出張授業
大阪府立三国丘高等学校 高校1・2年生
「光のふしぎと量子コンピュータ」
平成24年7月18日(水)
- 授業時間
- 13:30-15:00 90分×1コマ
出張授業担当者:
- 竹内 繁樹(北海道大学)
- 小野 貴史(北海道大学)

授業風景
フィードバック総回答数:77名
1) 授業の理解
- a. よく理解できた〔30〕
- b. 普通〔45〕
- c. わかりにくかった〔2〕
- d. 無回答〔0〕

2) 授業の感想
- a. おもしろかった〔60〕
- b. 普通〔16〕
- c. つまらなかった〔0〕
- d. 無回答〔1〕

3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
- ・ 光は波か粒子かと質問されたときにすごく考えました
- ・ 光を見る実験(のべ4人)
- ・ ホイヘンスの「波」とニュートンの「粒」の対決。意外にもホイヘンスが勝利し、おどろいた
- ・ レーザーを使った実験(のべ2人)
- ・ 光の歴史(のべ2人)
- ・ 光の研究がいろいろなことに役立っている事
- ・ 光の屈折する理由(のべ2人)
- ・ 光にはまだたくさんの分からない所があります
- ・ 光は通る物によって速度が変わるということ
- ・ 光の波か粒子かという論争で、「波の性質をもつ粒子」という結論にいたったのがおもしろかったです(のべ2人)
- ・ 光が粒子と波の両方の性質を持つことを納得できたところ(のべ3人)
- ・ 光がしま模様になってたところ
- ・ 光は波であること(のべ10人)
- ・ 光の性質(のべ3人)
- ・ 今まで当たり前に見てきた光が実は粒子がたくさん集まってできたものであること
- ・ 光は粒子のようなのに干渉
- ・ 光は光子が集まっているとうこと
- ・ 光子
- ・ 偏光(のべ9人)
- ・ 偏光フィルムの原理
- ・ 偏光フィルタの色が変化したところ(のべ9人)
- ・ 身近に偏光フィルムを使用したものがたくさんあったこと
- ・ 偏光について。光の性質がよくわかった。実生活や研究にも応用されているとわかった
- ・ 従来のコンピュータよりはるかに性能のよい量子コンピュータの研究が進んでいるということです
- ・ 光子タンパク質
- ・ 10分間のビデオ
- ・ ブルーバックス
- ・ プリズムで分解できるところ。光について正しいことが分かったのは最近だということはおどろいた
- ・ 数字が200桁の数の約数を計算するのに、地球シミュレータでは10年かかるのに量子コンピュータでは数分でできるということが印象に残った
- ・ 量子コンピュータ(のべ2人)
- ・ 量子コンピュータが”京”などのスパコンよりも性能が良いこと(のべ3人)
- ・ 量子コンピュータの計算速度の速さ(のべ3人)
- ・ 量子コンピューターがとても複雑だったところ
- ・ 量子コンピュータが実用化されると非常に早く因数分解できること
- ・ 実際に機器を使って実験をしたところ
- ・ 教授がすごいことをしていた
- ・ 光の性質を実験で学習したところ。将来への助言。大学の雰囲気
- ・ 全て面白かったが、特に実験DVDが面白かった
- ・ アインシュタインが1つの革命を起こしたこと
- ・ 偏光の不思議さ、偉人たちの発想の凄さ
- ・ 実験をしたところ
- ・ 二重スリット発展してきたのはここ300年位であるということ
- ・ 鳥は四原色でものを見ているということ
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
- ・ もっと詳しく量子・光子について勉強してみたい
- ・ 光の性質(速さの変化)などをもっと知りたいと思いました(のべ5人)
- ・ 光量子や光子についてまだ分かっていないことを考えてみたい
- ・ 光量子の利用法をもっと知りたい
- ・ 光の屈折について話して頂いたのですが、その他の性質のこともいろいろ勉強してみたいと思いました
- ・ 光について少し興味を持てた(のべ3人)
- ・ 光子を使った暗号・量子暗号(のべ5人)
- ・ 光量子の数の計算
- ・ 光は波であり、粒子であるということ
- ・ 光の粒子はどの様な原理で発生するか
- ・ 物理化学という漠然としたイメージしかないので探しているところ
- ・ 昔の学者がどんな発見をしたのか(歴史)や本
- ・ 量子コンピュータについて(のべ6人)
- ・ フーリエ変換について
- ・ 授業の分かりやすさはやっぱり講師の出来次第
- ・ 物理の原子等の範囲
- ・ ブルーバックスよみたい(のべ2人)
- ・ がんを光らせるとりくみ
- ・ 量子力学(のべ5人)
- ・ ニュートリノというのがどういう物質かを知りたい
- ・ 量子を他の分野にももっと活用できそうだということ
- ・ 実際に量子コンピュータが完成すると、私達の生活上どのように変化するのか?
- ・ 偏光フィルタもっと調べてみます
- ・ 量子についてくわしく知りたい
- ・ ヒトは三原色で、鳥は四原色などのように同じ動物なのに違うのか
- ・ 量子を使ったインターネット通信について
- ・ 時間がなくてきけなかったこと
- ・ 光子の精確な観測と量子コンピュータの完成
- ・ 光を使って、人を救うようなこと
- ・ 波としても粒子としてもはたらけるのは何故か。光エネルギーとは
- ・ 量子コンピュータがいままでのコンピュータより性質がいいのはなぜか
- ・ 素粒子
- ・ 観測すると性質が変わる?(観測出来ない)光子について
- ・ やはり、まだ光のことは難しいので、光について基礎的なことから学んで、そして自分もいつか光についての最先端を研究してみたい
- ・ かこう岩、かんらん岩以外の火成岩を偏光を使って見てみたいということ
- ・ ニュートリノについてのこと
- ・ 家でも実際に偏光フィルタを使ってみたいです
- ・ 偏光について(のべ2人)
- ・ 量子力学で宇宙のことがどのように分かるのかを勉強したい
- ・ 自分でも太陽光で光が波であることを証明できるような実験をしてみたい
- ・ 偏光フィルタ、様々な動物が見る事ができる光
- ・ 身近な不思議について調べてみたい
- ・ 最後のところは難しくわけがわからなかったのでもっと知りたいと思った
- ・ 光速でのデータ通信
- ・ 量子について
- ・ ない(のべ5人)
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ イメージというより、やはり、理系に進む方が自分に合っていて、その方がおもしろいと思った
- ・ 物理はもとから好きだったのですが、最近の研究を聞いて興味がわきました!(のべ3人)
- ・ 科学・物理は非常に興味深い内容だと思いました
- ・ かなり身近な場所で活用されている、生活の向上につながっているなど良いイメージが増えた(のべ3人)
- ・ 我々の暮らしに直結しているのだと分かった
- ・ 難しいだけで、つまらないイメージだったけど、とても楽しいことがわかった
- ・ 色々なことがわかっていると思っていたけどまだまだわかっていないこともある
- ・ ずっと難しい、と思っていた分野だったので、身近に感じることができました(のべ6人)
- ・ 日本では外国と比べて、勉強する機会も恵まれていてすこし身近になった
- ・ 身近にある製品には科学技術や物理の知識が使われていて生活には必要不可欠だと感じた
- ・ やっぱりおもしろいと思った(のべ6人)
- ・ まだまだ知られていないことがたくさんあり、自分たちが新しい発見をすることも可能だということ
- ・ まだまだ未知数の分野なのでおもしろそうだと思った
- ・ 楽しそうだと思っていたが受けて、難しいものだと感じた
- ・ 自分がやりたいことをやるのが重要だと思った
- ・ 一くくりでなく(教科)おもしろい分野は聞いているだけで楽しい
- ・ ブルーバックスにすごく興味をもてた
- ・ 科学と先端技術は密接に関わっていることが分かった
- ・ 光は直進するから、線のようなイメージがあったのですが粒であり、波の動きをするというのが意外でした
- ・ 色々な人々が努力して積み上げたものだと分かった
- ・ 楽しそうだと思った。がんばって量子コンピュータを実用化して頂きたい
- ・ まだまだわからないことがたくさんあり、全てがわかっているわけではなかった
- ・ 科学と物理がとても苦手なので、頑張ろうと思いました
- ・ 日常生活と深く関わっているが、やはり複雑でわかりにくい
- ・ 難しい
- ・ 難しいけどおもしろそう(のべ4人)
- ・ 自分が思っていたより難しそうだったが、やりがいがあると思った
- ・ 楽しそうだと思っていたが受けて、難しいものだと感じた
- ・ とても面白いものだと思った(のべ4人)
- ・ 面白いものだなと思った。やはり理系に進んだ方が楽しそうだと思った
- ・ 極めたら楽しそう
- ・ 話の内容は難しいが、実験で行っている事はとても楽しそうに思えた
- ・ もっと積極的に勉強して、研究できるようになりたいと思いました
- ・ 難しそうでどちらかというと苦手だけど、実験等は好きなので今回のDVDも楽しく見れました。理解さえできれば楽しい分野なのではないかと思いました
- ・ 科学・物理でいろいろ役立つものが作れる
- ・ この世界の不思議に満ちた面白さとそれが尽きない楽しさを思い知った
- ・ 混乱した
- ・ 今まさにたくさんの科学者が研究を行って、今の概念をひっくり返すような発見があるのを改めて分かった
- ・ 今では容易なことでも時代によっては難しいことがあるのだと思った
- ・ 計算が多そうだと思いました
- ・ 良い意味では変わりません。考えれば考えるほど問題が出てくるので、人間にとって永遠のテーマだと思いました
- ・ 難しい教科だがすごいおもしろい!知らないことを知ることや解明するおもしろさを今日の講義で分かりました
- ・ とても身近なことが課題であることがわかった
- ・ とても難しい。いつか自分でも理解できるようになりたい
- ・ 地球に生きている自分達にとって知るべきことのように思った
- ・ 当たり前のことにも謎が多くあり、もっと知りたくなった
- ・ 科学の進歩は技術の進歩と直結しているということ
- ・ 自然の謎を解明するだけでなく、そこから新しいものを使ったり、実用的であることが分かりました
- ・ 今まであまりおもしろい講演を聞いたことはなかったが、今回のはとてもおもしろかった
- ・ たとえ、決められたことがあっても、それがすべて正しいとは限らないということ
- ・ 光のような身近に感じないものの研究もできるんだと思った
- ・ 様々な分野との結び付きが深く、興味深かった
- ・ あまり変わらなかった(のべ7人)
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ イメージは完璧にはできていない。未知のものを探求するイメージです
- ・ 研究者は部屋にこもってばかり・・・ってゆうイメージがありましたが、自分のしたいことを一生懸命やっている、というイメージに変わりました(のべ2人)
- ・ もしかしたら研究に向かない人間かもと思った
- ・ 割と様々な分野を研究していると思った(のべ2人)
- ・ まだはっきりとしない。しかし研究職のやりがいというのはとてもよくわかった
- ・ 素晴らしい職業だと思った
- ・ おかたいイメージ⇒すごい人!!になった(のべ2人)
- ・ イメージはあまりできない
- ・ 楽しそう。毎日ブルーバックスよんでそう
- ・ 自分の好きなことを研究できるのはとてもうらやましいと思いました
- ・ 自分の調べたいことを研究できるなんてすごいなと思いました
- ・ 研究職に就くには幅広い知識が必要だと分かった
- ・ 社会に役立つ技術について研究は様々な分野があって、1人1人が社会で役立つことができることが分かった
- ・ 受ける前は、研究といっても好きなことをやらせてもらいにくいのかなと思っていたけど、意外と自分の好きなことができるのだなと感じた
- ・ 色々な過程を経なければ、研究はむずかしいことが分かった
- ・ とても実用的な研究をなさっているのだなと思った(のべ2人)
- ・ 命題が少し難しいのでイメージはしにくかったが、授業を受けた後ただ堅苦しいものではないと思った
- ・ 誰かのためにがんばるって人も多いんだろうけど、本当に自分の興味のあることを貫いているって感じに思った
- ・ 本当に人類の発展につながるすごい人たちだと思いました。量子など、可能性を探し求めるといったイメージに変わりました
- ・ 生活の向上、しいては人類の発展につながるすばらしい職だと思いました
- ・ 研究職は努力と根性が必要なんだなぁと思いました!将来への参考にしたいです。ありがとうございました。
- ・ 社会に貢献できるいい仕事だなと(のべ3人)
- ・ すごく楽しそうだと思った(のべ2人)
- ・ 昔のことを研究するのではなく、新しいことを発見するということ
- ・ 研究職は大変だけど楽しそうに思えた(のべ4人)
- ・ 予想より研究時間が短かったです
- ・ できた。予想通りだった(のべ2人)
- ・ できた!天才の集まり
- ・ イメージできた。元々のイメージとあまり変わらない
- ・ 研究職は夢の膨らむものと思っていたが、夢で終わらせないものも含有していた
- ・ 研究職につきたい!と思いました
- ・ レベルが高い
- ・ 思ったより煩雑な職だと思ったが、楽しそうだとは良かった
- ・ よりよい生活を送るために日々研究している研究者はとてもよい職業だと思った
- ・ できた。日常と遠く離れたものだと思っていたが、以外と違いものだと分かった
- ・ 研究者の将来像は、僕は熱中しやすいがすぐに飽きるのであまり向かないことがイメージできてしまった
- ・ 選ぶ研究職を誤ったらおわりだ…
- ・ 研究職は好ではないとできないものだと実感した
- ・ 研究職は自分に全く関係がないものだと思っていたが今回で研究職に興味がわいたし、自分もなにか研究してみたいと思った
- ・ 受ける前はあまりなじみがなく、将来のイメージに自分が研究職についているイメージはなかった。講義後は、研究者としての自分や研究するおもしろさ、楽しさを少しだけ感じることができた。そしてもっと様々な視点から物事をとらえる視点をやしないたいと思った
- ・ 研究者としての新たな発見はとてもおもしろそうだった
- ・ 色々な原理を発見する事は面白そうだが、それを解明するにはとても苦労するんだと思った
- ・ 特に研究者になるつもりはないが、とても楽しそうだと思った
- ・ 将来は医師の道に進むつもりでしたが、研究者もやってみたいと思いました
- ・ 研究職は世界中の誰もが知らないことをすることが出来るすごい職業だと思った
- ・ やっぱり自分の興味があることを見つけてそれを調べること
- ・ 受ける前と変わらず、自然の謎を究明していくとういイメージです
- ・ とても面白そうだなとおもった。なれるかは別にしてなってもいいなと思った
- ・ 予想以上にマニアックだった
- ・ なにかを研究して、それがそれまでの理論をくつがえすようなもので、そういうものを発見できる人をとても尊敬します
- ・ まだできていない。深く探求していくイメージ
- ・ 思っていたより難しいことだと思った
- ・ 研究職は発見することが好きな人がする職だと分かった
- ・ 興味のあることを研究できそうなので、おもしろそうに思えた
- ・ イメージできたので良かった。いろいろなものを発見する
- ・ 変わらなかった、イメージできない(のべ7人)
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
- a. はい〔63〕
- b. いいえ〔2〕
- c. 分からない〔12〕

8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
- a. 是非受けたい〔67〕
- b. あまり受けたくない〔2〕
- c. 別の内容なら受けたい〔8〕

