イベント情報
イベント情報
平成21年度
平成20年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)
〜機関リポジトリの更なる普及と新たな価値創出に向けて〜
最先端学術情報基盤(CSI)構築推進委託事業として、各機関が平成20年度に実施した研究開発及び調査等の結果について情報共有を図るとともに、その成果をCSI構築のために活用する方策等を検討するイベントです。
大学等図書館関係者、学会関係者、出版関係者等、本事業に関心のある方は、ぜひご参加ください。

イベントは終了しました。
》更新記録 》開催概要
》プログラム  
 〉Part.1 リポジトリを創る  〉Part.2 ポスターセッション
 〉Part.3 リポジトリを育てる  〉Part.4 リポジトリを知る
 〉Part.5 リポジトリを極める  〉Part.6 パネルディスカッション
》開催報告  
更新記録
開催報告、当日の発表資料・ポスター・スライド(一部)を公開しました。(2009.7.16)
参加申込みの受付を締め切りました。(2009.7.8)
各セッションの発表者、発表タイトルを公開しました。(2009.6.29)
仮プログラムを公開しました。(2009.6.19)
ポスターセッションの会場図を掲載しました。(2009.6.18)
参加申込みの受付を開始しました。(2009.6.12)
ウェブページを公開しました。(2009.6.11)
▲ページTOPへ戻る
開催概要
日時
平成21年7月9日(木)   10:30−17:45
平成21年7月10日(金)    9:30−12:00
場所
学術総合センター 2階 
一橋記念講堂及び中会議場 (千代田区一ツ橋2-1-2)
アクセス
参加申込
申込みは締め切りました。(2009.7.8)
お問い合わせ先
国立情報学研究所 学術基盤推進部 基盤企画課 CSI担当
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
E-mail: csi709@nii.ac.jp
▲ページTOPへ戻る
プログラム
1日目午前の部
開会挨拶 安達淳(国立情報学研究所学術基盤推進部長)  10:30〜10:45
Part1 成果報告(発表) リポジトリを創る  10:45〜12:15
コーディネータ:木下 聡(京都大学 附属図書館総務課長)
1. 広島市立大学 附属図書館・主事 中請真弓
「HARP(広島県大学共同リポジトリ)に参加して得られたもの」
2. 岡山大学 学術情報部情報管理課電子情報係 中山千佳子
「岡山共同リポジトリO-AIRについて」(PDF 1.26MB)PDF
3. 福井大学 学務部学術情報課企画管理係長 水上満雄
「CRFukui福井県地域共同リポジトリについて」(PDF 2.93MB)PDF
4. 聖学院大学 学術支援部図書館司書課課長代行 菊池美紀
「聖学院学術情報発信システムSERVE −構築から公開まで−」(PDF 225KB)PDF
5. 東京女子医科大学 図書館 浅沼愛九
「Twinkle誕生! −キラリと輝くコンテンツ−」(PDF 987KB)PDF
▲ページTOPへ戻る
Part2 成果報告(ポスターセッション)  12:15〜14:30
領域1:68大学・領域2:21プロジェクトのポスター展示、自由参観、意見交換(昼食時間含む)
68大学、21プロジェクトのポスターを3ブロックに分け、それぞれコアタイムを設定します。
ポスターセッション会場図(PDF 228KB)PDF
【領域1】
北海道大学  ポスター(PDF 430KB)PDF  スライド(PDF 44KB)PDF
小樽商科大学  ポスター(PDF 375KB)PDF  スライド(PDF 154KB)PDF
帯広畜産大学  ポスター  スライド
北見工業大学  ポスター(PDF 244KB)PDF  スライド(PDF 79KB)PDF
旭川医科大学  ポスター  スライド
弘前大学  ポスター(PDF 274KB)PDF  スライド(PDF 962KB)PDF
岩手大学  ポスター(PDF 448KB)PDF  スライド(PDF 30KB)PDF
東北大学  ポスター(PDF 1.28MB)PDF  スライド(PDF 308KB)PDF
山形大学  
福島大学  ポスター  スライド
筑波大学  ポスター  スライド
筑波技術大学  ポスター  スライド
埼玉大学  ポスター  スライド
千葉大学  ポスター  スライド
東京大学  ポスター(PDF 592KB)PDF
東京学芸大学  ポスター  スライド
東京工業大学  ポスター(PDF 912KB)PDF  スライド(PDF 187KB)PDF
お茶の水女子大学  ポスター(PDF 3.92MB)PDF
一橋大学  ポスター  スライド
横浜国立大学  ポスター  スライド
新潟大学  ポスター  スライド
金沢大学  ポスター,スライド
北陸先端科学技術大学院大学  ポスター,スライド
福井大学  ポスター(PDF 524KB)PDF  スライド(PDF 369KB)PDF
山梨大学  ポスター  スライド(PDF 384KB)PDF
信州大学  ポスター  スライド
岐阜大学  ポスター
静岡大学  ポスター(PDF 1.15MB)PDF  スライド(PDF 361KB)PDF
浜松医科大学  ポスター,スライド
名古屋大学  ポスター  スライド
愛知教育大学  ポスター(PDF 100KB)PDF  スライド(PDF 15KB)PDF
名古屋工業大学  ポスター(PDF 296KB)PDF  スライド(PDF 44KB)PDF
三重大学  ポスター,スライド
滋賀大学  ポスター  スライド
京都大学  ポスター,スライド
京都教育大学  
京都工芸繊維大学  ポスター,スライド
大阪大学  ポスター,スライド
大阪教育大学  ポスター  スライド
神戸大学  ポスター  スライド
兵庫教育大学  ポスター,スライド
奈良教育大学  ポスター  スライド
奈良女子大学  ポスター(PDF 589KB)PDF
岡山大学  ポスター(PDF 364KB)PDF  スライド(PDF 199KB)PDF
広島大学  ポスター  スライド
山口大学  ポスター(PDF 2.03MB)PDF  スライド(PDF 447KB)PDF
香川大学  ポスター  スライド
高知大学  ポスター  スライド
九州大学  ポスター,スライド
九州工業大学  ポスター,スライド
長崎大学  ポスター,スライド
熊本大学  ポスター,スライド
宮崎大学  ポスター(PDF 2.55MB)PDF
琉球大学  ポスター,スライド
札幌医科大学  ポスター  スライド
大阪府立大学  ポスター,スライド
聖学院大学  ポスター(PDF 126KB)PDF  スライド(PDF 74KB)PDF
慶應義塾大学  ポスター(PDF 622KB)PDF  スライド(PDF 100KB)PDF
東京歯科大学  ポスター,スライド
東京女子医科大学  ポスター(PDF 211KB)PDF  スライド(PDF 157KB)PDF
法政大学  ポスター  スライド(PDF 660KB)PDF
明治大学  ポスター  スライド
早稲田大学  ポスター,スライド
神奈川大学  
関東学院大学  ポスター,スライド(PDF 987KB)PDF
同志社大学  ポスター(PDF 1.2MB)PDF  スライド(PDF 869KB)PDF
近畿大学  ポスター  スライド
広島経済大学  ポスター  スライド
【領域2】
学術機関リポジトリをプラットフォームとする電子出版システムの開発  ポスター  スライド
リポジトリと電子出版の連携モデルを確立するための実験開発  ポスター,スライド
機関リポジトリ上の情報資源の発見及びアクセス性の向上のための調査研究開発  ポスター(PDF 416KB)PDF  スライド(PDF 106KB)PDF
学術機関リポジトリのためのシステム連携用ツールの開発  ポスター  スライド
XooNIpsを基盤とした新しいリポジトリシステムへの取組  ポスター(PDF 723KB)PDF  スライド1(PDF 469KB)PDF  スライド2(PDF 422KB)PDF
研究者情報システム連携プログラム  ポスター,スライド
つくばサイエンスリポジトリ(TSR:Tsukaba Science Repository)におけるコンテンツの構造化と利用価値の向上  ポスター  スライド
双方向型医学系サブジェクトリポジトリ技術基盤の形成  ポスター  スライド
遺跡資料リポジトリの構築:中国5県域から広域連携へ  
共同リポジトリ:モデルの構築と普及  ポスター  スライド
教育系サブジェクトリポジトリとしての展開  ポスター  スライド
機関リポジトリコミュニティの活性化  ポスター(PDF 1.41MB)PDF  スライド(PDF 333KB)PDF
ユーザ・コミュニティ構築による持続可能なシステム改善の枠組みの形成  ポスター  スライド
オープン・アクセスとセルフ・アーカイビングに関する著作権マネジメント・プロジェクト(SCPJプロジェクト2)  ポスター  スライド
持続可能な機関リポジトリのための人材進化構造  ポスター,スライド
機関リポジトリ評価のための基盤構築  ポスター  スライド
機関リポジトリ推進のための視認度評価分析システムの開発  ポスター  スライド
学術情報資源共有のための図書館間文献デリバリーサービスを機関リポジトリ構築によって代替するための教員・図書館連携方式の開発  ポスター(PDF 362KB)PDF  スライド(PDF 57KB)PDF
研究者コミュニティが機関リポジトリに深く関わるための入出力活性化  ポスター,スライド
機関リポジトリへの登録が学術文献流通に対して及ぼす効果についての定量的解析のための文献蓄積及びデータ整理  ポスター(PDF 963KB)PDF  スライド(PDF 188KB)PDF
e-Science 基盤構築のためのデータ・キュレーション機能拡充の実証実験  ポスター  スライド
▲ページTOPへ戻る
1日目午後の部
Part3 成果報告(発表) リポジトリを育てる  14:30〜16:00
コーディネータ:三根 慎二(名古屋大学 附属図書館研究開発室専任 助教)
1. 兵庫教育大学 教育研究支援部学術情報課学術情報チーム 永井一樹
「食堂で鶏を捕まえる:リポジトリ草の根営業活動報告」
2. 北陸先端科学技術大学院大学 学術協力課学術情報サービス室学術管理係 寺田美樹
「JAIST学術研究成果リポジトリの充実計画 〜業績データベースと連携したコンテンツ集め〜」
3. 一橋大学 学術・図書部学術システム課・主査(コンテンツ主担当) 高橋菜奈子
「ワーキングペーパー・ディスカッションペーパーの収集とメタデータ 〜包括的利用許諾によるコンテンツ収集戦略〜」(PDF 386KB)PDF
4. お茶の水女子大学 図書・情報チーム企画・契約係 廣田未来
「ムリなくムダなくコンテンツを増やす −トータルな図書館活動の中で−」(PDF 851KB)PDF
5. 北海道大学 附属図書館学術システム課(システム管理担当) 紙谷五月
「多様化するHUSCAP 〜研究者との連携から〜」(PDF 725KB)PDF
▲ページTOPへ戻る
Part4 成果報告(発表) リポジトリを知る  16:15〜17:45
コーディネータ:山地 一禎(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授)
1. [ZSプロジェクト]
 筑波大学 大学院図書館情報メディア研究科 佐藤翔
「リポジトリ登録は、次の引用を喚起するか:これまでの成果と今後の課題」
2. [IRcuresILLプロジェクト]
 小樽商科大学 学術情報課情報普及係長 鈴木雅子
「ILLとタッグを組んでIRを加速させよう! −IRcuresILL 1年目の取組みから−」(PDF 671KB)PDF
3. [UsrComプロジェクト]
 広島大学 社会連携・情報政策室図書学術情報企画グループ主任(学術情報リポジトリ主担当) 上田大輔
「リポジトリ構築における悩みと解決への道 -アンケート調査結果を中心に-」(PDF 444KB)PDF
4. [ROATプロジェクト]
 千葉大学 情報部学術情報課専門職員 森一郎
「ROAT:機関リポジトリ評価のための基盤構築に向けて」
5. [特別発表]
 東北学院大学 文学部 教授 佐藤義則
「機関リポジトリのコスト分析」(PDF 986KB)PDF
▲ページTOPへ戻る
2日目午前の部
Part5 成果報告(発表) リポジトリを極める  9:30〜11:00
コーディネータ:逸村 裕(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科 教授)
1. [特別発表]
 九州大学 九州大学大学院システム情報科学研究院准教授 池田大輔
「OR2009報告:世界の最新動向」(PDF 6.19MB)PDF
2. [遺跡リポジトリプロジェクト]
 島根大学 学術国際部図書情報課企画・整備グループリーダー 加本純夫
「遺跡資料リポジトリの構築:中国5県域から広域連携へ」
3. [教育系ポータルプロジェクト]
 東京学芸大学 学術情報部情報基盤課学術ポータル係長 高井力
「教育系サブジェクトリポジトリとしての展開」
4. [DRFプロジェクト]
 大阪大学 附属図書館学術情報整備室学術情報組織化班 土出郁子
「機関リポジトリコミュニティの活性化 −持続性のある活動のために−」
5. [特別発表]
 国立国会図書館 総務部企画課課長補佐 川西晶大
「インターネット情報の収集制度化と蔵書のデジタル化について」(PDF 292KB)PDF
▲ページTOPへ戻る
Part6 パネルディスカッション  11:15〜11:55
コーディネータ:逸村 裕(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科 教授)
テーマ:機関リポジトリの更なる普及と新たな価値創出に向けて
パネリスト:
 国立国会図書館 総務部企画課 課長補佐 川西晶大
 東北大学 附属図書館総務課長 加藤信哉
 筑波大学 附属図書館情報管理課長 関川雅彦
 金沢大学 情報部情報企画課長 内島秀樹
 信州大学 附属図書館副館長(事務担当) 郷原正好
閉会挨拶  11:55〜12:00
▲ページTOPへ戻る
開催報告
平成21年7月9日(木)から7月10日(金)に「平成20年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)〜機関リポジトリの更なる普及と新たな価値創出に向けて〜」を開催しました。
参加者数
参加者数:290名、延べ参加者数:450名
報告交流会内容
 Part1「リポジトリを創る」では、領域1の中から、共同リポジトリの参加機関としての立場、運営者としての立場からの発表、及び構築1年目の機関からの発表を行っていただきました。
 苦労話を交えたフレッシュで等身大の発表が、既にリポジトリを構築済みの機関の方からも、これからリポジトリを構築しようとしている機関の方からも共感を呼び、大変参考となる発表でした。
 Part2は、領域1の全委託機関(68)・領域2の全プロジェクト(21)のポスターを閲覧し、意見交換していただく「ポスターセッション」を行いました。
 受託機関有志(相互表彰委員会)によるポスター賞の投票もあり、懇親会において表彰式が行われました。
 Part3「リポジトリを育てる」では、領域1の中から、ユニークな取り組みでコンテンツを着実に増加させている点で、平成20年度の取組の評価が特に高かった機関からの発表を行っていただきました。
 「大学の特色を生かすこと」「大学全体の取り組みにすること」、「研究者の方とのコミュニケーションが重要であること」など、学ぶべき点が多い発表でした。
 Part4「リポジトリを知る」では、領域2の中から、リポジトリのインプットと アウトプットをテーマとした発表を行っていただきました。
 インプット面では、ILLでリクエストの多いコンテンツに着目して図書館サービスの高度化を図るプロジェクト(IRcuresILL)や、リポジトリの構築・運用をするうえでのお悩み解決プロジェクト(UserCom)からの発表がありました。
 アウトプット面では、リポジトリ利用統計の標準化(ROAT)、リポジトリに登録したコンテンツの使われ方の分析(ZS)の発表に加え、特別枠として「機関リポジトリコスト分析」のご発表をいただきました。
 Part5「リポジトリを極める」では、領域2の中から、付加価値サービスを展開している分野別ポータル(遺跡、教育系)からのご発表をいただきました。また、リポジトリを持続的に維持発展させていくためのコミュニティ(DRF)からの発表では「DRFファンからDRFクルーへ」という呼びかけがありました。
 特別枠では、リポジトリを取り巻く最新情報として、世界の最新動向の報告(OR2009)、国立国会図書館のインターネット情報の収集制度化と蔵書のデジタル化についてお話いただきました。
 Part6のパネルディスカッションは、若手・中堅を中心に盛り上がってきたリポジトリの取り組みについて、管理職の立場からどのように維持発展させるのかというテーマで議論を行っていただきました。また、国立国会図書館からのパネリストを交え、リポジトリのコンテンツの長期保存に関する議論も行われました。
アンケート結果
回答数:103
良かった点:
非常に役に立った・勉強になった・興味深かった:52
プログラムの内容・構成がよかった:10
ポスターセッションが良かった・ポスター賞の企画がよかった:10
その他、発表時間が短く聞きやすかった、共同リポジトリの動向に注目したい、国立国会図書館の発表は興味深い、中小規模大学の状況は興味深い、パネルディスカッションは参考になった等
反省点、要望など:
パネルディスカッションの時間が短い:6
ポスターセッションの時、大学の担当者がわかりづらい:4
ポスターセッションの時間が短い:4
事例報告で失敗例も聞きたい:3
その他、発表時間が短い、私立大学の発表が少ない、発表資料とポスターを公開してほしい、発表者は他の発表者のスライドが見られなかった、他で聞いたことがある発表があった、特別発表はもう少し長い方がいい、聞き取りにくいことがあった、ポスター人気投票はいかがなものか、ポスターセッションは負担が大きい等
運営について:
スムーズだった・よかった:47
会場が少し寒かった:4
マイクの音量を調節してほしかった:3
その他、座席指定にすべき、事務連絡の時間を別途用意すべき等
その他:
来年も楽しみ、今後も継続してほしい、CSI第3期の実施は大変助かる、ランチマップは役に立った、今後も情報公開してほしい、1日目午後開始・2日目午後までの日程にして欲しい、長期研修と重なる日程は避けるべき、研究者や学会を巻き込むようなプロジェクトを構築していく必要がある等
平成21年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)は、平成22年度の大学図書館職員長期研修と重ならない日程で調整中です。
▲ページTOPへ戻る
《平成21年度イベント情報一覧へ戻る
最終更新日: 2009年08月26日