出張授業
名古屋市立向陽高等学校 高校2年生
「量子の世界」
「核スピンを用いた量子コンピューターの研究」
平成23年12月7日(水)
- 授業時間
- 13:00-15:20 65分×2コマ
出張授業担当者:
- 平野 琢也(学習院大学)
- 根来 誠(大阪大学)

授業風景
フィードバック総回答数:29名
1) 授業の理解
- a. よく理解できた〔9〕
- b. 普通〔17〕
- c. わかりにくかった〔3〕
- d. 無回答〔0〕

2) 授業の感想
- a. おもしろかった〔24〕
- b. 普通〔4〕
- c. つまらなかった〔0〕
- d. 無回答〔1〕

3) 印象に残ったところは何ですか?※順不同
- ・ 今までのものとは違い、安全な通信を量子力学が可能にすることです。
- ・ 光というぞんざいの不思議
- ・ 1つ1つの粒でも干渉が起こるところ。
- ・ 光の干渉が光子1つでも干渉するということ。(のべ5人)
- ・ 単一の光子でも干渉することを示す実験がおもしろかった。
- ・ 光子の実験を考察したこと。
- ・ 光子をスリットに通す実験。
- ・ 光子や電子が粒であるのにお互いに干渉し合うこと。
- ・ 光子が2つの穴を同時に通るということ。
- ・ 単一光子を出すと、波動性が見られる実験。
- ・ 大学や研究所についてのこと。
- ・ 量子暗号(のべ2人)
- ・ 昔から疑問だったことが質問で解決された。(マクスウェルの悪魔のこと)
- ・ 干渉の実験。
- ・ 偏光板を使って実験したことです。(のべ4人)
- ・ 偏光板を使った暗号の解読。
- ・ 光子は粒であり、波であること。(のべ3人)
- ・ 「光は波なのか、粒子なのか」についての討論。
- ・ 量子暗号の実験、光子の波と粒子の二重性について。
4) 授業で気になったこと、もっと勉強してみたいことはありますか?※順不同
- ・ 安全な通信についてもっと知りたいです。(のべ2人)
- ・ 粒子と波の性質について(のべ2人)
- ・ 光が粒であり、波であるということ。
- ・ 光が粒であり波であるというイメージがわからない。
- ・ 光は粒と波の二重性をもつ実験があまり理解できず気になった。
- ・ 光子の波と粒子の二重性についてもっと深く理解したい。
- ・ 光について。
- ・ 光の正体。どのような粒で出来ているのか。
- ・ 光を発するものの作り(火とか)
- ・ 量子暗号のしくみについて。(のべ4人)
- ・ 量子暗号について良く分からなかったので、勉強してみたい。(のべ2人)
- ・ 物質の波動性について。電子信号について。
- ・ 量子コンピューター(のべ4人)
- ・ 光子が2つの穴を同時に通るということを完全に理解できなかったので、もっと勉強したい。
- ・ 光子の動きについて。
- ・ なぜ確率がそういった干渉をおこすような影響をもっているか。
- ・ マックスウェルの悪魔と言う根来先生が言っていた話。(のべ2人)
- ・ 波というもの。
5) この授業を受けて、科学・物理に対するイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ 科学、物理と自分たちの日常は大きくかかわっていて、日々進化している人だと改めて実感しました。
- ・ 物理が世の中の役に立っているとわかった。
- ・ 物理のおかげで科学や地学、今の実生活が成り立っているとわかった。
- ・ 難しそうだなと思っていたが、やはり難しかった。
- ・ なかなか難しいと思った。(のべ2人)
- ・ より高度で難しいもの。
- ・ 物理は思っていたより広いものであった。
- ・ 物理は今までは自分の見たことのある現象を計算で表すというイメージだったけど、もっと勉強すればSFみたいなこともあらわすことができると知っておもしろい。
- ・ やっぱり興味が持てて、奥が深いと感じた。
- ・ 色々な所で、科学、物理が使われていると改めて感じ、生活していく中でとても大事だと思い、身近なものだと感じた。
- ・ 難しいところもあるけれど、わかりやすかったです。身近な所にも使われていると知り、驚きました。
- ・ すごく身近なことを研究しているんだと思って、親近感がわきました。
- ・ 少し科学や物理を身近に感じられるようになりました。
- ・ 難しいけれどおもしろいと思った。
- ・ 今まで以上に物理がおもしろくなった。
- ・ やはり難しくても物理関連の事に携わりたいと思った。
- ・ 変わらなかった
- ・ 物理に対して、苦手なイメージがあったけど、今回のはその様な先入観なく取り組むことができた。
- ・ 変わらなかった。
- ・ 根来先生の話から、1つの分野の研究から色々な分野に発展できるのだと知ることができ、イメージが変わった。
- ・ 量子力学も含め、目に見えない原子や波などを対象に扱っているので難しいと思った。
6) 講演者の話を聞いて、研究者としての将来像はイメージできましたか?また、その授業を受ける前と受けた後とでは、研究職のイメージはどのように変わりましたか?※順不同
- ・ イメージ出来ました。研究職という仕事はどうやってなるのか良く分からなかったのですが、今回で理解でき変わりました。
- ・ 努力が大事だということ。
- ・ 努力次第で何とかなるが、努力しなくては絶対にダメだと思った。
- ・ 自分の研究に一生懸命というイメージに変わりました。
- ・ 大変そうだけど、とても楽しそうに思える。
- ・ 大変そうだが、実験で予想通りに結果が得られれば楽しいだろうと思った。
- ・ 自分がやりたいこと、知りたいことを研究していて、かっこいいと思った。
- ・ 研究者の道のことを身近に感じれたと思う。
- ・ 研究者はあまりなることができないと思ったが、話を聞いて身近と感じるようにになり、おもしろそうだなと思った。
- ・ もっとかた苦しいイメージだったけど、話を聞いて、割と身近に感じられた。
- ・ イメージ出来ました。研究者の方々を身近に感じられてとても良い機会でした。
- ・ 今まで就職のことを心配していたけど、ああやって好きなことを一生懸命やるのも良いなと思いました。
- ・ 前よりはイメージしやすくなったと思う。
- ・ 少しはイメージできたと思う。変わってはいない。
- ・ できた。大学での研究のことが今まで以上にはっきりわかった。
- ・ 研究者に対して、門が狭いイメージがあったが、様々な専攻があったのでとても門が広く感じた。
- ・ 研究者の道を歩んだ人に「なるようになる」と言われ、気が軽くなった。
- ・ 自分が今やっていることについて、とても熱心に説明してくださいました。研究には人に伝えるということも入っていると思いました。
- ・ 自分がこんな研究者になれるのかという不安が少しある。
- ・ あまり変りは無かった。
- ・ イメージは出来たが、変わらなかった。
- ・ 特に具体的なイメージはつかめなかった。
7) この授業を通じて、大学でもっと理科の勉強をしてみたいという興味が湧きましたか?
- a. はい〔25〕
- b. いいえ〔2〕
- c. 分からない〔2〕

8) また機会があれば、このような授業を受けたいと思いますか?
- a. 是非受けたい〔27〕
- b. あまり受けたくない〔1〕
- c. 別の内容なら受けたい〔1〕

