イベント情報
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2014年(平成26年度)
 
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第3回 SPARC Japan セミナー2014 (オープンアクセス・サミット2014 第1部)
「「オープン世代」のScience」

日時

平成26年10月21日(火曜日)13:30-17:00

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場所

学術総合センター 2階 中会議場

関連ページ :

「オープンアクセス・サミット2014」

「第2部:未来への飛翔~機関リポジトリの更なる発展を目指して」

イベントは終了しました
多数のご参加ありがとうございました。

更新記録

ドキュメントを掲載しました。(2015/01/26)
ビデオ映像を公開しました。(2014/11/28)
開催報告を公開しました。(2014/11/17)
ニュースレターを公開しました。(2014/11/14)
発表資料を公開しました。(2014/10/28)
参加申込 締切を延長しました。 (2014/10/16)
講師紹介講演要旨を公開しました。(2014/10/03)
プログラムを公開しました。(2014/09/12)
・ウェブページを公開しました。(2014/09/11)

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第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

第3回 SPARC Japanセミナー2014

アウトライン

【概要】

本セミナーでは,米SPARCによる今年のオープンアクセスウィークのテーマ「Generation Open(オープン世代)」に合わせ,日本国内における「オープン世代」の様々な取り組みを紹介する。 「オープン世代」は現在研究者になったばかりの,あるいはこれから研究者になろうという若手の世代であり,オープンを旨とするウェブ文化の中で育ってきた。一方で伝統的な学術コミュニケーションを担う立場に立ってきた学術機関とその図書館,学会は,従来オープンアクセス発信について取り組み,アウトリーチ活動を行ってきた。両者を結び付けることで,世界中で様々なアプローチで展開するオープンアクセスの潮流をさらに推し進め,学術機関やその図書館等が行っている発信の活動,リソースの共有・再利用等のサービスについて検討する契機としたい。

【参加対象者】
研究者,図書館員,学術出版職にある方々

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プログラム
司会: 榎木 英介 (近畿大学医学部)
  

時間

内容

講師

発表資料

ビデオ映像

ドキュメント

13:30-13:40

開会/概要説明

土出 郁子
 (大阪大学附属図書館)

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(8:47)

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13:40-15:20

事例報告

Alternativeな生命探究の場としてのバイオメディアアート

[講演要旨]

岩崎 秀雄
 (早稲田大学理工学術院)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

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(20:13)

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コンテンツとしてオープンに発表される研究活動について - ニコニコ学会βなどを通じて

[講演要旨]

山田 俊幸
 (明治大学米沢嘉博記念図書館)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

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(22:56)

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国内発の国際的総合科学学術誌Science Postprint, SPARCから始まりSPARCに至り…

[講演要旨]

竹澤 慎一郎
 (ゼネラルヘルスケア株式会社)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

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(18:54)

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「若手アカデミー」というプラットフォーム

[講演要旨]

駒井 章治
 (奈良先端科学技術大学院大学)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

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(18:18)

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アカデミア外における知のオープンアクセスがもたらす未来

[講演要旨]

堀川 大樹
 (慶應義塾大学SFC研究所)

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クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

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(21:41)

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(621K)pdf

15:20-15:35

休憩

15:35-16:55

パネルディスカッション

【モデレーター】

佐藤 翔
 (同志社大学)

【パネリスト】
岩崎 秀雄
 (早稲田大学理工学術院)
山田 俊幸
 (明治大学米沢嘉博記念図書館)
竹澤 慎一郎
 (ゼネラルヘルスケア株式会社)
駒井 章治
 (奈良先端科学技術大学院大学)
堀川 大樹
 (慶應義塾大学SFC研究所)
榎木 英介
 (近畿大学医学部)

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(79:57)

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(555K)pdf

16:55-17:00

閉会挨拶

高橋 菜奈子(国立情報学研究所)

 
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参加費
無料
参加申込

今回は「オープンアクセス・サミット2014」のサイトからの参加申込受付になりますので,ご注意ください。
申込完了後,受付票がメールで送信されますので,当日ご持参ください。


※申込後,数日経っても返信が届かない場合や,キャンセルご希望の場合は下記へお問い合わせください。
※ご連絡いただいた個人情報は,今後のセミナーのご案内と開催変更等の緊急連絡に使用いたしますのでご了承ください。

受付は終了いたしました。多数のお申込み誠にありがとうございました。
申込締切を10月19日(日)まで延長します。
申込期限平成26年10月15日(水)

お問い合わせ先: 国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課 オープンアクセス・サミット担当
E-mail oa_summit@nii.ac.jp

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講師紹介

◇岩崎 秀雄 (早稲田大学理工学術院)

metaPhorest(生命美学プラットフォーム)世話人,早稲田大学理工学術院教授。微生物の体内時計や形づくりに関する実験生物学研究を行う傍ら,現代美術家として抽象的な切り絵や生物を用いた芸術表現(バイオメディア・アート)を精力的に発表してきた。生命に興味を持つアーティストを生命科学の研究室に招聘する生命美学プラットフォーム,metaPhorestを主宰し,国際的な評価を得ている。日本初の合成生物学・構成的生物学に関する「細胞を創る」研究会創立メンバー・社会文化ユニット世話人。

◇山田 俊幸 (明治大学米沢嘉博記念図書館)

2011年まで国立大学法人山形大学図書館に勤務。2011年11月より現職。マンガや同人誌などの資料の管理を担当。ニコニコ学会β実行委員。myrmecoleonの名義でネット上で活動。2005年4月にブログ「Myrmecoleon in Paradoxical Library」開設,図書館・同人誌・ニコニコ動画・Twitterなどについて研究し,発表している。大学図書館での仕事の傍ら,マッシュアップサービスとして「所蔵図書館マップ」「論文ったー」などを開発運用し,第2回CiNii ウェブAPIコンテストで優秀賞受賞。またコミックマーケットにて,同人誌図書館の分類法について検討した「ジャンルコードと分類法」シリーズ,ニコニコ動画上の動画や投稿者を統計的に分析した「ニコニコ動画統計データハンドブック」シリーズなどの同人誌を頒布。ASCII.jpにて「myrmecoleonの「グラフで見るニコニコ動画」」を連載中。2014年1月から6月まで「次元の壁をこえて‐初音ミク実体化への情熱 展‐」を企画・実施した。

◇竹澤 慎一郎 (ゼネラルヘルスケア株式会社)

2003年東京大学大学院博士号取得(農学)。JSTのポスドクを経て,経営コンサルティング会社勤務。2006年に生命科学分野の研究者向け情報メディア会社を設立し,代表取締役副社長に就任。辞任後,2007年より現職(代表取締役)。

◇駒井 章治 (奈良先端科学技術大学院大学)

2008より奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科准教授。1993年上智大学卒業(心理学) ,1997年奈良先端科学技術大学院大学修士課程修了,2000年同バイオサイエンス科博士課程修了。その間,京都大学,大阪大学,大阪バイオサイエンス研究所に勤務。神戸大学医学部,マックスプランク医学研究所にてPDフェロー。1年半の準備期間を経て,2011年より日本学術会議若手アカデミー委員会委員長に就任。

◇堀川 大樹 (慶應義塾大学SFC研究所)

2007北海道大学大学院地球環境科学科にて博士号取得。2008年から2010年まで,NASAエイムズ研究センターおよびNASA宇宙生物学研究所にてヨコヅナクマムシを用いた宇宙生物学研究を実施。2011年から2014年まで博士研究員としてパリ第5大学およびフランス国立衛生医学研究所に所属。2014年から訪問研究員として慶応大学SFC研究所にて研究活動に従事。

◇佐藤 翔 (同志社大学)

同志社大学社会学部助教。2013年筑波大学大学院図書館情報メディア研究科修了(博士(図書館情報学)),同年より現職。専門は図書館情報学,特に利用分析。

◇榎木 英介  (近畿大学医学部)

病理専門医,細胞診専門医。1971年神奈川県生まれ。95年東京大学理学部生物学科動物学専攻卒,同大学院博士課程中退後,神戸大学医学部医学科に学士入学。2004年医師免許取得,06年博士(医学)。兵庫県内の病院に勤務ののち,現在近畿大学医学部病理学教室講師。病理医としての業務と同時に,医療・科学技術政策やポスドク問題に関心を持ち,科学コミュニケーションに関する活動を行っている。著書に『博士漂流時代』(DISCOVERサイエンス,科学ジャーナリスト賞2011受賞),『医者ムラの真実』(ディスカヴァー携書),『嘘と絶望の生命科学』(文春新書)など。

◇土出 郁子 (大阪大学附属図書館)

大阪大学附属図書館勤務。SPARC Open Access Program Adviser。国内外の大学図書館・機関リポジトリコミュニティにおいて,オープンアクセスに関する活動に携わる。2008-2010年,大阪大学機関リポジトリ担当。2009-2012年,デジタルリポジトリ連合(DRF)国際連携ワーキンググループメンバー,2010-2012年,COAR Support & Training ワーキンググループメンバー。

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講演要旨

◆Alternativeな生命探究の場としてのバイオメディアアート

(岩崎 秀雄)

生命科学は「生命とは何か」を問う学問領域であるが,この問いは古来芸術の主題でもあった。オープンソース化の流れ,構成的なアプローチ,社会的課題・文化的含意への隣接,これらを通じ,生命科学は一部でバイオメディア・アートなどと呼ばれる現代芸術における生命探究の試みと共振するようになっている。DIYバイオ,FabLab,バイオアートといったオープンソースの精神を重視する活動の交錯が模索されている現状と,その課題について議論してみたい。

◆コンテンツとしてオープンに発表される研究活動について - ニコニコ学会βなどを通じて

(山田 俊幸)

WebやSNS,投稿サイトなどが日常になる中で,研究活動の発表のかたちも大きく変わってきました。大学図書館に勤務する中で,学術論文に一般に伝わるような面白さや有用性が高いことを感じ,時事性に合わせてTwitter上で論文を紹介する「論文ったー」(@ronbuntter)を作りました。「論文ったー」は現在6000人以上からフォローされており,論文の面白さが広く受け入れられるものであることを感じました。知己の若い研究者たちの中には,自分の研究をブログやSNS,動画投稿サイトやUstreamなどでオープンに発表し,コメントなどをやりとりすることも日常となってきています。そうした活動は大学の研究者に限らず,学生や企業のエンジニア,プログラマー,芸術家,小説家,サラリーマン,主婦などさまざまな立場の人が参加しています。それらの記事や動画を見ている人々はどこにでもいる普通の人々です。現在のWebでは,研究はアニメや音楽と同じような,一つのコンテンツとして自然に受け入れられています。こうした研究活動を発表している人々をもっと広く知ってもらい,また増やしていくために,2011年よりニコニコ学会βというイベントの実行委員をしています。今回は大学図書館員の立場から動画投稿サイトなどでの研究活動のオープン化を見てきた一人として,ニコニコ学会βのこれまでの活動や自分の経験などをご紹介したいと思います。

◆国内発の国際的総合科学学術誌Science Postprint, SPARCから始まりSPARCに至り…

(竹澤 慎一郎)

国際的総合科学学術誌Science Postprint(SPP)は,国内では珍しい学会以外の商用出版社が運営する査読付きのオープンアクセス学術誌である。「学会ができないことをやろう」をモットーとし,医学・生命科学・環境学を中心に総合科学全般の研究分野の論文発表の場として2013年10月より論文出版を行なっている。査読編集委員は2013年5月から公募を開始し,現在は約600人が登録されている。論文投稿数は2014年9月時点で110報を超え,アクセプト率は26%となっている。SPPの企画は,2012年のSPARCセミナーを聴講したときに感銘を受け,プロジェクトとしてスタートした。2013年に出版を開始,そして2014年には1周年を迎え,SPARCで発表する機会をいただき,心より御礼を申し上げる。

◆「若手アカデミー」というプラットフォーム

(駒井 章治)

グローバル化し複雑になった現代社会において情報は氾濫し,その多様性は歴史的にも類を見ない状況になってきている。ガジェットは多様化してどこにいてもオンラインとなり,まさにユビキタスな時代となってきている。しかし一方でコミュニケーションの形態は断片化し,思考が深まらないという声も散見される。時代の流れは後戻りできない。まもなくネットネイティブ世代が学術の中心的役割を果たすようになる。来る次世代を踏まえてこれからの学術ネットワークやプラットフォームについて考えてみたい。

◆アカデミア外における知のオープンアクセスがもたらす未来

(堀川 大樹)

近年,急速にオープンアクセスの概念がアカデミアの中で広まりつつある。そしてアカデミアの外に目を向けると,生物学のジャンルではいわゆる「バイオハッカー」もその存在感を増しつつある。バイオハッカーたちの世界では,情報をオープンにし,知を共有するのが当たり前という風潮が強い。本発表では,このようなアカデミアのオルタナティブとなるような知的活動が,生物学や科学の前進にどのように寄与するのかを考察する。

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開催報告
平成26年10月21日(火)に第3回SPARC Japanセミナー2014「「オープン世代」のScience」を開催しました。本セミナーに関するニュースレター(24号)はこちらからご覧ください。
参加者数 76名
アンケート結果 回答数: 47
■今回の内容について
  目的達成度
    役に立つ:31   普通:8   期待と異なる:4 無回答:4
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最終更新日:2015年1月26日