電子ジャーナルの浸透によりメタデータ出版が学術出版におけるスタンダードとなりつつあります。そして欧米ではすでにメタデータを作成してから出版を行うスタイルが標準となっておりますが、日本ではまだ版下作成後に電子ジャーナル用メタデータを作成しているところが多いのが現状です。今回Inera社のCEOであるRosenblum氏の来日に伴いご講演いただき、メタデータ出版の現状を習熟いただく機会を持ちました。氏はNLM-DTDの共著者であり、また、CrossRefのメタデータスキーマの設計も行い、Inera社では複数の大手商業出版社、学会出版社が利用するXML作成ツールを開発しております。 |