イベント情報
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2012年(平成24年度)

第3回 SPARC Japan セミナー2012
「平成25年度 科学研究費補助金(研究成果公開促進費)改革」

日時

平成24年7月25日(水)13:30~17:00

場所

一橋講堂 中会議場1, 2 (東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号)

イベントは終了しました
ご参加ありがとうございました。
当日の発表資料と開催報告を公開しましたので,ご活用ください。

更新記録

ドキュメントを掲載しました。(2012/11/02)
ビデオ映像を公開しました。(2012/08/07)
・写真・発表資料を公開しました。(2012/08/06)
開催報告を公開しました。(2012/07/30)
講演要旨を公開しました。(2012/07/13)
講師紹介を公開しました。(2012/07/13)
プログラムを公開しました。(2012/06/29)
・ウェブページを公開しました。(2012/06/29)

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第x回 SPARC Japanセミナー2012

第x回 SPARC Japanセミナー2012

第x回 SPARC Japanセミナー2012

第x回 SPARC Japanセミナー2012

第x回 SPARC Japanセミナー2012

第x回 SPARC Japanセミナー2012

アウトライン

【概要】
科学研究費補助金公開促進費(学術定期刊行物)が,国際情報発信力強化を目的として,平成25年より大きく変革されます。 本セミナ-では,日本学術振興会から今回の変革についての概要説明をいただいた上で,11月の申請に向けて,新たな活動を展開することで,自らのジャーナルの立ち位置を強化し,また学術情報をさらに拡大しようと模索する学会の講演を予定しています。ディスカッションでは,参加される学協会の皆様が,現在,抱える問題や悩みを取り上げ,科研費申請に少しでも役立つ情報を共有できるような場にしたいと考えております。多くのみなさまのご来場をお待ちしております。

【参加対象者】
研究者,図書館員,学術出版職にある方々

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プログラム
司会: 林 和弘 (科学技術政策研究所)

時間

内容

講師

発表資料

ビデオ映像

ドキュメント

13:30-13:45

開会挨拶/
概要説明

林 和弘
(科学技術政策研究所)

(306K)pdf

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 3.0 Unported ライセンスの下に提供されています。

video

(16:25)

video

(685K)pdf

13:45-14:25
(質疑含む)

学術定期刊行物助成制度(科学研究費補助金:研究成果公開促進費)改革の方向について

[講演要旨]

小山内 優
(日本学術振興会)

(997K)pdf

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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video

(37:55)

video

(876K)pdf

14:25-15:00
(質疑含む)

学会ジャーナルのプロモーション活動:報告とこれから

[講演要旨]

山下 和子
(公益社団法人 化学工学会)

(1.23M)pdf

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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video

(30:26)

video

(851K)pdf

15:00-15:35
(質疑含む)

科学基礎論学会における欧文誌刊行の現状と問題点

[講演要旨]

菊池 誠
(科学基礎論学会)

(206K)pdf

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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video

(45:26)

video

(785K)pdf

15:35-15:50

休憩

15:50-16:50

ディスカッション

(169K)pdf

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 3.0 Unported ライセンスの下に提供されています。

video

(50:56)

video

(646K)pdf

16:50-17:00

閉会挨拶

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参加費
無料
参加申込

氏名,所属,連絡先をご記入の上,件名を【第3回SPARCセミナー参加申込】として,電子メールまたはFAX にて下記宛にお申込ください。折り返し【受付票】を返送しますので,当日ご持参ください。

※ご連絡いただいた個人情報は,今後のセミナーのご案内と開催変更等の緊急連絡に使用いたしますのでご了承ください。

受付は終了いたしました。多数のお申込み誠にありがとうございました。
申込期限: 平成24年7月23日(月)

申込先: 国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課図書館連携チーム SPARC担当
E-mail co_sparc_all@nii.ac.jp FAX 03-4212-2375

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講師紹介

◇小山内 優

  (独立行政法人 日本学術振興会 研究事業部長)

1983年文部省入省,文部科学省科学技術・学術政策局国際交流官,政策研究大学院大学教授,日本学術振興会ロンドン研究連絡センター長,公立大学法人国際教養大学副学長兼事務局長等歴任,2010年より現職。

◇山下 和子 

  (公益社団法人 化学工学会)

公益社団法人化学工学会の Journal of Chemical Engineering of Japan の出版担当。

◇菊池 誠

  (科学基礎論学会)

1991年東京工業大学理学部数学科卒業
1993年同大学院理学研究科情報科学専攻修士課程修了
神戸大学大学院自然科学研究科助手等を経て,現在,神戸大学大学院システム情報学研究科准教授
博士(理学)(東北大学1996年)
専門は数学(特に数学基礎論)と数理論理学の応用
Association for Symbolic Logic,日本数学会,科学基礎論学会,精密工学会,日本認知科学会に所属
2011年より科学基礎論学会理事,編集委員長。

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講演要旨

◆学術定期刊行物助成制度(科学研究費補助金:研究成果公開促進費)改革の方向について

  (小山内 優)

昭和22年度に学会誌出版費補助金予算が計上されて以来,文科省及び日本学術振興会による学術定期刊行物助成制度は,今年度までずっと紙媒体による発行を前提としたものであった。今,文科省においては,来年度からこれを電子媒体を前提にした制度へと変えるべく,また,新たにオープンアクセスジャーナルを助成の対象とすべく,予算要求をしようとしている。文科省と,この制度に関する審査や補助金交付を担当している日本学術振興会では,早くも今秋,各学協会に作成,提出して頂く計画から,新たな制度案に沿ったものとして頂く予定である。日本学術振興会においても,新たな制度における審査の方法等について検討しているところであるので,今回,その概要を披露し,参加者のご意見,ご質問を広く承りたいと考えている。

◆学会ジャーナルのプロモーション活動:報告とこれから

  (山下 和子)

SPARC Japanの支援で,海外の研究者に日本のジャーナルを紹介するために,2007年から化学系ジャーナル合同プロモーションを,海外を中心に展開してきた。その活動を紹介するとともに,我が国の学会ジャーナルに不足しているジャーナルプロモーション活動の意義と必要性,参加ジャーナル同士の情報交換の重要性,そして,これからの展望について述べる。

◆科学基礎論学会における欧文誌刊行の現状と問題点

  (菊池 誠)

科学基礎論学会は1954年(昭和29年)に湯川秀樹(物理学),末綱恕一(数学),高木貞二(心理学),下村寅太郎(哲学)らによって創立された科学の基礎に関する学会である。科学基礎論学会は哲学,物理学,数学,心理学,工学といった様々な分野の研究者が参加し,分野の垣根を超えた研究交流を続けていることに最も大きな特徴があり,1954年より邦文誌「科学基礎論研究」を,1956年より欧文誌「Annals of the Japan Association for Philosophy of Science」を刊行している。我が国において長年にわたって哲学系の欧文誌を刊行していることは珍しいが,欧文誌の刊行に関しては様々な問題を抱えているのも事実である。本講演では科学基礎論学会における欧文誌刊行の現状と改革への取り組みを紹介し,我が国において哲学系の欧文誌を刊行することの意義や価値,問題点などについて論じたい。

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開催報告
平成24年7月25日(水)に第3回SPARC Japanセミナー2012「平成25年度 科学研究費補助金(研究成果公開促進費)改革」を開催しました。
参加者数 98名
アンケート結果 回答数: 34

※ご意見は,公開の同意をいただいたものです。

■参加目的
    業務に関連するため:30   研究に関連するため:7   教養:1   その他:2
■今回の内容について
  目的達成度
    役に立つ:26   普通:3   期待と異なる:3   無回答:2
  ご意見 【所属/職種】
  【学協会/学術誌編集関係】
   
  • 学術誌の質の向上のヒントが得られた。
  • ぼんやりとしていたことが、少しクリアになりました。
  • これまでに参加したSPARC Japanセミナーに比べて、各プログラムから得られる参考にできる情報が多く、満足度が高い。
  • 大変ためになりました。
  • もう応募は無理かも?と話していましたが、応募できそうです。
  【学協会/研究・教育関係】
   
  • 国際発信力強化の具体的な取り組みがわからず困っていたが、今後の検討において役立つ情報を得ることが出来た。
  • 科研費の説明会と思って来たが、若干異なる講演であった。内容的には5/16の説明会の確認的なことが多かった。
  【学協会/その他】
   
  • 科研費が改革され「国際情報発信力強化」が求められる。そのための方策を本会としても、つくり出してゆかなければなりません。講師の方々のご苦労された一端を開示していただけたと感じました。参考になる事項をたくさん頂けたと思います。ありがとうございました。
  【大学/研究・教育関係】
   
  • 促進費の公募説明会になってしまっていた。菊池先生の話はよかった。出席する研究者が少ない。やはり学会事務局と研究者とが協力して取り組む問題なのだろう。
  【大学/大学院生・学生】
   
  • 新制度でどうなるのか知りたかったので、大変助かりました。
  【企業/学術誌編集関係】
   
  • 研究誌を科研費で作ってはいませんが、今後への期待と不安で聴きに来ました。大変勉強になりました。
  【その他/図書館関係】
   
  • 菊池先生のお話など、具体的なお話が聞けて大変役に立った。
  【その他/その他】
   
  • ディスカッションをもっと聞きたくなりました。
  • 団体としてはwebサービスの提供が主のため、もともと紙ベースでのjournalの発行はしていないのですが、考え方(プロモーションとか認知度のアップ)はとても参考になりました。
■今後,聞いてみたい内容・テーマ・講演者について
  【学協会/学術誌編集関係】
   
  • 補助金を認可する側の意見、助言。
  • 和文誌における国際発信力強化の取り組みの事例紹介など。
  【大学/研究・教育関係】
   
  • 審査経験者の話。
  【その他/図書館関係】
   
  • 研究評価。
■その他,当企画に関するご意見・感想
  【学協会/学術誌編集関係】
   
  • 菊池先生のように様々な視点で意見や考えが述べられると非常に参考になる。
  【その他/図書館関係】
   
  • 進行役の林さんが都度まとめてくださって、とてもよかったと思います。ありがとうございました。
  【その他/研究・教育関係】
   
  • SPARCセミナーなので、ある意味皆さんの関心が「journal」に限定されていると思うので仕方ないのですが、助成制度の対象に「データベース」もあるとのことでしたので、その話をもう少し聞きたかったと思います。
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最終更新日:2012年11月02日