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長野県屋代高等学校
高校2年生 39名 韓国人学生 40名

「見るだけで変わる(分かる?)不思議な量子の世界」(藤井)

平成25年7月19日(金)

授業時間
13:40-14:35
14:45-15:40

出張授業担当者:

  • 藤井 啓祐(京都大学白眉センター)
  • 玉手 修平(理化学研究所)
  • 田島 裕康(東京大学大学院)

授業風景

スライド

フィードバック総回答数:39名

1) 授業の理解
  • a. よく理解できた〔23〕
  • b. 普通〔16〕
  • c. わかりにくかった〔0〕
  • d. 無回答〔0〕
2) 授業の感想
  • a. おもしろかった〔39〕
  • b. 普通〔0〕
  • c. つまらなかった〔0〕
  • d. 無回答〔0〕
3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
  • ・ 量子の世界を分かったという人は実際はまだ全然わかっていないという言葉。
  • ・ 量子の説明
  • ・ 「見る」と性質が変わるところ(のべ2人)
  • ・ 2枚の板の重ねる向きを変えるだけで、光が通らなくなったり、通るようになったりするところが不思議で面白かった。(のべ3人)
  • ・ 偏光板を使った実験(のべ2人)
  • ・ 実際の実験から、針金の太さを出せて面白かった。
  • ・ レーザーポインターの光が干渉縞になるのを実際に見たこと。(のべ3人)
  • ・ どこかの実験映像で電子を1つずつ当てていくと実際に縞模様が現れたところ。
  • ・ 波の干渉が目で見れたこと。
  • ・ 干渉縞の実験をしたところ。(のべ2人)
  • ・ 量子の世界では、分身が証明されているところ。
  • ・ 量子が2つに「分身」するところ。本当にそんなことが起こっているのか?
  • ・ 量子は分身しているのに、その分身は見たら消えてしまうということ。
  • ・ 「見る」ことで、分身を消す。更に「見る」ことで分身を復活させるというのが面白く、量子コンピューターの中身がさらに知りたくなった。
  • ・ 電子が穴を通して分身するところ。物理は物の理であること。
  • ・ 量子が2つの穴を通った後の動き。
  • ・ 「見る」ことで粒子が1つに限定されるという話。
  • ・ 粒子を壁に向かって投げると分身して、穴を通り抜けるところ。
  • ・ 玉手先生が講義中ずっとにこにこしていたこと。
  • ・ 量子はその時の状態によって出現したり、消えたりするというところ
  • ・ 粒子の動きをクイズで理解したところ。韓国人との交流。
  • ・ 粒子のボールを投げた時に壁にバラバラにつくというところ。
  • ・ 粒子のぶつかった跡がスクリーンにどのような形で残るか考えた。
  • ・ 田島先生との話。量子力学の深い世界を見ることを見ることができたこと。
  • ・ 量子をとばし続けるとだんだん濃淡ができてくるところ。
  • ・ 講師の方々が実際に手順を説明して、生徒に対しアドバイスを送っていたこと。
  • ・ 物理とは学べば学ぶほど、分からなくなるという言葉。
  • ・ スライドがきれいでわかりやすく、しゃべりとフィットしていたこと。
  • ・ 選択形式で問題を考えたこと。
  • ・ 針金の太さをはかる実験
  • ・ 量子力学って不思議。感覚じゃわからない。
  • ・ 量子がぶつかったところが目に見えて分かったので、良かった。
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
  • ・ 量子が2つの穴を通るとき、分裂して通るというのと、干渉縞の実験で波の向きを見ると縞が消えてしまうというところが良く分からなかった。(のべ2人)
  • ・ 光の縞模様について
  • ・ 実験時に計算が終わらなくて、結果がいまいちつかめなかったので、もう少し学習したいです。
  • ・ 量子が分身して見ると消えるということが気になった。
  • ・ なぜ量子の分身が存在するのか、そして消えるのか。(のべ3人)
  • ・ 普通は分身などありえないと思うのに、量子の世界ではそれが証明されていること。
  • ・ 分身の過程
  • ・ 「見る」と性質が変わるところ。
  • ・ 実験でレーザーの縞模様から、針金の太さを求めることが時間内にできなかったので、またやってみたいです。(のべ2人)
  • ・ 量子の軌道
  • ・ 量子の運動についてや、その利用について
  • ・ もっと詳しく量子の性質について、学びたい。
  • ・ 計測の時に使った公式はどうしてあの形になるのか。
  • ・ 量子を「見た」瞬間に、1つに決まるということは、とても不思議だった。
  • ・ なぜボールを投げた時に分裂してしまうのかをもっと詳しく学びたい。
  • ・ 量子コンピュータはどんなものなのかなと思った。
  • ・ 量子コンピューターについて知りたい。
  • ・ 量子コンピュータについて、勉強してみたい。
  • ・ コペンハーゲンの解釈について、もっと深く学んでみたい。
  • ・ 見ると変化することや、点なのに波と言う理解を超えたことをもっと詳しく知りたい。
  • ・ 量子の世界、全く知らなかったけど興味が湧いた。
  • ・ そもそも量子って深く突き詰めると何なのか?
  • ・ 電気の光とレーザーの光の違い。
  • ・ 偏光板でプロジェクターの光を分けたとき、分かれない色が1色だけあったので、それをわかるにはどうしたらいいか勉強してみたい。
  • ・ 電子のふるまいについて。また、量子力学の生物学や材料への応用。
  • ・ 量子力学の応用例やその仕組み
  • ・ どうして量子があのようにふるまうか。
  • ・ 量子という新しい世界はまだなじめてないので、もっと最初から理解していきたいです。
  • ・ なぜ、この研究がパソコンにつながるのかと思った。
  • ・ なぜ「見える」と量子が1つになってしまうのか。
  • ・ 韓国語、量子の性質、波
  • ・ 特にない。
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
  • ・ 科学の力を使っても、分からないことがこの世の中にあふれているなと思った。
  • ・ 光が波であることに驚きました。まだ知らないことがたくさんあって、これからの授業が楽しみになりました。
  • ・ 新しい内容のことを初めて聞いて、おもしろそうなイメージに変わった。
  • ・ 思っているよりも少し難しいけれど、その分面白い。
  • ・ 余計に難しいイメージがついたけど、おもしろいことがたくさん身の回りにはあるんだなと思いました。
  • ・ 計算は多いだろうけど、おもしろそうな世界だと思った。
  • ・ 今まで以上に面白いと感じた。
  • ・ 量子は物理の世界だけでなく、様々なことに応用されていて、おもしろかった。
  • ・ 物理はあまり得意でないので好きではなかったが、今回の分野はおもしろく、興味を持てた。
  • ・ ミクロの世界にまで運動方程式が通用しているとは知らず、やはり物理の世界はおもしろいと思った。
  • ・ 見る世界がミクロかマクロかで結果が変わっていて面白い
  • ・ 特に変わらず、おもしろいなと思った。
  • ・ 奥深いイメージになった。
  • ・ 物理がコンピューターなどの機械にも使われているのは驚いた。
  • ・ 様々な研究をもってしても、説明しきれないことはあるんだなと思った。
  • ・ 数式から成り立ってすべてが確定している世界だと思っていたが、不確定で、分からないことも多くあるものだと思った。
  • ・ 量子について、こんなわかりやすく説明できる部分があることに驚いた。
  • ・ 全く知らない世界がいっぱいあると思っていたけど、今までの常識が通じなくてびっくりした。
  • ・ 起こった出来事がなぜ起こったのか、解明していくイメージで楽しそうだというイメージに変わりました。
  • ・ 知らないことを学ぶ楽しさを久しぶりに味わえた。
  • ・ 自分の思っている以上に、直観に背くものだと感じました。
  • ・ 公式や定義は必ず実際に起こる出来事と結びついていることが分かった。難しいけれど、自分から進んで学べば楽しくなると思った。
  • ・ 広い世界から、少し身近な世界になった。
  • ・ 難しいと思っていた物理が少し身近な物に感じました。
  • ・ 細かい世界で驚きました。
  • ・ 今、学んでいる力学は世界を説明でき、すごいものだと思っていたが、量子の世界では説明できないものがあり、それを研究したいと思った。
  • ・ 物理は身近な物について、追求する分野だと分かった。
  • ・ 物理とはすごく堅苦しいものだと思っていましたが、意外と身近なものだと感じ、楽しいものだと分かりました。
  • ・ もしかしたら、身近にある現象が何かの問題を解決するヒントになるのではないかと言うこと。
  • ・ 物理と言うとただただ教科書の問題を解くようなイメージでしたが、あんな風に日常生活の中で起こっていることを解明していくものだと知りました。
  • ・ 計算をすることばかりと思っていましたが、こういう実験もあると分かった。
  • ・ 特に変わらない。(のべ2人)
  • ・ 科学は実際に見えたり、証明されたりしているものしか信用されないと思っていたけど、目に見えない分身を信じているというのに驚いた。
  • ・ 不思議なことが多いが、それらをすべて理由づけて説明できるものだと思った。
  • ・ 物理は難しいと思っていたが、本当に難しいと感じた。
  • ・ 科学、物理はある意味いい加減なところがあると思った。
  • ・ 物理が量子の世界まで広がっているとは思っていなかったので、物理に関しての視野が広がった気がした。
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
  • ・ 難しいと思うけれど、興味深くおもしろそうな職であると思いました。
  • ・ 分身の話でも先が見えない中、ひたすらに根気が必要だというイメージ
  • ・ 一般人とあまり変わらないと思うようになった。
  • ・ 与えられたものだけでなく、自分がやりたいことができるということがわかった。
  • ・ 研究者は思っていたより明るく気さくだった。
  • ・ 堅い人が多いと思っていたが、とても話し方が柔らかく、親身な人だと思った。
  • ・ 思っていたよりも難しいことをしている高度な存在という風に感じた。
  • ・ 量子はとても難しいものだと思っていたけど、とても面白くて奥が深かったので、もっと勉強してみたいと思いました。
  • ・ 化学などは研究職のイメージを思い描きやすかったけど、「物理の研究」というとあまり想像できなかったが、身の回りのことについて考えるので、身近で楽しそうだった。
  • ・ とても楽しそうに講演していただいて、自分の興味のある分野をとことん学べる研究職は良いなと思った。
  • ・ 研究者は凄く真面目そうな人たちだと思っていたが、自分の研究の話をしているとき、楽しそうだなと思った。
  • ・ 全く想像できなかった、研究者の知っていることが、それとなく分かった。また、どのような人がいるのかも少しイメージできた。
  • ・ 研究していくのは大変そうだと思っていたけど、それより面白そうと思うようになりました。
  • ・ とにかく自分の研究が好きでとても楽しそう。
  • ・ 自分が思っていたより、楽しそうだと感じました。
  • ・ 研究職は閉ざされた空間で閉じこもってやるものだから、息がつまりそうで嫌だと思っていたが、自分のやりたいことに熱中できるとても良い職なんだと思った。
  • ・ 日曜日の昼からこもって自分の好きな研究ができるのはとても楽しそうだと思いました。
  • ・ 将来は研究者になろうと思っており、具体的な仕事(アウトリーチなど)を見ることで研究だけでなく、人々に伝えることの重要性を知った。
  • ・ 大変な仕事だと思うが、自分のやりたい研究ができるのはとてもおもしろそうだと思った。
  • ・ 今まで、はっきりとはイメージできていませんでしたが、以前よりはイメージできました。また、研究職はわからないことを突き詰めていく楽しいものだと思いました。
  • ・ ただ、研究をしていればよいのではなく、周囲の人々にわかってもらうという行為が大切だという姿勢。
  • ・ 研究職と言うと部屋にこもってばかりで難しそうなものだと思っていましたが、玉手先生のように体を張って(?)好きなことに取りくむものなんだと思いました。
  • ・ 研究職の人は白衣を着て試験管を振っているイメージがあったけど、それだけじゃないんだと思えた。
  • ・ 専門的な道具を使わなくても、家庭にあるものでも研究ができるということが良く分かった。
  • ・ 実際に研究者の道に進むことは考えていないが、研究者の方に対する情熱が伝わってきた。
  • ・ 将来像は良く分からない。研究職はカリカリやっているだけのイメージだったが、楽しくもあるし若い人もいるというイメージに変わった。
  • ・ 研究職のイメージはあまり変わらなかった。
  • ・ 藤井さんがとても楽しそうで、量子力学が好きなんだろうなと思った。やっぱり、自分が好きでしょうがないという仕事に就けるのは羨ましい。そうなりたい。
  • ・ 堅苦しい雰囲気ではなく、明るい雰囲気だったので、とても集中できた。
  • ・ 受ける前は研究職は具体的にどのようなことをやっているのか分からなかったが、受けた後では量子コンピューター開発など、具体的なところまで分かった。
  • ・ 特に変化なし。
  • ・ 研究者になろうと思っていなかったので、特に変わらない。
  • ・ できなかった。(のべ2人)
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
  • a. はい〔31〕
  • b. いいえ〔2〕
  • c. 分からない〔6〕
8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
  • a. 是非受けたい〔36〕
  • b. あまり受けたくない〔3〕
  • c. 別の内容なら受けたい〔0〕
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