学術情報センターニュース 第38号 3/8

last update: 1996.12.25  [目次へ] [前へ] [次へ]
国際電子メールサービスにおけるドメイン名変更

 学術情報センターでは,平成2年4月から国際電子メールサービスとしてインターネットとのメール交換を行っておりますが,ドメイン名は'sinet.ad.jp'という学術情報ネットワーク管理者のためのものを流用していました。しかし,このたび国際電子メールサービス専用に,以下のドメイン名を新たに取得しましたので,利用者のドメイン名の変更をお願いいたします。
 この変更にともない,電子メールの交換を行う相手方にもドメイン名の変更を周知していただくとともに,現在のドメイン名でメーリングリストを受け取っている場合にも,忘れずに新しいドメイン名に変更していただきますよう,お願いいたします。
userid@sinet.ad.jp → userid@simail.ne.jp (新ドメイン名)
 なお,当分の間(概ね1年程度)は移行措置として,'userid@sinet.ad.jp'のドメイン名からも,電子メールが受け取れるよう配慮いたします。

(システム管理課)


公衆電話網経由の28.8Kbpsによるサービス開始

 平成8年11月1日より,情報検索サービス,電子メールサービス共通の28.8Kbpsのアクセスポイントを千葉分館内に設置し,運用を開始しました。このアクセスポイントの通信パラメータや利用方法は,大塚地区設置のアクセスポイント(03-3942-8940)と同様となっておりますので,詳細は「利用の手引き第4版」およびNACSIS-IRのホームページ等をご参照ください。なお通信パラメータは下記のとおりです。

(システム管理課)


新データベースの紹介

 財団法人東洋文庫附置ユネスコ東アジア文化研究センターから,下記の4種のデータベースの提供を受け,平成8年10月1日(火)から情報検索サービスを開始しましたので,その概要等をお知らせいたします。
 これにより,学術情報センター情報検索サービスNACSIS-IRのデータベースは58種となっています。

1.概要
(1)中東・イスラーム研究文献索引データベース
 1)収録対象
  我が国における中東およびイスラーム地域に関する人文・社会科学分野の学術文献の索引情報
 2)収録範囲,収録件数
  1868年以降のデータを収録し,サービス開始時の件数は14,605件。年間増加件数は約1,000件。年1回更新。
 3)収録項目
  標題,著者名,収録資料名,巻号,頁,言語,出版地,分野
 4)呼び出しコマンド
  「BIMEJ」

(2)中央アジア研究文献索引データベース
 1)収録対象
  我が国における中央アジア地域に関する人文・社会科学分野の学術文献の索引情報
 2)収録範囲,収録件数
  1879年以降のデータを収録し,サービス開始時の件数は15,007件。年間増加件数は約600件。年1回更新。
 3)収録項目
  標題,著者名,収録資料名,巻号,頁,言語,出版地,分野
 4)呼び出しコマンド
  「BCAJ」

(3)アジア歴史研究者ディレクトリ
 1)収録対象
  我が国で研究活動している東洋史研究者のプロフィールおよび発表論文情報
 2)収録件数
  サービス開始時の件数は1,800件。年1回更新。
 3)収録項目
  研究者氏名,性別,生年月日,所属機関,職名,所属機関住所,研究地域,研究課題,研究業績
 4)呼び出しコマンド
  「RESAHJ」

(4)印度学・仏教学研究者ディレクトリ
 1)収録対象
  我が国で研究活動している印度学・仏教学研究者のプロフィールおよび発表論文情報
 2)収録件数
  サービス開始時の件数は758件。年1回更新。
 3)収録項目
  研究者氏名,性別,生年月日,所属機関,職名,所属機関住所,研究地域,研究課題,研究業績
 4)呼び出しコマンド
  「RESBIJ」

2.利用方法
 データベースの内容および利用方法などについては,それぞれの「NACSIS-IRデータベースシート」をご覧ください。
 なお,データベースシートはお手元のFAXから取り寄せることもできます。詳しくはセンターニュース36号の「FAX情報サービス」をご覧ください。

3.利用料金
 データベースを呼び出す都度・・・30円/回
 なお,利用に係る経費は,各データベースの利用額の月毎の合計額にその3%を加算した額となります。

4.その他
 ユネスコ東アジア文化研究センターは,ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)と日本ユネスコ国内委員会との協力・援助によって1961年(昭和36年)に財団法人東洋文庫の附置機関として設置された調査研究機関です。現在,東アジアを中心とするアジア・北アフリカ諸地域の人文・社会科学系の研究に関するインフォメーション・センターとして,ユネスコ協力活動,学術情報活動,重要文献の保存・普及活動,研究普及活動を企画・実施しています。
 また,財団法人東洋文庫は1917年(大正6年)に設けられた東洋学の専門図書館並びに研究所です。東洋学関係の図書の収集,日本人学者の研究業績の出版,東洋学の知識の普及および国際交流などで,東洋学の発展に寄与しています。
 東洋文庫は東洋学研究または調査のため必要がある人は利用(閲覧等)できます。

  財団法人東洋文庫 〒113 東京都文京区本駒込2丁目28番21号
           TEL 03-3942-0121

(データベース課)


情報検索サービスの試験利用の開始

 本センターが提供している情報検索サービス(NACSIS-IR)の試験利用を,平成8年12月2日(月)から開始しました。ただし,試験利用の期間は平成9年3月28日(金)までとなります。これにより利用申請を行う前に,様々な学術情報データベースの検索を試験的に利用することができます。接続方法および利用方法などについては,WWW(URL http://www.nacsis.ac.jp/ir/guest-j.html)を参照していただくか,学術情報センターニュース第36号で案内している「FAX情報サービス」(FAX:03-3942-7865)によりお手元のFAXから取り出せるようになっています。
 なお,正式に利用する場合は利用申請が必要となりますので,「FAX情報サービス」から申請書を取り出すか,「サービス案内希望」と郵送先を明記し,共同利用第一係宛にFAX(03-3942-6797)で申請書を申し込んでください。
 下記にFAX情報サービスの操作方法を説明します。

 利用時間
   月曜日〜金曜日  9:00〜翌日2:00
   土  曜  日  9:00〜14:00
  なお,次の日は利用できません。
  ・日曜日,国民の祝日および振替休日
  ・年末・年始 平成8年12月28日(土)〜平成9年1月6日(月)

 FAX情報サービスの操作方法
 (1)お手元のFAXの受話器を取ります。
   受話器の無いFAXでは,手動受信に切り換えてください。
   また,ダイヤル回線では,トーンボタンの切り替えを行ってください。
 (2)学術情報センターのFAX情報サービスにダイヤル(03-3942-7865)します。
 (3)音声ガイドに従って,ご希望の資料の「BOX番号(資料番号)」と「#」を押します。(情報検索サービスの試験利用の案内は,BOX番号が「80」となっています。利用申請書等の案内は,BOX番号が「10」となっています。)
 (4)終了は「#」を押します。(続けるときは(3)の操作をします。)
 (5)FAXの「受信」ボタンを押し,受話器を置きます。(FAXにより指定した資料が送られます。)

(共同利用第一係)


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wwwadm@nacsis.ac.jp
電話番号043-285-1206
通信速度28.8Kbps (ITU-T v.34)
データ長8ビット
パリティなし(NONE)
STOPビット1ビット
ローカルエコーなし
フロー制御RS/CS
かなシフトSI/SO制御なし
改行制御端末   --> センター CRのみを送信
センター --> 端末   CR/LFを送信
漢字コード情報検索システム  EUC, SHIFT-JIS
電子メールシステム EUC
送信区切りコードCRコード
入力訂正コードBSコード
処理の中断ブレーク信号