出張授業
東京都立戸山高等学校 高校1・2年生
量子の世界
平成25年9月14日(土)
- 授業時間
- 13:00-15:00 (講義)
15:00-16:00(質疑応答)
出張授業担当者:
- 平野 琢也(学習院大学)
- 衞藤 雄二郎(学習院大学)

授業風景
フィードバック総回答数:46名
1) 授業の理解
- a. よく理解できた〔14〕
- b. 普通〔20〕
- c. わかりにくかった〔12〕
- d. 無回答〔0〕

2) 授業の感想
- a. おもしろかった〔27〕
- b. 普通〔18〕
- c. つまらなかった〔1〕
- d. 無回答〔0〕

3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
- ・ 暗号について(のべ2人)
- ・ 暗号の受取、解読の方法
- ・ 量子暗号がどういう風に伝わるのか
- ・ 1と0での暗号文
- ・ 暗号について生かされていること。
- ・ アリスとボブの実験(のべ2人)
- ・ 秘密鍵の共有について
- ・ 秘密鍵の説明
- ・ 偏光板を用いたBB84プロトコル実験(のべ4人)
- ・ 偏光板で情報を伝達し合ったこと(のべ3人)
- ・ スリット
- ・ 光は波であり粒である。スリットの実験で本物が見られて感激した。
- ・ 光が分かれるやつ
- ・ 光子が波と粒子の2つの性質を持つこと
- ・ 光が波であることを示す実験をしたこと
- ・ 光の干渉(のべ2人)
- ・ 光の話
- ・ 光が波動性と粒子性の2面性を持っていること。
- ・ 光で暗号のアレを実験したところ
- ・ 光の模様ができるところ(のべ2人)
- ・ 光の性質
- ・ 光は空間では波、スクリーン上などエネルギーが関わると粒子になるというのを実験を通じて体験して理解できたこと!
- ・ ボースアインシュタイン凝縮性(のべ2人)
- ・ 会が終わった後の質問大会。私にとってレベルが高くて、中でもボース・アインシュタイン凝縮体で使う冷却法がおもしろかったです。
- ・ 量子力学の世界で一般常識は通用しないということ。
- ・ 普段の常識が通じないという点
- ・ 粒が波の性質を見せること
- ・ 情報伝達に応用する話
- ・ 量子観測されると変化すること。
- ・ 反射板を使った実験
- ・ 実験
- ・ 新しい情報伝達技術
- ・ 特にない(のべ2人)
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
- ・ 秘密鍵
- ・ 秘密鍵を使った安全な通信について
- ・ 共有鍵をどのように二者で共有するか
- ・ 共有の方法が良く理解できなかった。
- ・ ハイゼンベルクの不確定性原理
- ・ 量子暗号をもっと知りたい
- ・ 暗号(のべ2人)
- ・ 暗号云々・・・の話。暗号事情。
- ・ 暗号作成
- ・ 量子力学の基礎(のべ2人)
- ・ 光子の性質について
- ・ 光の正体
- ・ レーザー冷却
- ・ 「物理」の授業が初めてだったから、まずは用語の意味を確認したい。
- ・ 重ね合わせ
- ・ スピンについて
- ・ 量子をもっとわかりやすく説明してほしかった。(最後まで量子が何なのか良く分からなかったため)
- ・ 量子力学そのものについて、もっと勉強したい。
- ・ 量子情報処理
- ・ 量子力学を全体的にもっと知りたくなった
- ・ 量子力学について、もっと詳しく。(のべ2人)
- ・ 量子論
- ・ 量子コンピューターの作り方(のべ2人)
- ・ これからの応用
- ・ なんでAliceにBobなんだろう?
- ・ 粒子は波であり、粒であるということ
- ・ 光が粒子と波であること。
- ・ そもそも量子力学とは何なのか?
- ・ シュレーディンガーのネコ
- ・ ない(のべ6人)
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 量子力学=理論上のイメージがあったが身近に応用されていた。
- ・ 物の理は通常と違ったので理屈っぽくないと思った。
- ・ 奥が深いと思った
- ・ 難しいが奥が深く、勉強のしがいがある。
- ・ 科学はおもしろく、奥が深いことが分かった。
- ・ 昔からおもしろいと思っていましたが、ますます面白いと思った。
- ・ 少し楽しそう
- ・ おもしろいと思った。(のべ2人)
- ・ もっとおもしろそう。
- ・ 難しそうだけれど理解し、発展させられたらかなり楽しそうだと思いました。
- ・ 難しそうなイメージが楽しい、おもしろい分野だと思うようになりました。
- ・ より興味を持った
- ・ 常識には当てはまりきらない現象が科学にはあるのだと思った。
- ・ 複雑かつシンプル
- ・ より難しく感じた。
- ・ 「難しそう」(のべ2人)
- ・ やっぱり難しい・・・。
- ・ 深く考えていくと、すごく難しくなるとわかった。
- ・ 変わらず楽しいもの
- ・ 元からと同じく、わくわくするもの。
- ・ 楽しくなった
- ・ 実験と観測によって得たデータを自分なりに推察する能力が必要
- ・ 実用に向けた研究がたくさんされているのだということ
- ・ 興味を持って関われば理解できる!?と思った。
- ・ 確率のかかわった、不確定なものを扱う学問というイメージになった。
- ・ 自分でもわかる場所があって、親しみがわいた。
- ・ 実験づくし!!!
- ・ 意外と近しいもの
- ・ 思いのほか、実生活の中で活かされているのだと感じた。
- ・ 理解するのに時間がかかりますが、目に見えないものを科学的にするのはとても楽しいと思いました。
- ・ 特に変わっていない(のべ11人)
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 研究者以外の夢を目指しているのでわからない。研究職も面白そうだと思った。
- ・ 大変そうだと思った。(のべ2人)
- ・ どのようにして〝学生″〝研究者″になるのかが分かった。
- ・ ひたむきなイメージがついた。
- ・ 良く分からない
- ・ 世界を変えるための重要な職のイメージになった
- ・ 様々な種類の研究者がいるように感じた。
- ・ 意外と外とのつながりがあるなと思った。
- ・ 研究職は自分の興味をとことん追求するものだと思っていました。その考えもまだありますが、何かに応用して人の役に立てて得られる思いもあるのだろうと思いました。
- ・ 気まぐれ
- ・ 1人前の研究者になるまで時間がとてもかかることが分かった。
- ・ 研究と言うと、難しい計算をしてばかりだと思っていたけど、講演で楽しそうにしている様子を見て、やってみたいと思った。
- ・ 研究職のイメージはそこまで変わらなかったが、やはり大変そうだと感じた。
- ・ 研究職もそう簡単にはいかないことが分かった。
- ・ もっと楽しそうな感じ(のべ2人)
- ・ 自分で積極的に頭を使う職業だということが実感できた
- ・ 研究者の方は閉鎖的な空間で仕事をしていると思っていましたが、オープンな感じだというイメージに変わった。
- ・ 閉じたものでなく、開いたものだと思った。
- ・ 閉鎖された環境で研究し、話すのが得意でないイメージがあったが、全くの真逆だった。
- ・ 一人で黙々と実験をしているイメージから、何人かと協力して実験した楽しそうなイメージに変わった。
- ・ 興味のある分野ならついてみたい
- ・ 研究者になりたい思いは変わらないです。特に変化しませんでした。
- ・ 助教授の仕事などのイメージができた。
- ・ まじめな人ばっかりだと思ったけど、明るい人もたくさんいるんだと思った。
- ・ 特に変わらなかった
- ・ 他になりたいことがあるので、研究者になりたいとも思いませんが、思っていたよりグローバルな仕事だという印象を受けました。
- ・ イメージできた。元からあまり変わらない。
- ・ 変わらないハイレベル
- ・ とても難しそうだと思いました。
- ・ 特に変わっていない(のべ5人)
- ・ イメージできない。(のべ3人)
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
- a. はい〔31〕
- b. いいえ〔3〕
- c. 分からない〔12〕

8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
- a. 是非受けたい〔29〕
- b. あまり受けたくない〔2〕
- c. 別の内容なら受けたい〔15〕

