出張授業
大阪府立天王寺高等学校 高校1年生
「物理ってこんなことも分かるの!?-物理が見たこの世界-」
平成24年7月6日(金)
- 授業時間
- 13:50-17:00 70分×1コマ
出張授業担当者:
- 中田 芳史(東京大学大学院)

授業風景
フィードバック総回答数:84名
1) 授業の理解
- a. よく理解できた〔70〕
- b. 普通〔14〕
- c. わかりにくかった〔0〕
- d. 無回答〔0〕

2) 授業の感想
- a. おもしろかった〔82〕
- b. 普通〔0〕
- c. つまらなかった〔2〕
- d. 無回答〔0〕

3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
- ・ 占いはあたるかどうかということ
- ・ 占い師は確実ではないこと(のべ2人)
- ・ 「未来は予想出来ない!!」ということ(のべ3人)
- ・ 未来は予想できなくもないということ
- ・ 「未来が予測できるのか?」のクイズ(のべ10人)
- ・ 面白い科学者の研究クイズ
- ・ 自由な発想と間違いをおそれない勇気が大事であること
- ・ 「自由な発想」で物事を考えること(のべ10人)
- ・ 原子の写真がとても印象に残っています。見る事ができて大変嬉しかったです!
- ・ 分子、原子などの動きは確率的である
- ・ 何の研究かを考えるクイズ
- ・ カニでコンピュータの回路をつくること(のべ3人)
- ・ ポニーテールや蟹を使ったコンピュータの研究(のべ2人)
- ・ 面白い研究について
- ・ ポニーテールなど、「そんなことを研究しているのか??」ということを研究している物理学者もいること
- ・ 透明マントや宇宙人の存在について、など不思議に思ったことを自由に研究していているということ
- ・ いろいろな研究をしている人がいること
- ・ 宇宙生物。
- ・ アインシュタインが間違えたということ
- ・ アインシュタインの言葉
- ・ 偉人たちの、ためになる格言がたくさんあった
- ・ 人の行動が科学的にしょうめいされる日がくるかもしれないということ
- ・ Creative Error(のべ4人)
- ・ 世界中で、様々なおもしろい実験がされていること
- ・ 目の錯覚の画像(のべ2人)
- ・ 講義に様々な内容が盛り込まれて、全く飽きなかった
- ・ 未来は予測可能という考え方と予測不可能な量子力学という2つの考え方があること
- ・ 目の錯覚であったり、確率的な結果しか得られない量子力学のお話を聞かせて頂いて、自分達の目に見えているのは、ほんの一部でしかないんだなと思いました
- ・ 中田先生は20年後のノーベル賞をとる!!
- ・ 量子力学の考え方が少し奇妙だが、それが認められているところ
- ・ 神はサイコロをふらない
- ・ デンプンの実験(のべ3人)
- ・ 量子力学は中学生の頃、ニュートンで読みましたが、あまり理解できなかったのですが、今回で少し理解が深まりました
- ・ 電気抵抗0の物体を磁石のウエイ置くと、浮いた状態で静止したこと
- ・ 科学における従来の理解と量子力学についての話
- ・ 最後で量子力学が証明されたことで
- ・ 原始的には未来は確率的でしかないということ
- ・ 麻生太郎
- ・ ラプラスの悪魔
- ・ でんぷんの実験がおもしろいと思った。
- ・ 物理は自由な分野
- ・ 量子力学は謎が残っているということ。
- ・ 全てです。
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
- ・ 量子力学の役立て方
- ・ 量子力学(のべ15人)
- ・ 物理についてもっと勉強してみたくなった!(のべ2人)
- ・ 宇宙のことについて(のべ4人)
- ・ 宇宙はどのようにしてできたか
- ・ 宇宙人はいるのか?(のべ3人)
- ・ 宇宙生物学(のべ3人)
- ・ 目の錯覚はおもしろかったので、もっと知りたい(のべ6人)
- ・ 人の行動を予測する(のべ2人)
- ・ どれだけデータを集めたら予測可能なのか、ということ
- ・ 未来を予想するということ(のべ7人)
- ・ 「ラプラスの悪魔」も「量子力学」もどっちも完全に納得はできなかった
- ・ ラプラスの悪魔について
- ・ 日常生活につながった話は、興味深かった。自分も何か生活に役立てる研究をしたいです
- ・ なぜよく当たると言われる占い師がいるのか?
- ・ 僕は確率的ではない気がしてならないので、鉄原子と磁石
- ・ 水+デンプンに振動を与え、なぜあのような不気味な感じになるのかという事です。デンプンのどんな性質によるもので、デンプン以外のデンプンと似た性質のものなら同じ様な結果になるのか気になります
- ・ デンプンのやつはどうなっているのか気になった
- ・ サイコロの未来が予測できないということに驚いた
- ・ サイコロの目をコントロールすることについて
- ・ 「量子力学」を検証した実験(のべ3人)
- ・ 透明マント
- ・ 世界の様々な変わった研究
- ・ 自由な発想をもって勉強すること
- ・ 原子・分子などの小さな世界、特に最近発見されたヒッグス粒子などの「素粒子」をもっと勉強して知識を深めたいと思いました
- ・ 気になったことは特にありません。僕は数学の方向の研究をしたいと思っています
- ・ 確率が本当にそんざいする。あってたまるか
- ・ カニの行動をコンピューターに生かす研究に興味をもちました(のべ2人)
- ・ 人をあやつること
- ・ もう一回ニュートンを読み返したい思います
- ・ 人の心理について
- ・ 今研究されている「日常生活で小さな世界の現象は起こるのか?」ということがとても気になった。課題研究の参考にした
- ・ ボールなげ
- ・ ベルの提唱した実験
- ・ 私達が見ている空は青色だけれど、実際は人の目がだまされて、本来の空の色(紫っぽい)を見れていないことが不思議だと思いました
- ・ アインシュタインの考え方は正しいと思った(証明してみたい)
- ・ あるといえばある
- ・ 紹介されたこと以外に、他にどんな研究をしているのか
- ・ 正確に情報を知るには?について
- ・ 原子や分子レベルで研究してみたいと思った
- ・ 波・銀河・空そのもの・人の心理
- ・ ポニーテールの研究
- ・ 日常生活で奇妙な現象が起こり得るかどうか
- ・ 自分の好きなことを調べることが大切だと言っていたので、自分が興味を持ったことをこれから勉強したいと思った。
- ・ 脳の錯覚について
- ・ 量子力学がなぜ起こるかもっと勉強してみたいです。
- ・ 全部です。
- ・ ない
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ やっぱり科学・物理はおもしろい(のべ2人)
- ・ やはり興味深い
- ・ ますます興味を持つようになった。(のべ6人)
- ・ 面倒くさいと思っていたが、興味が湧いてきた
- ・ 正直、つまらないことを研究するのが物理だと思っていたが、世の中に怒る不思議の全てが学問になるということにとても興味をもった
- ・ もっと深く知りたくなった。大学でも勉強してみたくなった(のべ2人)
- ・ 物理はもっと理屈的なことがたくさんあってかたくるしいものだと思っていたけど自由な発想がたくさんあって面白いものだなと思った(のべ19人)
- ・ 意外なことに、自由な学問とういこと(のべ6人)
- ・ もっと型にはまらず自由に考えれるようにしたい
- ・ 物理はものごとの理論だと思っていたけど、本当に自由に研究ができるおもしろいものだと思いました
- ・ 自分の自由な発想を研究できるということで、気になることを研究できるのはとても経験したいと思った
- ・ ガチガチでややこしい→いろいろな発想があっておもしろい!
- ・ 固苦しいものだと思っていたけど、身近に存在していて、おもしろかった
- ・ かたくるしいイメージがなくなった
- ・ 小さな発想や発見を大切にし見つめることが物理学なのだと知った
- ・ 物理は計算ばっかりであまり好きではなかったが今日話を聞いて興味を持った
- ・ 物理とは物体の運動とかだけだと思っていたけれど、身のまわりの現象についての研究だと思いました
- ・ 全ての学問は、最終的に哲学化する
- ・ 哲学のようだと感じた
- ・ 気軽に、楽しく考えていこうと思いました(のべ2人)
- ・ 高校の物理は本当の物理ではない
- ・ 生きている環境が、疑問だらけだと改めて思い、すごく難しいというイメージがわくわくするものになりました!
- ・ 大きく広い範囲で生かされるのだと思った
- ・ 物理とは本当に自由な学問なのだな、と感じた。少し疑問に思ったことを科学的に証明するのは面白いと思った
- ・ 自分の不思議なことを自由に、楽しんで研究するものに変わった。勇気をもって研究!!
- ・ 身近なものであることが理解できた。これからの物理の授業の受け方もかわると思う
- ・ 科学、物理は本当に不思議なものだと思う
- ・ 自分が今までに見てきた世界は本当にわずかでしかないと思うようになりました
- ・ 量子力学は自分には理解出来なかった。実際その現象を見てみたい。イメージは自分の近くに感じる様になった
- ・ 自由な発想を大切にして、実験などを行ってもいいんだとっ☆☆と思った
- ・ ポニーテールのくだりでより身近に感じました
- ・ 一年前に同じようなことを聞いていたものの、天高で一年すごすうちに「物理」のイメージが固まってしまった。今日物理をもっとく広くみることを思い出せた
- ・ なんかおもしろそう
- ・ もともと、科学などは好きだったけど、この授業を受けてさらに好きになりました(のべ2人)
- ・ いつもの物理の授業を受けていても、楽しいと感じる事は多くありましたが、再に楽しいものなんだなと思った
- ・ とても奥が深く、難しそうだけれども、とても楽しそうなイメージになった
- ・ 量子力学がおもっていた以上にキチガイだった
- ・ 特に変わってないです(のべ2人)
- ・ 自分の興味のあるものを研究していきたい
- ・ 物理の一部分しか知らなかったのですが、全体像を見るともっと奥深い物だというイメージを持った
- ・ 僕たちがこれまで学んできたことは本当に科学の入り口の入り口にしかすぎず、さらに素晴らしい世界が科学には広がっていると知ることが出来た
- ・ 物理を何のためにするのか分かった
- ・ もっと広い視野で授業に取り組めると思う
- ・ 科学・物理の大きな世界が見えた気がした
- ・ スケールが壮大!
- ・ すばらしく広いものである
- ・ 未来を予測するかもしれないこわいもの
- ・ 科学、物理の世界は広いなあと思った。
- ・ ねむたそう→おもしろそう
- ・ 普段受けている授業とはちがい大きな世界があると思いました。
- ・ より良いイメージへと変わりました。
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 楽な気持ちで研究できる事に驚いた
- ・ オタクなイメージがあったけど、自由なところがほとんどだった
- ・ 自分の興味のあることを、多く調べている
- ・ 気になる事をとことん研究したい。研究は自由である
- ・ 意外と自由な研究が許されるんだと思った(のべ6人)
- ・ 自由な発想を持つことがとても大切だと分かりました
- ・ とても自由な発想をもっているので研究をやってみたいと思いました(のべ4人)
- ・ 僕もCERNで実験など、物理の道に進みたいです(のべ2人)
- ・ やっぱり研究職に携わってみたいと思った
- ・ スケールの大きい研究をしてみたいと思った
- ・ ちょっと興味をもった。少しなってみたいと思った
- ・ 研究者としての道も良いと思いました。自分の興味をもった分野の研究なら楽しいと思います
- ・ やわらかいイメージになった
- ・ 分からないことを研究することはばく然としたイメージしかなかったが、未来予測などは正確な情報を知ればできると聞き、具体性が表れたように思った。研究職はおもしろそうだと思った
- ・ 何か人に決められたことをずっとやるだけじゃなくて、自分で好きなことを決めて、研究できるからより面白そうだと思った(のべ2人)
- ・ 物理学を研究している方は全く想像がつかなかったですが、身近な現象を研究しているとしって興味を持ちました
- ・ 研究職もおもしろそうな職業に思えた(のべ2人)
- ・ もっとしばりつけられてると思ってたけど自由って分かっておもしろそうだなと思った(のべ10人)
- ・ 部屋にこもっている、地味だと思っていたけれど、楽しそうだというイメージに変わった(のべ6人)
- ・ まだイメージはできてないですが、おもしろそうな学問だと思った
- ・ 元気そうです研究者(すごい人)は、あまり元気なイメージがないので
- ・ 「研究者」とは自分の好きなことを調べていると感じ、疑問が多く持っている人達なんだと思いました
- ・ 研究職では、同じことばかりを失敗を繰り返しながらやるのでおもしろくないイメージでしたが、研究者1人ひとりが自分の興味のあることを楽しみながらやっていると分かりました
- ・ 授業を受けて、様々な研究をしていて、興味を前より持てるようになった。
- ・ 研究職はとても自由な発想が世界に広まる素晴らしい職だと思いました。
- ・ 「なってみたいな」と思うことができました!
- ・ 不思議なことを研究すると、研究すればするほど新しい疑問が怒って、永遠に研究するようなことがたくさんあると思う。それでも研究できるのはすごいなぁと思った
- ・ 思ったことはとりあえず考えて、調べているだなと思った
- ・ 頭がかたい人たちと思っていましたが、すごく頭がやわらかいんだなと思いました(のべ2人)
- ・ 研究ばかりで何も食わず睡眠もとらずという生活を送っていると思っていたが、そうではなさそうであることが分かった
- ・ ささいなテーマにでも一生懸命に取り組んでいるということがわかりました
- ・ 不思議に思っていることを解決しようとする研究者の姿はすばらしいです
- ・ イメージは変わらないがさらに興味がわいた(のべ2人)
- ・ 元々、面白そうだと思っていたけど、さらに興味がわいた
- ・ 十分でき、なおかつ以前より関心がもてた
- ・ 何となくイメージできるかというところ。研究職は人によって全然違うと思った
- ・ 未だに解明されていないことに対して、研究する姿勢などがイメージできた
- ・ 研究することはすばらしいと思った
- ・ 研究者は一つの研究に自分の人生の全て注ぐイメージがあったけれど、一年とかでやめることもあるときき、おもしろそうだと思った
- ・ 研究者の方というと対外的なことを苦手なイメージがありましたが、プレゼンを行う先輩を見て、あんなかっこいい人に僕も続きたいと感じました
- ・ どんなことでも科学的であれば研究材料にできる
- ・ 少しだけイメージできた。研究職に自分がつけるかがとても心配だ
- ・ 筋道がわかる。内容はもちろん、話し方(プレゼンの方法)なども参考になった
- ・ 身近にあるものに興味を持って研究する人に変わった
- ・ あまり変わらなかった(のべ7人)
- ・ あまり興味がわかず、楽しそうには思えなかった
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
- a. はい〔71〕
- b. いいえ〔0〕
- c. 分からない〔11〕

8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
- a. 是非受けたい〔77〕
- b. あまり受けたくない〔2〕
- c. 別の内容なら受けたい〔3〕

