イベント情報
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2016年(平成28年度)
 
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第2回 SPARC Japan セミナー2016 (オープンアクセス・サミット2016)
「研究データオープン化推進に向けて : インセンティブとデータマネジメント」

日時

平成28年10月26日(水)13:00-17:15

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場所

国立情報学研究所  12階 1208,1210会議室

共催

研究データ利活用協議会

関連ページ :

Open Access Week 2016 "Open in Action"

イベントは終了しました。
多数のご参加・アンケートへのご協力ありがとうございました。

更新記録

ニュースレターを公開しました。(2017/01/30)
ドキュメントを掲載しました。(2017/01/18)
ビデオ映像を公開しました。(2016/12/09)
発表資料開催報告を公開しました。(2016/11/11)
・お申込み多数により会場の定員に達しましたため,参加申込受付を終了しました。(2016/10/20)
講師紹介講演要旨を公開しプログラムを更新しました。(2016/10/13)
プログラムを更新し,フライヤーを公開しました。(2016/10/11)
参加申込受付を開始しました。(2016/09/30)
・ウェブページを公開しました。(2016/09/30)

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第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

第2回 SPARC Japanセミナー2016

アウトライン

【概要】

  日本におけるオープンサイエンス推進のあり方については,2015年3月に内閣府から報告書が公表された。それによると,国としての基本姿勢・基本方針は,公的研究資金による研究成果の利活用促進を拡大することとされており,ここで言う研究成果には研究の過程で得られた「デジタル化された研究データ」も含まれている。

  研究データ・サイエンスデータのオープン化に当たっては,大学・公的研究機関,データを生み出した研究者の積極的な役割が期待されるところであるが,昨今の厳しい研究環境を背景として研究者の内発的動機づけに至っていないうえ,ある程度ワークフロー化した研究データマネジメントシステムが確立されていないのが現状である。こうした現状の指摘は,この半年ほどの間に「戦略的創造研究推進事業におけるデータマネジメント方針(JST)」,「G7茨城・つくば科学技術大臣会合『つくばコミュニケ』(内閣府)」,「オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり方に関する提言(日本学術会議)」などに相次いで見られ,その解決は焦眉の急といった様相を呈している。

  研究者及び科学コミュニティに対しては,研究データのオープン化を進めることにより新たな知見や価値が生み出せるというインセンティブに加え,オープン化の成果に見合った処遇を与えるといったインセンティブを高めることも重要であると考えられる。研究データマネジメントに関しては,データの長期保存・管理・公開において図書館・機関リポジトリ・データセンターが果たす基盤的な役割は大きく,こうした機関の構成員と研究者との協同をワークフローに組み込むことはこうした問題を解決する可能性を秘めている。

  以上を背景として,本セミナーでは,自然科学分野で実際に行われている図書館と研究グループ連携の取り組みや機関リポジトリの現状などの話題提供を通して,日本における研究データ・サイエンスデータのオープン化を「図書館員・研究者の協同」という観点から今後どのように推進していくことができるかを考えてみたい。

【参加対象者】
図書館員,大学関係者,研究者,学術出版職にある方々

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プログラム
司会: 能勢 正仁 (京都大学大学院理学研究科)

時間

内容

講師

発表資料

ビデオ映像

ドキュメント

13:00-13:05

開会挨拶

林 和弘
(Open Access Week Advisory Committee)

 

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(4:53)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

 

13:05-13:10

趣旨説明

能勢 正仁
 (京都大学大学院理学研究科)

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(4:55)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

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13:10-13:40

医学生物学分野におけるデータのオープン化とそのインセンティブ

[講演要旨]

仲里 猛留
(情報・システム研究機構
ライフサイエンス統合データベースセンター)

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(31:35)

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13:40-14:10

日本古写真画像データのオープン化と大学図書館の役割

[講演要旨]

下田 研一
(長崎大学附属図書館)

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(33:11)

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14:10-14:40

超高層大気観測データのメタデータ作成実験経過報告

[講演要旨]

南山 泰之
(国立極地研究所)

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(24:44)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

14:40-14:50

休憩

14:50-15:20

研究データマネジメントと日本の大学

[講演要旨]

青木 学聡
(京都大学情報環境機構)

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(31:52)

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15:20-15:50

研究データ利活用に関する国内活動及び国際動向について

[講演要旨]

武田 英明
(研究データ利活用協議会/国立情報学研究所)

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(29:38)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

15:50-16:10

休憩

16:10-17:10

パネルディスカッション:
インセンティブとデータマネジメントの今後のあり方

【モデレーター】
蔵川 圭
(国立情報学研究所)

【パネリスト】
仲里 猛留
(情報・システム研究機構
ライフサイエンス統合データベースセンター)

下田 研一
(長崎大学附属図書館)

南山 泰之
(国立極地研究所)

青木 学聡
(京都大学情報環境機構)

武田 英明
(研究データ利活用協議会/国立情報学研究所)

 

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(62:30)

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17:10-17:15

閉会挨拶

安達 淳 (国立情報学研究所)

 

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(7:46)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

 
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参加費
無料
参加申込


※申込後,数日経っても返信が届かない場合や,キャンセルご希望の場合は下記へお問い合わせください。
※ご連絡いただいた個人情報は,今後のセミナーのご案内と開催変更等の緊急連絡に使用いたしますのでご了承ください。
※定員に達した段階で,期限日前に申し込みを締め切ることもございますのでご了承ください。

会場定員に達しましたため,受付は終了いたしました。多数のお申込み誠にありがとうございました。
今回ご参加いただけなかった方は,恐縮ですが終了後に当サイトで公開する資料等をご参照ください。

申込期限平成28年10月24日(月)

お問い合わせ先: 国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課支援チーム SPARC担当
E-mail co_sparc_all@nii.ac.jp FAX 03-4212-2375

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講師紹介

◇仲里 猛留   (情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)

東京工業大学大学院生命理工学研究科修士課程修了。在籍中はウナギの海水適応機構をテーマに分子生物学実験の日々を過ごす。修了後,NECに入社。バイオインフォマティクスの部署で文献情報を活用した大規模データの解析のためのソフト開発に従事。2007年より情報・システム研究機構(ROIS)ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)に勤務。DDBJと連携して公共データベース中の次世代シーケンサー(NGS)データを検索するサイトの運用や,それら大規模データの生物学的な解釈を行うための基盤整備を行う。2011年より現職。大阪大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士(情報科学)。

◇下田 研一   (長崎大学附属図書館)

1987年3月に長崎大学附属図書館に採用。受入・目録・参考調査等の図書館業務を経験し,2014年7月より学術情報サービス班長。この間に,学術情報センターと接続した図書館システムの導入,電子ジャーナルの導入,機関リポジトリの立ち上げのほか,日本古写真コレクションの構築・整理・電子化・各種公開事業の実施にも携わり現在に至る。

◇南山 泰之   (国立極地研究所)

2005年より国立極地研究所情報図書室に勤務。2007年~2008年,第49次日本南極地域観測隊に参加。その後,東京大学駒場図書館(2011年~2014年)を経て現職に戻る。2014年8月より機関リポジトリ推進委員会協力員。2014年第4回SPARC Japanセミナー企画ワーキンググループ(WG)メンバー,2016年SPARC Japanセミナー企画WGメンバー。

◇青木 学聡   (京都大学情報環境機構)

博士(工学)。ナノスケール加工・計測技術のシミュレーションを中心テーマに,2000年より各種研究プロジェクト研究員等として活動。2007年2月より工学研究科講師。教育研究活動と並行し,同附属情報センターにて研究科内の情報セキュリティ,情報インフラ整備,データ分析業務を担当。2016年3月より現職。 大学全体にわたる研究者,研究プロジェクト支援のためのICTシステムの計画,設計,運用に携わる。

◇武田 英明   (研究データ利活用協議会/国立情報学研究所)

     http://www.nii.ac.jp/faculty/informatics/takeda_hideaki/

◇蔵川 圭   (国立情報学研究所)

     http://researchmap.jp/kurakawa/

◇能勢 正仁   (京都大学大学院理学研究科)

1998年に京都大学理学研究科で博士(理学)取得後,米国ジョンズホプキンス大学でポストドクトラルフェローとして3年間研究を行う。2001年帰国,現職。専門は,超高層物理学,地球電磁気学。主な研究テーマは,地磁気変動・脈動,内部磁気圏の高エネルギー粒子ダイナミクス,サブストーム,地磁気指数など。最近は,科学データへデジタルオブジェクト識別子を付与する活動にも積極的に関わっている。

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講演要旨

◆医学生物学分野におけるデータのオープン化とそのインセンティブ

   (仲里 猛留)

医学生物学分野では,文献情報がMEDLINEに, 塩基配列情報がGenBankにと1970年代からデータベースとして保存されており,インターネットの普及とともに誰でも広く利用可能となった。現在は米国NCBI,欧州EBI,日本のDDBJによって,これらに加え遺伝子発現や化合物情報なども公共データベースとして蓄積・運用がされている。このように自然に生命科学データが集積されたのは,出版社が投稿規定内に実験データを公共データベースに登録することを義務化した背景がある。近年は,機器の発展やコストの低下により,診断などヒトを対象にした研究も広くなされるようになり,場合によってはデータをオープンにすることにより個人情報を侵害するのではないかとの懸念も持たれている。

◆日本古写真画像データのオープン化と大学図書館の役割

   (下田 研一)

長崎大学附属図書館は,1988年以来,主に欧米に流出した幕末・明治期の日本古写真を収集し,1998年からは,日本古写真画像データベースのインターネット公開に取り組んできた。今では,日本最大規模のコレクションとデータベースを有する。本発表では,日本古写真の資料特性,データベースの構築手法と公開後の反響,コレクションに対する研究者・学芸員・図書館員のアプローチの違い,博物館等の類縁機関との連携を紹介し,研究データのオープン化における大学図書館の役割を考える一助としたい。

◆超高層大気観測データのメタデータ作成実験経過報告

   (南山 泰之)

本報告では,研究者と図書館員における協働の一事例として,超高層大気分野における観測データのメタデータ作成実験の経過報告を行う。本実験は,大学図書館員の持つメタデータ運用スキルが,特定分野にフォーカスしたメタデータの作成に応用できるか,の検証を通して,①メタデータ作成支援による研究者の負担軽減,②図書館員による流通面での知見提供,といった具体的なインセンティブ付与,及び③図書館員による研究データマネジメントの今後の可能性を探るものである。幅広い関係者からのコメントをいただくことで,今後の両者の協働のあり方を考えるための一助としたい。

◆研究データマネジメントと日本の大学

   (青木 学聡)

オープンサイエンスへの貢献を含め,大学,研究機関において,研究データを適切に管理することは,新たな知の創生,研究成果の社会への還元,公正な研究活動の維持等,多くの理由からその整備が強く求められている。 研究データの入手,保管,公開のルール,すなわち研究データマネジメントの確立は,欧米においては近年,必須の事項とされたが,日本ではまだ初期段階にあり,各大学は手探り状態にある。 本講演では,欧米における研究データマネジメントの位置づけ,大学での取組みを紹介し,日本の大学における研究データマネジメントの今後の展開を議論する。

◆研究データ利活用に関する国内活動及び国際動向について

   (武田 英明)

研究データに関する利活用に関する関心が近年,国内外で高まっている。本講演では,オープンサイエンスの流れの理解とその上での研究データ利活用の枠組みについて概要を説明する。その上で,国内及び国際的な動向について概観する。国内ではDOIのRA(登録機間)であるジャパンリンクセンターが2014年に行ったデータDOI実験プロジェクトを契機に分野横断的なつながりができ,それが研究データ利活用協議会の発足につながった。国際的にはRDA(Reserach Data Alliance)が4年前より活動を始めており,funder, 研究機関,出版社等を巻き込んで,横断的なつながりを形成している。その活動を一部紹介する。

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開催報告
平成28年10月26日(水)に第2回SPARC Japanセミナー2016「研究データオープン化推進に向けて : インセンティブとデータマネジメント」を開催しました。
本セミナーに関するニュースレター(31号)はこちらからご覧ください。
参加者数 112名
アンケート結果 回答数:35 

※ご意見は,公開の同意をいただいたものです。

■参加目的
    業務に関連するため: 28  研究に関連するため: 11  教養: 0  その他: 0 無回答: 0
■今回の内容について
  目的達成度
    役に立つ: 25  普通: 10  期待と異なる: 0  無回答: 0
  ご意見 【所属/職種】
  【大学/図書館関係】
   
  • 京大青木先生の講演で、研究データマネジメントに関して、他部署と積極的に連携していることが大変うらやましい。本学はオープンサイエンスの話が出た時に「まずは図書館から情報発信しよう」と行動したものの、中々思うように連携できず、歯がゆい状態なので。
  • 各リポジトリで公開されているデータをどのように探すのか。本当に目録作業の延長なのか。図書等と違って、研究データは誰が見てもそうとわかるものではなく個別的というか分野で特性があったりするのではないか。リポジトリを運営する大学などのインセンティブは?
  • 経緯や現状の理解には参考になりました。
  • 研究者の論文を当該研究者が所属される大学図書館等がオープンアクセスしていく流れや仕組みについて、図書館員の実務担当者向けにその知識や実例報告や課題についての議論がされるものと思っていました。しかし、セミナー全体の話の要旨は、研究者が自身の研究データ等を公開していく取組に煩わしさを感じており、本来の研究や教育に忙殺されて、研究成果や取得データの公開に対しモチベーションが下がっている。そのためにどんな方略が有効か、みんなで考えていきましょうという話が多かった。当初聴講をするつもりだった内容とずれていたが、研究者(大学教員等)の本音が多く聞けてこれはこれで有意義な時間だった。
  【大学/大学・教育関係】
   
  • 研究データのオープン化について、多角的に理解できた。
  【大学/研究者】
   
  • 青木先生のお話がとても興味深かったです。
  • データのオープン化と知財化の関係についてももっとコメント・紹介があると良かったです。
  • ライブラリアンについて、科学者という位置づけをしていない点に少し疑問。
  • どのご発表も中身が濃く大変勉強になりました。
  • 図書館員の役割について理解が深まった。
  • いろいろなステークホルダーがいることはわかった。
  【大学/その他】
   
  • 自分が扱う分野と異なるデータの話も興味深くきけた。図書館のリソース(人)は限られており、メタデータ作成を手伝う部署の設置が必要に思った。
  【企業/学術誌編集関係】
   
  • 多方面からの現状報告が参考になりました。
  【企業/その他】
   
  • トピックが準備・推進途中だからだと思いますが、あまり新しい発見がありませんでした。
  【その他/学術誌編集関係】
   
  • 長崎大学下田先生のご講演、大変興味深かったです。ありがとうございました。
  • パネルディスカッションも含め実務者を対象としたセミナーであるのでとてもわかりやすい。
  【その他/研究者】
   
  • リポジトリ導入に向けて参考になります。
  【その他/その他】
   
  • 研究者、学芸員、図書館員などそれぞれの役割・それぞれのインセンティブを考えるきっかけとなった。
  • 機関としてどう取り組むか、どのような課題があるかの視点が得られた。
■今後,聞いてみたい内容・テーマ・講演者について
  【大学/図書館関係】
   
  • オープンアクセス化による効果
  • 古今東西の学術データの事例を洗い出し、分類したり、メタデータセットを検討したりするワークショップも面白そうな気がする。
  • 安達副所長の閉会のあいさつのなかでもふれられていたが、研究データオープン化推進には、所要の費用の話を避けて、掛け声や理念への共感だけでは前進が難しい。日々の業務に忙しい研究者や図書館員にその業務を付加させる余地はほとんどない。そこで、きちんと人件費を手当てして、新たに研究データオープン化のための要員を各機関が雇用することが望まれると言われた。これはおおいに賛同する。一方で、運営費交付金が毎年減額され、国の厳しい財政事情を勘案するとそれはまたかなわない希望のようにも思える。そこで、文部科学省としてそこをどう考えてくれるのか、文部科学省担当部局の担当者の講演を聞きたい。仮にそうした予算を手当てするにしても、全国の大学等にくまなく配置させる余裕はとてもないだろう。一案として、世界規模で優劣を競える国内トップグループの大学・研究機関に絞るのか、そのへんのある種冷徹な見通し等も聞きたい。
  【大学/研究者】
   
  • 人文系のデータ、死蔵データベースについてのオープン化についての現状などについて知りたいです。
  • プラットフォームについて
  【大学/その他】
   
  • やはりリポジトリ!!紀要収集からスタートして、いまどうなっているか。
  【企業/その他】
   
  • 機関レポジトリの管理をするにあたって、図書館員のIT教育や、データを蓄積する物理的環境が重要になると思います。また、研究者がなにもかもレポジトリに投げこむと、どれが最終データで、信用できるのか、どれが有効な「失敗と成功例」なのか見分けられなくなるのでは?と思います。今後、大学において、そういった問題にとり組む人材を育てる図書館・研究アドミン情報学の学部が少なすぎると感じています。専門員を養成する学校の設立はなぜトピックになっていないのでしょうか?
  【その他/図書館関係】
   
  • カタロガーからメタデータライブラリアンへ
  • 引き続きオープンサイエンスに関する講演会企画については動向把握のために参加したいと思います。
  【その他/大学・教育関係】
   
  • オープンアクセスとプライバシー
  【その他/研究者】
   
  • 日本の世界の中での立ち位置
  • 実装に向けての規格化の動き
  【その他/その他】
   
  • 本日の講演でも一部、紹介されたが、利用状況に関するテーマを設けてもよいと思った。人材育成の視点から、データにたずさわる人の多様なキャリアも興味がある。
■その他,当企画に関するご意見・感想
  【大学/図書館関係】
   
  • 会場に机があると良かったです。
  • 質問時間が短かったです。
  【大学/大学・教育関係】
   
  • 前半期にも開催できませんか?
  【大学/研究者】
   
  • データ公開、共有についてのインセンティブについて。(私自身は人文系研究者ですが、)研究者の立場(特に非常勤、ポスドクなど)からすると、貴重な時間を実験や論文執筆よりもデータマネジメントにとられる、作業をまかされる、かつ、何の報酬もないとなると、積極的になれないのは当然ではないかと思います。
  【大学/その他】
   
  • いつも勉強させてもらいありがとうございます。
  【企業/学術誌編集関係】
   
  • ディスカッションの時間が十分にあって興味深い展開でした。運営のご担当の方々のお心遣いに感謝します。ありがとうございました。
  【企業/その他】
   
  • 会場が少し暑かった。デスクがあると良かった。
  【その他/図書館関係】
   
  • 理工系の大学図書館や研究センターなど、オープンサイエンスにある程度情報やノウハウがある機関だけではなく、資料やデータを持っていても現場でオープンサイエンスの論理が浸透しにくい人文系や美術館、博物館の関係者との交流が持てるような企画を期待しています。どうぞよろしくお願いいたします。
  【その他/研究者】
   
  • 今後ともこの様な企画をお願いします。
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最終更新日:2017年1月18日

 
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