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【企業/図書館関係】 |
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- 私は論文を利用する側ですが、提供する側の事情がわかって大変興味深かったです。IFがこれほど重要視されているとは改めて驚きました。
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【その他/学術誌編集関係】 |
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【その他/図書館関係】 |
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- COUNTER/SUSHIの勉強会(図書館+学会向け)
- 学術/研究コンテンツの著作権動向。IRやセルフアーカイブで気をつける自分の著作物の著作権履行
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■今後,聞いてみたい内容・テーマ・講演者について |
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【大学/図書館関係】 |
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- 社会・人文科学のOA(英語はリンガフランカではないし、短期的にvisibility+citationはsignificanceに直結しない分野なので)
- プラットフォームの移築とリポジトリとの関連はどうなるのか聞いてみたい。
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【その他/学術誌編集関係】 |
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【その他/図書館関係】 |
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- COUNTER/SUSHIの勉強会(図書館+学会向け)
- 学術/研究コンテンツの著作権動向。IRやセルフアーカイブで気をつける自分の著作物の著作権履行
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■その他,当企画に関するご意見・感想 |
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【その他/図書館関係】 |
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- セミナーなのに各講演で質問が出来ないプログラム構成は再考すべきではないか。
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