出張授業
大阪府立天王寺高等学校 高校1・2年生
「見るだけで変わる(分かる?)不思議な量子の世界」
平成25年11月1日(金)
- 授業時間
- 15:50-17:00
出張授業担当者:
- 藤井 啓祐(京都大学白眉センター)
- 玉手 修平(理化学研究所)
授業風景
フィードバック総回答数:56名
1) 授業の理解
- a. よく理解できた〔15〕
- b. 普通〔37〕
- c. わかりにくかった〔4〕
- d. 無回答〔0〕
2) 授業の感想
- a. おもしろかった〔49〕
- b. 普通〔7〕
- c. つまらなかった〔0〕
- d. 無回答〔0〕
3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
- ・ 粒子を壁の穴めがけて投げてみる。(のべ2人)
- ・ 電子を投げるところ。
- ・ 2つの穴が開いた壁に量子を投げた実験。
- ・ 量子の不思議な世界。
- ・ 量子の分身があるって言うのが、とても分からなかった。
- ・ 量子は「分身」しているが見えると消える。
- ・ 量子の世界では、分身ができること。(のべ5人)
- ・ いろいろな場所に(分身が)存在しているということ。
- ・ 見たら消えてしまう世界。(のべ2人)
- ・ 量子の消しゴム。(のべ2人)
- ・ 量子消しゴムの実験。(のべ3人)
- ・ 量子には様々な可能性があること。(のべ2人)
- ・ 量子ビット
- ・ 量子の実験(のべ3人)
- ・ 量子を学べば学ぶほどわからなくなる。
- ・ 量子は波の性質があること。(のべ2人)
- ・ 「存在確率が波」って言うのが、実験で理解できたところ。
- ・ 量子を見ると波から粒子へと変化するところ。
- ・ 全てのものは「波」と「粒子」からできている。
- ・ 量子=粒子+波
- ・ 量子の干渉
- ・ どちらの穴を通ったかわかれば干渉縞は消えてしまうこと。
- ・ 量子力学は意味が分からない!
- ・ 量子の世界には自分たちの常識が全く通じないところ。(のべ2人)
- ・ 量子の性質
- ・ 全体としておもしろかったです。
- ・ 量子コンピュータの可能性。(のべ2人)
- ・ 見てしまうと成り立たないのに、この世界にある世界が量子なのだということ。
- ・ グループディスカッションをしたことです。
- ・ 量子の世界は大きさの面だけでなく、粒子の状態と言う面で見ることができないということ。
- ・ 研究を楽しんでしているところ。
- ・ 量子の世界では、法則が成り立たないというところ。
- ・ ファイマン先生
- ・ 量子の同時存在
- ・ 大学がとても楽しそうだということが分かれてよかった。
- ・ 見たら量子性を失うところ。
- ・ 量子は見たら壊れること。
- ・ 量子について、まだわからないことが多いらしいこと。
- ・ 量子の謎さ
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
- ・ 量子コンピュータについて。(のべ16人)
- ・ ほとんどの部分が、自分の理解を超えていたので、少しでもわかるようになりたい。
- ・ 量子力学、レゴ風呂ックbyMotoki
- ・ 分身について。
- ・ なぜ量子は見ると分身をしなくなるのか気になりました。
- ・ 量子力学それそのもの。(のべ10人)
- ・ 量子の波の性質について
- ・ 量子の性質
- ・ そもそも量子って何ですか。
- ・ もっと大学で物理の分野の勉強をして、知識を深めたいと思った。
- ・ もっと深く学びたい。
- ・ 難しかったので、全てのことを詳しく教えてもらいたい。
- ・ 量子の世界で起きる、非常識なふるまいを学びたい。
- ・ なぜ波と粒子の性質を両方持てるのかと言うこと。
- ・ 粒子についてもっと知りたいと思った。
- ・ 量子力学の具体的な計算など(本などで定性的な話は読んで何となく知っていますが、計算は見たことがありません。高度な数学がるからでしょうか)
- ・ 今は高校の勉強を深くしたい。
- ・ 量子力学の中の超ひも理論について。
- ・ 物理というものに、もっと携わりたいと思った。
- ・ レーザーコンピューターを作りたいと思いました。
- ・ シュレーディンガーの猫
- ・ 大学についてもっと深く知りたくなった。
- ・ 色々気になった。
- ・ どう量子コンピューターの粒子を制御するのか。
- ・ 量子が何でも見たら壊れるのか。
- ・ どの世界でも、同じ法則が通じることはない!?
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 量子苦手・・・。
- ・ もっと知りたいと思いました。
- ・ もっと良く学びたいと思った。
- ・ ふしぎなことをやっているイメージが強くなった。
- ・ 特に変わりなく、自分の興味のあるところを研究したい。
- ・ 抽象的だなと思った。
- ・ とても面白そう
- ・ 物の理を学ぶというところからして、物理はほんとに幅が広いなと思った。
- ・ 何か不思議なことを追求するということはおもしろい。
- ・ 人知を超える難しい世界だなと思いました。
- ・ 最先端の科学は自分の想像をはるかに超えていた。
- ・ 今迄通りとても興味がもてる分野だ。
- ・ やればやるほどハマりそう
- ・ おもしろいとは思っていたが、専門的な話になると訳が分からなくなるから、勉強するのはしんどいと思ったが、大学で基礎を学ぶと少しは理解ができそうだと思った。
- ・ むずい。
- ・ より興味を持つようになった。(のべ3人)
- ・ 「量子力学」に興味を持った。
- ・ やっぱり奥が深いと思ったし、底を突き詰めていきたい。
- ・ 物理に対する好奇心は変わらない
- ・ 狭い範囲の分野にのみ通じるものだと思っていたが、全ての物体に関係するのだと、考えが変わった。
- ・ 物理の細かい世界は難しい。
- ・ 苦手だったけど、興味が出た。
- ・ 物理にはもうほとんど解明されていると思っていたが、物理にも色々解明されていないことがたくさんあるんだなぁと思った。
- ・ 物理でまだ全然説明できないような、不思議な世界があるというのは驚きでした。
- ・ 違う世界を見たような気がした。
- ・ 科学・物理が日常にとても関係していると思った。
- ・ 前から科学全般に興味があったのですが、具体的な量子コンピューターの構造など。
- ・ 法則や式だけでないことがわかった。
- ・ 最近、あらゆる科学分野が協力しなければならないと言われているが、1つの専門分野としての物理も奥が深いものだと思った。
- ・ 以前からとても興味のあった、量子論により一層関心が湧きました。
- ・ 物事の様々なことが物理に関わっているんだなあと思った。
- ・ 今も分からないことがたくさんあることを知りました。
- ・ 難しく考えるのではなく、なぜその現象が起こるのかを知りたいという気持ちであるということがわかた。
- ・ 今迄通り、難しいけど面白いと思いました。
- ・ ノーベル賞ホイホイとってるみたいに聞こえた。
- ・ あまり変わらなかった。
- ・ 身近なことろで利用されているところが良いなと思った。
- ・ 謎が多いなあと思いました。
- ・ とても量子が気になった。
- ・ 変わらなかったけど、ますます興味が湧いた。
- ・ よくわからないもの。
- ・ 今までの科学とは違うようなものもあるのだと思った。
- ・ 量子は難しそうだけど、楽しそうだった。
- ・ 奥深さが分かった。
- ・ もののことわりが、簡単には理解できず。
- ・ 研究する物理は高校の物理と違い、謎。
- ・ 物理はとても奥深いということ。
- ・ 難しいものだと思ったが、より勉強したいと思った。
- ・ 分かるほど、わからなくなるってなんか不思議。
- ・ さらに難しいものになったけど、同じくらいおもしろいものになった。
- ・ 更に良くなりました。
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 研究を楽しんでやっているということが、印象に残りました。
- ・ お二人を見ていると、自分の好きな分野を楽しそうに研究しておられたので、羨ましかった。私も研究をしてみたいと思った。
- ・ 研究職は楽しそうだと思いました。(のべ7人)
- ・ イメージできた。受ける前は研究者は研究所にこもって研究をやっていると思っていたけど、家でも研究するというイメージもできた。
- ・ 研究が好きな人にとっては、パラダイスなんだなあと思った。
- ・ あまり変わらなかった。
- ・ 研究者にとって大切なことはひらめきと好奇心だと思った。
- ・ 私は研究者を目指している(化学系か物理系)ので、逆に変に期待しすぎないようにしているのですが、「パラダイス」や「好きなことばかりしている」と聞いて、より研究者になりたくなりました。
- ・ 研究者は無心に研究ばかりしているのかと思っていたが、楽しんで研究していることがわかった。
- ・ 京大にはひたすら研究できる場所があるとわかって驚いたし、研究は楽しそうだと思った。
- ・ 研究は楽しいものだとお伺いして希望が持てました。
- ・ イメージはあまりできませんでした。真面目なイメージでいたが、もっと楽しい世界なのだと思いました。
- ・ 量子コンピューター作ったらノーベル賞。ボロもうけ。
- ・ できなかった
- ・ 不思議に思ったことはすぐ調べて、答えを求めるイメージ。
- ・ 自由だと思った。
- ・ 量子の世界は研究するのが楽しそう。
- ・ 好きなことを研究するのは楽しそう。
- ・ 研究も面白そうだなと思った。
- ・ 世界で自分だけ気づいたことがあるって言うのは、魅力的。
- ・ 計算するというよりも、思ったことを実験してみる。
- ・ クレイジーかつ楽しそう。
- ・ しんどいものだと思っていたけど、自分の好きなことばかりできる楽園のような場所というイメージ。
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
- a. はい〔49〕
- b. いいえ〔0〕
- c. 分からない〔7〕
8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
- a. 是非受けたい〔48〕
- b. あまり受けたくない〔0〕
- c. 別の内容なら受けたい〔8〕