出張授業
青森県立三本木高等学校附属中学校 3年生
「超伝導体で人工原子を作る」(吉原)
「究極の超精密計測 ー筆箱の中の量子力学ー」(赤松)
平成24年12月18日(火)
- 授業時間
- 12:50-13:40
13:50-14:40 50分×2コマ
出張授業担当者:
- 吉原 文樹(NEC/理研)
- 赤松 大輔(産業技術総合研究所)

授業風景
フィードバック総回答数:72名
1) 授業の理解
- a. よく理解できた〔40〕
- b. 普通〔32〕
- c. わかりにくかった〔0〕
- d. 無回答〔0〕

2) 授業の感想
- a. おもしろかった〔69〕
- b. 普通〔3〕
- c. つまらなかった〔0〕
- d. 無回答〔0〕

3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
- ・ 約20分、定規について語ったこと。
- ・ 定規の不明確な感じを目にした瞬間。
- ・ 定規のメモリが正しくないこと。(のべ5人)
- ・ 定規について。
- ・ 1mや1秒の国際基準(のべ3人)
- ・ 定規はJISマークがついていないと正確とは言えない。
- ・ "JIS!!定規って長さ違うものもあるんですね。液体窒素の力はすさましい。"
- ・ 1cmは本当は正しくない。
- ・ 時計を制する者は世界を制す!!!
- ・ 1mの長さ。(のべ2人)
- ・ 重さや長さの定義。
- ・ 長さを求めるのに必要なのは時間・・・基準はどうやって決めているのか。等。
- ・ "赤松先生・・・メートルのちょっとした差のこと。時計の1秒とか「疑う!」
- ・ 赤松さんの時計と自己紹介文(のべ2人)
- ・ コーラの実験、赤松さんのトーク(笑)
- ・ 赤松先生の幼稚園の時の出来事。吉原先生の実験。
- ・ たまにでてくる「社長」の画像。(のべ2人)
- ・ ネジがちゃんとはまらないとか、カナヅチを持った工場長に怒られる。
- ・ 今、開発中の正確な時計。光格子時計(のべ3人)
- ・ 光格子時計の正確さ(のべ3人)
- ・ この時計は本当に一秒なのか。
- ・ 時計
- ・ 液体窒素にさわったこと。(のべ2人)
- ・ 液体窒素の実験。(のべ24人)
- ・ 液体窒素で作る伝導体。
- ・ 液体窒素に手を入れても、数秒ならOKだということ。(のべ2人)
- ・ 液体窒素を爆発させたところ!液体窒素の実験・1m、1秒・・・は本当に正しいのか?
- ・ 液体窒素は爆発する。危険。
- ・ 液体窒素が爆発して、フタがポーンと飛んだこと。
- ・ 液体窒素が酸化すると液体酵素になるということ。
- ・ 液体窒素(のべ3人)
- ・ 吉原先生・・・実験(液体窒素を使った)"
- ・ 吉原さんの実験。赤松さんの「疑え!!」
- ・ 液体窒素は意外と安い。(のべ3人)
- ・ 赤松先生が小さい頃、フランス語を話せたこと。(のべ3人)
- ・ ℃の他にKという温度の単位が!
- ・ 何年も疑問を持つことが大切だということ。(のべ3人)
- ・ 3歳でグレたこと。(のべ2人)
- ・ 5歳で中退。
- ・ 鏡で光を閉じ込めて原子で操作。導線イオンを閉じ込めて原子で操作。
- ・ 様々な実験
- ・ 磁石が浮くやつ
- ・ 基準にも基準が存在し、またその基準にも基準があるというふうに、物理は奥が深いということ。
- ・ ドライアイス
- ・ 人口原子の作り方など。
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
- ・ 液体窒素を使用しての実験。(のべ4人)
- ・ 液体窒素を使った実験で何かマイナーなものはないか。
- ・ 窒素は個体になることはあるのか。
- ・ 液体窒素がすごかった。
- ・ 液体窒素。(のべ9人)
- ・ 液体窒素や液体酵素のことをもっと詳しく知りたい。
- ・ 液体窒素をどうやって安く量産しているのか。
- ・ 磁石がなぜ回り続けるか。
- ・ 磁石はどこまで浮くのか。
- ・ 科学が楽しいのでもう少しやってみたい。
- ・ 液体窒素が欲しくなった。/正確な時計やJISについて調べたい。
- ・ 液体窒素の温度とか低温部分の話は興味がある。
- ・ 超伝導の仕組み
- ・ 量子力学について。(のべ4人)
- ・ 1、液体窒素→浮いた磁石の上にまた液体窒素をかけたら、その上にもう1つ磁石が乗るか。
- ・ 2、時計→質問したCDからの音とイヤホン(ipod)からの音の連れについて、調べてみたい。
- ・ JISの定規と自分の定規を比べてみたい。
- ・ 私の定規は大丈夫か!?(のべ2人)
- ・ 音が流れる時間も関係あるのだろうか・・・。
- ・ 時間について。
- ・ 時計、本当に正しい1秒を図るということについて。
- ・ 時間、長さを探求してみるのはおもしろそうだった。
- ・ 時間はどこまで正確になるのか。
- ・ 光格子時計について。(のべ5人)
- ・ ほぼ永久的にくるわない時計の動力。
- ・ 1Vの標準(?)はどうやって決めるのか。
- ・ 1mについてもっと調べたい。
- ・ 1mが緯度経度などの全ての基準は時間ということのさらに詳しい内容。
- ・ 単位の決め方。
- ・ 光・時間についてさらに勉強してみたい。
- ・ 時間の歴史
- ・ 原子(のべ3人)
- ・ 日常的なことの照明をするような分野。
- ・ どんな形の原子でも作ることができるか。
- ・ 原子などについて。
- ・ 人工的に原子を作り出す方法。
- ・ 全体的にくわしく。
- ・ あります。(のべ3人)
- ・ シュレンディンガーの猫とか、ハイゼンベルグの不確定性原理
- ・ 様々な身近な事象や概念がいかに実証され、証明されているか。
- ・ 特にないけど、おもしろかった。
- ・ キャグラム原器について。
- ・ 何を信じればいいんだ!!その最も信じれることを知りたい。
- ・ 様々なこと。
- ・ 相対性理論
- ・ 特になし。(のべ3人)
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 楽しく、もっと調べてみたいというイメージに変わった。
- ・ とてもとても楽しそうだと思います。(のべ5人)
- ・ わかると楽しそうだと思った。
- ・ それなりに楽しそう。
- ・ もっと地味で難しいと思っていたので、すごく面白かったです。楽しそうだと思いました。
- ・ 色々な実験、研究の出来る楽しいもの。
- ・ 楽しい!!!大輔先生と文樹先生と一緒に勉強してみたい!!
- ・ 色々な分野があることを知り、楽しいと思った。
- ・ 難しそうだなと思った。(のべ3人)
- ・ 遊び半分で実験しているみたいで、楽しそうというイメージに変わった。
- ・ 難しい→楽しい!(のべ3人)
- ・ 難しく、かたいイメージでしたが、とても面白く、難しいだけじゃない。意外と身近なもの。(のべ3人)
- ・ 今まで苦手意識ばかりしていたが、とても面白かった。
- ・ 理科は苦手なので、少し心配でしたが、思っていた以上に楽しかったです。高校でも楽しみです。
- ・ もっとかたいものだと思っていたので、以外におもしろくて驚きです。
- ・ 面白そうだと思った。(のべ12人)
- ・ とても面白いです。もっと深く学びたいです。
- ・ 量子力学が面白そう。
- ・ 知識だけが必要なのではなく、想像力とかいろいろ必要なんだと感じた。
- ・ 変わんなかった。(のべ2人)
- ・ 変わるというより、よりたのしそうだな・・・てきな。
- ・ 科学・物理を研究する仕事も面白いと感じた。
- ・ 研究、研究の繰り返しばかりかと思っていましたがただ研究し、結果を残すのではなく、その他の分野も重要と分かった。
- ・ 固くてよくわからない言葉ばかり並べているようなイメージでしたが、よくわかれば楽しくて面白いと思いました。
- ・ 今まで、物理や量子力学といったものは少し難しく、遠くに考えてしまっていたのではないかと感じました。身近なところを含め、様々な部分で物理や科学と触れ合っていきたいです。
- ・ 物理は少細な数値を下に正確な値を求めるのに努めるイメージがありましたが、面白そうな+のイメージも湧きました。
- ・ 探求できる点はおもしろそうだった。常に疑う姿勢。そしてなぜ疑うのか説明する姿勢がいいと思った。
- ・ 自分が持っているイメージとはだいぶ違った面もあり、面白いと思った。
- ・ 頭のいい人たちがやる分野だと思った。でもわかりやすくしてくれたせいか、結構面白かったです。
- ・ 自分、文系なんですけど、面白いんだなと思えました。
- ・ やっぱり難しそうだと思いましたが、おもしろい部分もあると知りました。
- ・ イメージアップした。
- ・ 地味に研究しているだけだと思っていたけど、意外ととっつきやすいし、私たちにも理解できるんだと、思いました。
- ・ 案外歴史も深く、身近な存在に変わった。
- ・ 硬そうなイメージから、自由なイメージに変わった。
- ・ さらに物理系への興味が深まった。
- ・ 物理に関するイメージは少し自分にとって遠い存在でしたが、単位など身近な存在だと思いました。
- ・ とても奥が深い学問だと思った。
- ・ もっと疑問を持とう。
- ・ 意外におもしろそう!
- ・ 関心がとても高まりました。
- ・ 色々な研究をするのは楽しいと思えるようになった。
- ・ どの物質が何にどう反応してどうなるかなどは全くちんぷんかんぷんだけれど、知るって楽しい。
- ・ 改めて疑問の多い分野だと知りました。
- ・ 元々科学系は好きだったので、更にですが、研究の参考になりました。
- ・ 難しいイメージだったけど、身近にあるんだなと思った。
- ・ 難しそうなイメージは変わらないけど、1つのことを熱心に勉強することはかっこいいと思います。
- ・ なんか難しいことばかりだと思っていたが、その中におもしろさがあるとイメージが変わった。
- ・ より興味深くなった。
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 堅苦しいイメージだったが、興味がわくようなイメージになった。
- ・ かたくるしくて、おもたいイメージだった研究者、研究職ですが、全然そんなことはなく、面白く楽しいイメージになった。
- ・ 研究者といえば、なんだか堅苦しいイメージがあったのですが、この授業でそんなことないんだなと思いました。
- ・ 研究者は今のイメージだと地味な作業をし続ける大変な仕事という感じでしたが、楽しみもあるということが分かった。
- ・ 今まで、研究者は研究室にこもって、暗い感じがしていました。でも、講演を聞いて、すごく楽しそうな職業だと思いました。(のべ3人)
- ・ 難しそう→楽しそう!(のべ2人)
- ・ 生真面目な・・・面白くなさそう・・・→面白い!たのしそうな仕事!
- ・ もっとがっちりとしたイメージがあったけど、面白い実験とかいろいろあって、楽しそうだと感じた。
- ・ 自分の好きな分野の研究できて良いと思った。
- ・ 研究する人って、暗いイメージがあったけど、全然そんなことなかった。
- ・ 受ける前は、もうちょっと難しい実験をしていて、つまんないイメージだったけど、受けたあとは楽しい仕事だなと思いました。(のべ2人)
- ・ 結構変わった。
- ・ 私は理科と実験が大好きなので、研究者って実験ばかりしていていいなーとずっと思っていましたが、本当にそうらしくて憧れました。
- ・ 大変だけど、面白そうだなあと思いました。
- ・ こもってやるイメージ。根暗な感じでした。→とてもおもしろそうです。
- ・ ほんと、研究者になるとしたら、遊んでそう。生真面目なイメージから、ユニークなイメージに変わりました。
- ・ 安定しにくい職だと思った。
- ・ イメージできた。前と変わらず良い印象。
- ・ 結構いいものだと思った。
- ・ 特に変わっていない。
- ・ 結構自由な感じだけど、結婚できない。
- ・ 難しいものから面白そうなものに。
- ・ 面白そう。(のべ3人)
- ・ 思っていたより楽しそう。
- ・ 難しいことばかりやっていると思っていたけど、結構自分の研究を楽しんでいるんだなと思った。
- ・ 何か自分には到底理解できないことをスラスラやる人、というイメージから面白くて、跡に役立つことをやっている人というイメージに。
- ・ いっぱい勉強しなきゃダメだから、大変だと思った。研究者になっても、安定を得られるとは限らない。
- ・ 「今の仕事はとても楽しい」というようなことを行っていたので、楽しそうだなと思った。
- ・ 明るそうになった。
- ・ イメージできない。
- ・ 大変そうだな・・・(のべ3人)
- ・ 博士号をとっても就職が難しそうなので、大変そう。(のべ3人)
- ・ 研究職は楽しいということが分かった。
- ・ 以前夢としてかかげ、今は別なものをおっていますが、いいなと思いま押しました。
- ・ 論文などの発表をしなくてはいけなくて、大変なだけだと思っていましたが、自分の知りたいことをとことん調べられるやりがいがある仕事だと思いました。
- ・ まだそこまでイメージできないが、研究職はイメージはとても面白そうで良くなった。
- ・ 僕は「研究」といいったものはただ細々とした作業で地味で新鮮味のない毎日をただ浪費していくものだけの生活をイメージしていましたが、本当はとても楽しく、とてもワクワクさせられるものだと感じました。
- ・ 自分が調べたいことを調べられ、しっかり就職できる人が少ない点がわかり、苦労しているんだなと思った。
- ・ あまり具体的な研究内容を聞いたことがなかったので、色々な分野がある喉と思った。
- ・ イメージはわかなかった。面白いとは思うが自分がこの職に・・・と言うのはない。
- ・ 僕は文系なので、なかなか想像できないが、とてもわかりやすい説明だったので、面白かった。
- ・ イメージできた。前と変わらず良い印象。正直、受ける前はあまりイメージがなかったので、少しでも理解できた気がしたんでよかったです。
- ・ 意外と面白い仕事なんだと分かりました。
- ・ イメージできました。受ける前はイメージが固まっていなかったので、受けた後では素晴らしいなあと思いました。
- ・ 研究者への関心が深まった。
- ・ 今回は今までの公演者の方々と違い、すごく若い先生だったので、すごくフレッシュな印象を受けました。
- ・ 楽しいものだと聞いたときはとても意外だった。
- ・ やっぱりカッコイイと思いました。
- ・ 研究職はもっと細かくて、地味でつまらなそうだと思っていましたが、結構面白くて、興味がもてました。
- ・ とても楽しいと言っていたので、研究者いいなーと思いました。
- ・ イメージはまだ出来ませんが、研究職は楽しそうな仕事だと思いました。
- ・ イメージは少しだけ、でも研究職という職は奥が深くて面白いと思いました。
- ・ 自分の好きなことを貫き通すってかっこいい。
- ・ その道を突き進むって楽しそうです。
- ・ イメージとしては想像していたのと同じ感じでした。
- ・ 楽しそうだと思った。(のべ3人)
- ・ 考えたこともなかったけど、やりたいことを調べるという点では、興味を持つことができました。
- ・ 将来像はイメージできませんでしたが、研究職は意外にも面白いかもしれないと思いました。
- ・ 具体的にはイメージできないけど、面白そうでやりがいのある仕事だと思った。
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
- a. はい〔53〕
- b. いいえ〔3〕
- c. 分からない〔16〕

8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
- a. 是非受けたい〔68〕
- b. あまり受けたくない〔1〕
- c. 別の内容なら受けたい〔2〕

