出張授業
青森県立三本木高等学校・附属中学校 中学3年生
「計測を制するものが世界を制す」(志賀、木戸)
「光の干渉:かんしょうってなんだ?」(山崎、久富)
平成25年11月27日(水)
- 授業時間
- 10:20-11:10
11:20-12:10
50分×2コマ
出張授業担当者:
- 山崎 歴舟(東京大学先端科学技術研究センター)
- 志賀 信泰(情報通信研究機構)
- 久富 隆佑(東京大学先端科学技術研究センター)
- 木戸 耕太(情報通信研究機構)

授業風景
フィードバック総回答数:77名
1) 授業の理解
- a. よく理解できた〔36〕
- b. 普通〔41〕
- c. わかりにくかった〔0〕
- d. 無回答〔0〕

2) 授業の感想
- a. おもしろかった〔71〕
- b. 普通〔6〕
- c. つまらなかった〔0〕
- d. 無回答〔0〕

3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
- ・ 量子力学ではどのような研究を行っているのか実験したところ。
- ・ 実際に光のかんしょうを見て、イメージ図で理解を深められたところ。
- ・ 光の干渉の実験(のべ5人)
- ・ 干渉!!レーザーの中の◎が動いてみえたこと(のべ2)
- ・ レーザー光でいろいろなキャラクターが見えたこと。
- ・ レーザーの波が2つに交わると消えたり大きくなったりするところ。
- ・ レーザーから出た光の形がドラえもんに見えたこと。(のべ7人)
- ・ 干渉でアンパンマンとかドラえもんが見えたり、作れること。(のべ5人)
- ・ プーさんが見れたこと。(のべ4人)
- ・ レーザーや光を花火についてくるもので見たら、キティちゃんが見えた。(のべ4人)
- ・ ひかり通信によって音楽が聞こえたところ。また、障害物で光がしゃ断されると聞こえなくなったところ。
- ・ パートユアワールドがでんきのやつでながれたところ。(のべ4人)
- ・ かんしょう計を通して音楽が聴けること。
- ・ レーザーで音楽がきけたこと(のべ2人)
- ・ かんしょう計について(のべ2人)
- ・ 山崎さんの名前。(のべ5人)
- ・ 波形のところ。干渉。(のべ3人)
- ・ ホログラム。(のべ4人)
- ・ レーザーの実験→音楽とか、ホログラム?とか。
- ・ レーザーの実験。(のべ6人)
- ・ レーザーの光の変化。(のべ2人)
- ・ パワーポイントが分かりやすかったです。(のべ2人)
- ・ 光で音を伝えたところ。(のべ2人)
- ・ 久富さんが元ニートだといったところ。
- ・ 一度ニートだったけど科学者になったこと
- ・ ユーモアのあるしゃべり方だった。あと、名前かっこよかった。
- ・ 研究者は「分かっていないことがたくさんあることが分かっている」立場にあるということ。
- ・ 電磁波でいろんな実験をしたところ
- ・ 久富さんが彼女と5年付き合っているということ。(のべ2人)
- ・ レーザーをさえぎるとスピーカーからの音がとぎれたこと。
- ・ みなさんの自己紹介
- ・ 干渉計の実験・じょうぎ、先生方の歴史
- ・ 先生の口調、髪型
- ・ 志賀さんや山崎さんの口調がとても好き!久富さんはイケメン!
- ・ 先生がたくさんの国に行っていたこと。
- ・ 東経135度が明石に通っていながら、実は東京で時間を決めていて、明石に何も施設がないということが印象的でした。
- ・ 兵庫県明石市に天文台がなかったこと。
- ・ 模擬実験によるレーザーの力。
- ・ イケメン
- ・ 原子の小ささ。
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
- ・ 電磁波について、もっと詳しく勉強すること。(のべ5人)
- ・ 計測について
- ・ 量子力学の基礎知識をもっと学びたい。(のべ10人)
- ・ 光についてもっと知りたい。
- ・ 干渉について。(のべ8人)
- ・ 光の性質(レーザーなども)
- ・ 光を使って他にどんなことができるのか知りたい。
- ・ レーザーについて(のべ10名)
- ・ 波形のところ。
- ・ レーザーでのび太も作りたい。
- ・ 量子の他の使い方。
- ・ 量子力学の利用。
- ・ 他にどんなものに役立っているか。
- ・ 重力の波をはかる方法についてもっと知りたいと思った。
- ・ ホログラムについて
- ・ 将来的に部屋とかの内装を立体ホログラムでできるようになるかどうか。
- ・ 宇宙について少しだけふれていたのでそっちも知りたい。
- ・ 宇宙のはじまりについて(のべ4人)
- ・ 将来的に部屋とかの内装を立体ホログラムでできるようになるかどうか。
- ・ けっきょく量子って何ですか。
- ・ ドラえもんだけでなくもっとふくざつな形をつくってみたい
- ・ 1m中の周波(?)→波が小さい
- ・ 東京にある、日本の時間をきめているところが気になった。
- ・ レーザーの波について、原子をならべ替えられる
- ・ 外国で生活してみたい。
- ・ 物理も楽しそうだなと思った
- ・ 1つのことをずっとおいかけ続けるにはどうすればいいか。
- ・ 量子力学はおもしろそうで、気になるが、理解できる自信がありません。
- ・ 光の波の強さや色によって他にどのような事ができるのか
- ・ レーザーをさえぎると、音がしなくなるということについてもっと知りたいと思った。
- ・ 時空について。
- ・ 定規のはじまり
- ・ 原子について、もっと詳しく知りたい。
- ・ 全部(のべ2人)
- ・ 波が逆になると光がみえない理由
- ・ なぜ電磁波が逆向きに重なると光が見えないのかが気になった(理由)。
- ・ レーザーの動きについて
- ・ パワポでちらりとでてきた量子力学等や、他のレーザーの動き。
- ・ 片うでが4kmという、あの重力の波を測る機械(?)の事をもっと知りたい
- ・ アメリカの4kmのやつ
- ・ くわしく聞きたい。
- ・ 音が変わるのがおもしろかったので、もっと知りたいです。
- ・ ないです。(のべ7人)
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 科学・物理では、地球上の物だけではなく、宇宙にまで関連する内容を研究しているということ。
- ・ おもしろそうだと思った。(のべ18人)
- ・ 楽しそうだなと思った。(のべ5人)
- ・ 科学・物理への道が広がった。
- ・ 元々、それほどなかったなかったのですが、ドラえもんを見たときにもう少し見たいと思った。
- ・ 久富さんとか見て、楽しそうだなと思いました。勇気をもらいました!!!☆
- ・ 固いイメージがあったけど、実際に見て面白そうだなと思った。(のべ6人)
- ・ かた苦しいイメージだったけど、楽しそうなイメージに変わった。(のべ3人)
- ・ 難しいだろうと思っていたが、面白い分野だと思った。(のべ4人)
- ・ 分からないことを解明する感じ
- ・ 細かいことが多いけど、結構単純なのかも?
- ・ 少しなら理解できそう。
- ・ かた苦しさが少し和らいだ。(のべ2人)
- ・ あんまり変わらない。(のべ2人)
- ・ もっと勉強したいと思った。
- ・ たくさん勉強しなければいけない。
- ・ 前から思ってはいたが、より科学・物理はおもしろいと感じることができた。(のべ2人)
- ・ やっぱり難しいけど、分かると楽しい。
- ・ 多様性があるもの。
- ・ 光の波や干渉の話は分かりやすくて、よく考えると科学や物理は楽しいものというイメージに変わった。
- ・ 楽しそうだと思った。分からないことを発見するのはステキ。
- ・ 身近にあるもの、難しいが楽しそう。
- ・ 光などは楽しそうだ
- ・ 自分には関係ないと思ってたけど、そのうち勉強するかもしれない。
- ・ 知らなかったことが知れるようになる おもしろい。
- ・ やっぱり難しいものだと思った。
- ・ わからないことは科学・物理で説明できる。
- ・ 重苦しいものでないなと思いました
- ・ かっこいい、美しい
- ・ 科学・物理は難しく遠いようなイメージだったが、難しくてもなぜかわからないけれどとても興味がわいて、おもしろかった。
- ・ 元々、科学・物理は苦手でした。今日の授業の内容のような、かんたんなものだったら分かりますが、複雑になると頭に入らないので、やっぱり科学・物理は苦手という意識は変わりません。
- ・ 楽しくて、もっといろいろな光のことを知りたい
- ・ とても興味がわいた。
- ・ 物理苦手だったけど、おもしろいかもしれない。
- ・ 身近なことでも、調べるとおもしろいものがある。
- ・ 規模が大きい、奥が深いイメージをもった。
- ・ 楽しそうだけど、やっぱり難しいものだと改めて思いました。
- ・ 意欲がわいた
- ・ 大変なもの→楽しいものに変わった。
- ・ さらに追求したいと思った
- ・ よく分からないもの&特に光や音系は苦手なものだったけれど、実験等を見て「おもしろいかも…」というふうに変化した。
- ・ よくなった
- ・ ただ、難しくて自分には遠い世界で起こっている話だ…と思っていたのに、こんなに面白いのだなあと思いました。
- ・ 理系はニガテだし、できないしで、絶対に進まないと思ってたけれど、今回は楽しかったので、ちょっとは視野に入れてみようとおもった。でも見るのが楽しかっただけで、理解はしていないので、多分無理だとも思います。
- ・ もっとわかりづらくて、難しいと思っていましたが、すごく楽しかったです。
- ・ 科学・物理には、(量子力学にも)様々な分野がある、と知った。
- ・ あまり物理が好きではなく、以前、大学の先生の講義で量子コンピュータなど話していたけどよく分からなくて、おもしろいと思わなかったけど、中学生向けに興味をひくように話していただいたので、おもしろいと思えました。
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 自分たちの好奇心を大切にして、研究することが大切なのだということ。研究職は知らないことを追求していくものだと思いました。
- ・ 以前よりイメージは固まった。研究職自体のイメージはたいして変わらない。
- ・ 大学に行ってみたいと思った。
- ・ やってみたいと思いました。研究して、新しいこと見つけるのはおもしろそうだなーって思いました。
- ・ イメージできません。引きこもり、ニートでも努力で東大に入れること、全然知らなくても研究可能だということ・・・です。
- ・ 研究職のイメージはあやふやだったけど、今回話を聞いてどんなことをしているのかわかって印象が変わった。
- ・ 科学はなんか自由でおもしろい。
- ・ 自分の疑問に思っていることを解明できるし、楽しそうだと思った。
- ・ 自分の調べたいことを調べていて、楽しそう。
- ・ やっぱりやりたいことをした方が楽しいということ。
- ・ 自由にやりたいことをやるのが1番だと思った。
- ・ 分からないことを知りたいと思った。研究職は楽しそうだなと思った。
- ・ 研究は堅苦しいものだと思っていたが、楽しそうだなと思った。(のべ2人)
- ・ 研究者は大変そうだけど、楽しそうだなって思った。
- ・ まじめな人ばかりだと思っていたけど、明るくて面白くて、楽しそうだと思いました。
- ・ 案外、楽しそうにやっているんだなぁと。
- ・ つまらなそうなものから、少しは楽しそうになった。
- ・ 研究者になるかはわからないけれど、研究職は、自分の気になることを研究していて、楽しそうだと思った。
- ・ 研究職はガッチガチすぎるものだというイメージがありましたが、受けた後は、研究はとても楽しいのだなと感じました。
- ・ 研究者としての将来像のイメージはハッキリ出来ていないが、研究職には、興味がわいて、楽しそうだなと思った。
- ・ 結構楽しそう(のべ2人)
- ・ 研究者は発表力も必要なのだと改めて感じました。風呂やご飯も抜きで研究しているのかと思っていましたが、パーティーも開いているようで安心しました。
- ・ イメージはあまりできなかった。でも研究者のかた苦しさも少し和らいだ。
- ・ おもしろそうだと思いました。
- ・ イメージできたが、あまり変わらない。
- ・ イメージできた。予想以上におもしろいものだと思う
- ・ できた!研究職もとてもおもしろそう。(のべ2人)
- ・ 思っていたよりおもしろそうな職。
- ・ 将来像はわかんないけど、研究職はおもしろそうだと思う。
- ・ 色々挑戦することが大事。
- ・ 出来なかったです。でも、おもしろいことをやっているなと思いました。
- ・ イメージできませんでした。研究職のイメージはひきこもって研究ばっかりしていると思いましたが、みんなで楽しむ要素もありそうというイメージになりました。
- ・ 研究とはお金のためでなし、人のためにやっている。
- ・ そんなに堅苦しくなかった。
- ・ 新しいことを発見するために最善を尽くす人たち。
- ・ 日頃から身の周りのことに興味・関心をもち、調べ続ける大切さを知ることができた。
- ・ 科学者はわかるものだらけではなく、わからないものだらけなんだなあ。
- ・ 好きなものを職にしているからか、とても活き活きとしていた。
- ・ かたくるしいかと思っていたけど、楽しそう。フリーターでも東大に行けるんですね。勇気もらいました。
- ・ もっと暗い人たちなのかと思ったら、とてもおもしろい人だった。だから、研究職のイメージが明るくなった。
- ・ あまりかわっていない。
- ・ 研究者としての将来像はあまりイメージできなかったけど、研究職はかた苦しいイメージから楽しそうなイメージに変わった。
- ・ 研究職は、意味のわからないことをずっと研究していると思ってたが、その根本的なものは理解できたし、コミュニケーションも必要だと分かった。
- ・ 受ける前はむずかしいなと思ってましたが、受けた後は自分の趣味でやってるみたいですごいと思いました。
- ・ できました。じみなものではなく、明るいもの。
- ・ 分からないことだらけでも、自分で数値を作ったり、研究したりしていてすごい!かっこいい!
- ・ 誕生会やったり、バーベキューやったりとかたくるしいことだけやってるんじゃないんだと思った。
- ・ とくにイメージできたり、イメージが変わったりはしませんでしたが、楽しそうだと思いました。
- ・ 私が研究者になることはないと思うけど、イメージはなんか普通の人なんだと安心しました
- ・ 研究職はその分野が好きじゃないとできないんだと思った。
- ・ 重い方々ばかりと思いきや明るくておもしろい方で、安心しました。
- ・ まじめだった。
- ・ 研究職は、難しいことをただまじめにおいかけているだけでつまらなそうなイメージだったが、1つのことについておいかけることにとても感動したし、めちゃくちゃ興味がわいた。
- ・ もっと堅苦しいイメージだったが楽しく研究できる職だと思った。
- ・ いろいろな事をしらべながら、コミュニケーションもきたえられる。
- ・ 受ける前は研究者ってつまんなそうとしか思えなかったのに、受けた後は研究者って変な人ばっかりで、おもしろそうだと思った。(研究者はアフロでビン底メガネのイメージでしたが、意外とさわやか系イケメンでおどろきました。)
- ・ 研究者は、世界のことを0.1%ぐらいしかわかっていないということが、驚きでした。
- ・ やっぱり、すごい!!
- ・ 人類の発展をすすめている人だと思った。
- ・ 研究職につくのもいいかなと思った。
- ・ →できた。→研究ばかりしていてつまらなそうと思っていましたが、楽しそうなイメージになりました。
- ・ 研究者でも知らないことがあるんですね。
- ・ 研究者がいがいとおもしろそうだと思った
- ・ 研究に使えるという費用がたくさんあって驚いた。また、楽しそうだという念が増幅した。
- ・ できた。がんばってるなと変わった。
- ・ 科学者なんてみんな頭がカチンコチンのガリガリ君みたいで、講演も十秒程で眠ってしまうと思っていたけれど、意外と面白かったイメージでした。
- ・ 研究者って遊んでるイメージだったけれど、遊んでるというか、自分の好きなことをひたすら究められるってのは、すごいし、いいことだなあと思いました。
- ・ 研究者は、ずっと研究ばかりしていると思っていましたが、人とのコミュニケーションだったり、講義をしたりと、思っていたより楽しそうだと感じました。
- ・ 研究者・研究職について、より身近に感じ、とてもとても楽しそうだと思った。
- ・ 研究者も楽しそうにお仕事しているなあー。
- ・ 研究者は世界が謎すぎることを知っている人と聞いてかっこいいと思った。
- ・ 真面目すぎるかた苦しいイメージだったけれど、みなさん優しかったです。
- ・ イメージできない。
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
- a. はい〔47〕
- b. いいえ〔7〕
- c. 分からない〔23〕

8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
- a. 是非受けたい〔69〕
- b. あまり受けたくない〔2〕
- c. 別の内容なら受けたい〔6〕

