委託事業
委託事業
平成23年度委託事業
平成23年度は、領域1:31機関、領域2:8プロジェクト、領域3:4プロジェクトと委託事業を推進しています。
平成23年度委託機関リスト
領域1 継続委託機関リスト(24機関)
弘前大学(共同)
茨城大学
新潟大学(共同)
(連携機関:長岡工業高等専門学校 新潟県立大学 国際大学 新潟国際情報大学 新潟産業大学 新潟工科大学 新潟青陵大学  新潟医療福祉大 敬和学園大学 長岡造形大学 新潟経営大学 明倫短期大学)
上越教育大学
福井大学(共同)
(連携機関:福井県立大学 福井工業大学 仁愛大学 仁愛女子短期大学 敦賀短期大学 福井医療短期大学 福井工業高等専門学校)
信州大学(共同)
(連携機関:長野大学 清泉女学院大学)
滋賀大学
京都教育大学
札幌医科大学
青森県立保健大学
山梨県立大学
大阪市立大学
城西大学
文教大学(共同)
(連携機関:淑徳大学 跡見学園女子大学)
聖学院大学
専修大学
神奈川大学
中部大学
大阪女学院大学
奈良大学
広島経済大学(共同)
(連携機関:尾道大学 広島国際大学 広島国際学院大学 広島女学院大学 広島工業大学 広島市立大学 広島文化学園大学 広島文教女子大学 日本赤十字広島看護大学 比治山大学 県立広島大学 呉工業高等専門学校)
別府大学
核融合科学研究所
国立民族学博物館
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領域1 追加委託機関リスト(7機関)
香川大学(共同)
(連携機関:高松大学 高松短期大学)
琉球大学(共同)
(連携機関:沖縄大学 沖縄県立看護大学 名桜大学)
東京家政大学
椙山女学園大学
京都ノートルダム女子大学
追手門学院大学
志學館大学
7機関の応募があり、うち7機関に委託しました。
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領域2 プロジェクト一覧(8プロジェクト)
数学ポータル構築
機関リポジトリアウトプット評価の標準化と高度化
博士論文発信支援パッケージ開発プロジェクト
オープンアクセス環境下における同定機能導入のための恒久識別子実証実験
クラウド環境における電子出版・リポジトリ連携実証実験
全国遺跡資料リポジトリ・プロジェクト
文献自動収集・登録ワークフローシステムの開発
新 XooNIps の開発 /Library モジュールの開発と普及
プロジェクト名:
数学ポータル構築
sparc1.math.sci.hokudai.ac.jp/dmljp/
代表機関: 北海道大学
(業務の目的及び内容):
国内で発行される数学系ジャーナルおよび大学紀要を集約することで、国際的に展開するDigital Mathematics Library(DML)の日本パート(DML-JP)を展開する。MathSciNetにおける著者プロファイルとの連携の可能性を探り、経済学を始めとする他の研究分野における同様の展開を想定したシステムへ応用可能なものへ新たな展開を図る。
(業務の実施計画):
・システム開発経費
 - ハーベスタの改修
 - MathSciNetのAuthor Profileの調査、連携
・外国旅費
 - 国際ワークショップMathWikis2011(8/27,併設会議期間8/22-27,オランダ)における成果発表
プロジェクト名:
機関リポジトリアウトプット評価の標準化と高度化
代表機関: 千葉大学
(業務の目的及び内容):
ROAT (Repositry Output Assessmennt Tool) を構築・運用してきた成果を前提として,従来の統計処理の妥当性の検証と改良方策の提案,多様な分析を可能とするためのレコード処理機能の検証およびシステム更新,カウント方法の標準化に関する国際連携の推進,ROATの利用促進ならびに利用機関に対する技術支援などを通じて,機関リポジトリへのアクセスの統計処理に関する標準的な方法の確立を目的とする。
(業務の実施計画):
・NIIが運営するクラウド・サーバへの移行
  ROATを公的なサービスとして提供する一環として,NIIが運営するクラウド・サーバへ移行する。
  また,本件に関する打合せ(千葉大学で1回を想定)を行う。
・ROATが対応するリポジトリ・ソフトウェアの拡大
  公的なサービスとして,より多くの機関が利用できるように,対応するリポジトリ・ソフトウェアを
  拡大する。また,本件に関する打合せ(千葉大学で1回を想定)を行う。
・アクセス統計に関する指針の改訂
  「アウトプット評価のための機関リポジトリガイドライン」を2010年2月に作成しているが,
  周辺状況の変化を反映させる。また,本件に関する打合せ(千葉大学で2回を想定)を行う。
連携機関: 東北大学 筑波大学
プロジェクト名:
博士論文発信支援パッケージ開発プロジェクト
http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ut-repository/
代表機関: 東京大学
(業務の目的及び内容):
本事業は、これまで東京大学が培ってきた経験を活かし、博士論文を収集・発信するために必要とされる制度化と、デジタルで受け入れて発信する仕組みについて、その具体的な実現手法を他大学と共有できるようにするプロジェクトである。
博士論文の収集・発信への準備・制度化に着手してから、具体的な成果発信に至るまでを想定し、各段階で必要とされる手法をテンプレートのかたちで順次公開していく。具体的には、博士論文登録システム、博士論文検索インターフェース、許諾ノウハウ、電子化仕様書のパッケージ化とその公開を考えている。
(業務の実施計画):
博士論文の発信に取組もうとする機関を支援するために、既に昨年度開発した博士論文登録システムと博士論文検索インターフェースについては、試用結果をフィードバックした改修(多言語化、SWORD対応、element設定等)を行う。また、実際にコンテンツ構築を行いその実効性を確認した汎用性のある電子化仕様書を作成する。また、その過程で得られた知見をもとに許諾のノウハウのレポートも作成する。これらの支援パッケージは、Webサーバにより広く公開、提供していく予定である。なお、以上の作業は全て役務費により行う。
プロジェクト名:
オープンアクセス環境下における同定機能導入のための恒久識別子実証実験
http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/kura/maiidentity/index.html
代表機関: 金沢大学
(業務の目的及び内容):
異なる機関間での著者識別子登録と同定処理についての実証実験を行うため,複数大学の実験参加を募り,著者識別子登録と同定処理についての実証実験を行う。またその成果を報告するワークショップを開催し,情報共有・広報を行う。
(業務の実施計画):
(1) 複数の新規連携大学のIR登録済アイテムに対し,著者識別子番号を一括遡及入力するプログラムを開発し,著者識別子の登録普及を図る。
(2) (1)の新規連携大学のIRシステムの改修を行い,NIIとも連携して,JAIROへ著者識別子を集約し,異なる環境下で入力された著者識別子の処理,著者同定等について検証する。
(3) (1)(2)に参加した大学の結果報告を中心に,著者識別子についての情報共有・議論のためのワークショップを開催する。(1回・東京を予定)
(4) 著者識別子を利用した異機関間での論文利用分析を検討するため,連携大学等と検討を行う。結果についてはワークショップ等で広報・情報共有を行う。(1回・東京を予定)
(5) 平成21年度に開発した業績DBから研究者リゾルバーへ研究者データをアップロードするプログラムの利用を促進し,研究者リゾルバーのデータ充実を推進する。
連携機関: 千葉大学 北海道大学
プロジェクト名:
クラウド環境における電子出版・リポジトリ連携実証実験
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/pubwiki/index.php?ERC2
代表機関: 名古屋大学
(業務の目的及び内容):
中小規模の学術コミュニティが電子出版を容易に実現し、機関リポジトリと連携することを可能にするため、商用クラウド環境において日本語版Open Journal System(以下OJS)を用い、以下の検証を行う。
1.電子ジャーナルの編集・査読を行ってこの過程で生じる問題を解決し、これを安定的に運用していくためのコストとノウハウを明らかにする。
2.システム開発により、電子出版のプロセスに機関リポジトリとの連携機能を組み込む。
(業務の実施計画):
・電子出版によるサービス強化をめざす『大学図書館研究』と連携し、電子出版をより簡便に行えるカスタマイズを行う(役務費)。そのために、『大学図書館研究』の編集委員会及び事務局との打ち合わせを行う(4回)。
・『大学図書館研究』の運用経験と、それのために行った一般的なカスタマイズないしドキュメントをパッケージ化して、「電子出版スターターキット」を作成する。
・OJS等の外部データソースから連携用データを取得し、機関リポジトリへ自動的に投稿される機能を持つ「汎用SWORD投稿支援システム」を完成させる。
連携機関: 一橋大学
プロジェクト名:
全国遺跡資料リポジトリ
http://rarcom.lib.shimane-u.ac.jp/
代表機関: 島根大学
(業務の目的及び内容):
本事業は,国内の考古・歴史分野における基本資料である遺跡の発掘調査報告書の電子化を進め,リポジトリシステム仕様によるコンテンツの相互利用体制を広域展開することで,当該分野における学術情報流通基盤整備を図ることを目的としている。プロジェクトの第二期(平成22-24年)では,対象地域を20府県域からさらに普及拡大し,各地の貴重な発掘調査報告書の電子化と公開を行うとともに,システムの機能向上を図り,コンテンツの利活用を推進する。
(業務の実施計画):
・現行の20府県域以外の都道府県域へ拡大を図りつつ,電子化を進める。(約900冊,約105,000ページ)
・NIIのクラウドシステム上に構築した遺跡資料リポジトリの試行運用を行いつつ,新たな参加モデルとして複数県域をとりまとめて管理を行う「広域クラウド」対応の改修及び,自治体担当者のセルフアーカイブを促進させるための「個別モジュール」の開発等を行う。
・遺跡資料リポジトリが委託事業終了後も自立的に展開していくために,プロジェクトの認知度を高めていく必要がある。このため,自治体担当者や研究者,学生,一般市民を対象としたワークショップを東日本,西日本の2か所で開催する。また,プロジェクト連携大学の担当者が今後のプロジェクトの方向性を確認し,今年度の事業計画を協議する担当者連絡・調整会議を1回開催する。
連携機関: 東北大学 山形大学 筑波大学 信州大学 富山大学 滋賀大学 奈良女子大学 大阪大学 神戸大学 鳥取大学 岡山大学 広島大学 山口大学 香川大学 徳島大学 愛媛大学 高知大学 九州大学 宮崎大学
プロジェクト名:
文献自動収集・登録ワークフローシステムの開発
代表機関: 九州大学
(業務の目的及び内容):
本事業は,連携大学(一橋大学,筑波大学,三重大学)と協力し,研究者(=登録者)への負担の少ないセルフアーカイビングを実現すると同時に,リポジトリ担当者のワークフローを標準化し,一連のデポジットの流れを自動化し,リポジトリの登録を促進することを目的としている.
具体的には,この目的を満たすシステム群を開発し,様々な機関で活用出来るよう汎用化を行い公開する。
(業務の実施計画):
・著作権処理状態管理システムの開発
平成22年度に行った著作権処理標準化の結果と作成した仕様案を基に仕様書を策定し,本事業で開発するシステム群の中心となる著作権処理状態管理システムの開発を行う。連携大学所属3名との意見調整のため,ミーティングを本学にて2回開催する。
更に,平成22年度に開発した「教員問合せシステム」「リポジトリ投稿システム」や,他機関が開発した「汎用SWORD投稿支援システム」とも連携できるように,各々の動作等を検証する。「汎用SWORD投稿支援システム」との連携については,開発した名古屋大学に2名で訪問し,調査・情報交換を行う予定である。
また,本プロジェクトについての成果・研究発表を行うため,室蘭工業大学で開催される情報処理学会MPS85研究会へ1名出席する。
連携機関: 一橋大学 筑波大学 三重大学
プロジェクト名:
新XooNIps の開発/Library モジュールの開発と普及
http://xoonips-library.sourceforge.jp/project/
代表機関: 慶應義塾大学
(業務の目的及び内容):
・新XooNIs開発への参画
  XooNIpsの開発元である理化学研究所による新XooNIps開発に参画し、機関リポジトリとしての
  機能を要望する。
・新XooNIpsに対応したXooNIps Libraryモジュールの開発・公開
  開発中の新XooNIpsに対応して動作するように、また、利用機関はじめとするコミュニティからの
  要望を取入れ、Libraryモジュールの改修作業を実施する。また、その公開を行う。
・ワークショップの開催
  機関リポジトリ構築促進を促すため、同時に新XooNIpsとLibraryモジュールの情報を提供するために、
  コミュニティ主導として委託期間中に3回のワークショップを開催する。
(業務の実施計画):
・新XooNIs開発への参画
  理化学研究所との打合せを実施し、新XooNIpsへの要望を行う。また、XooNIps Library
  モジュールとの連携/対応についても、機関リポジトリとして利用する上で齟齬がないように
  連携して調整を実施する。
  また、開発状況やメーリングリストや、ワークショップを通して新XooNIpsに関する情報提供を
  依頼する。
・新XooNIpsに対応したXooNIps Libraryモジュールの開発・公開
  理化学研究所、利用機関と連携して検討した仕様に合わせ、新XooNIpsに対応した
  Libraryモジュールを開発する。
  その成果は、オープンソースソフトウェアとして公開する。
・ワークショップの開催
  青森県立保健大学で1回、大阪市立大学で1回、東京(会場は理化学研究所を予定)で
  1回のワークショップの開催を計画。講師は開発元の理化学研究所や慶應だけではなく、
  利用機関からも選任する。
  内容としては、機関リポジトリ構築促進を目的とした構築・運用を中心とした未構築機関
  向けの内容や、導入後に必要となるカスタマイズや実際のデータ登録などを実習する
  実践形式な内容、新XooNIpsの紹介から、バージョンアップに関する情報提供など
  利用機関をサポートする内容、などを織り交ぜたものにする予定。
  詳細な内容は講師陣で検討する。併せてマニュアルの整備と公開、デモを交えた
  構築・運用手順の情報提供も実施する予定。
連携機関: 別府大学 奈良大学 近畿大学 熊本学園大学
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領域3 プロジェクト一覧(4プロジェクト)
機関リポジトリコミュニティ活性化のための情報共有
機関リポジトリ担当者の人材育成
オープンアクセスとセルフ・アーカイビングに関する著作権マネジメント・プロジェクト(SCPJ プロジェクト3)
近畿における機関リポジトリコミュニティ形成の支援
プロジェクト名:
機関リポジトリコミュニティ活性化のための情報共有
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/
代表機関: 北海道大学
(業務の目的及び内容):
各機関における機関リポジトリ運営に資することを目的とし、機関リポジトリ構築及びオープンアクセス思潮に係る情報共有、国際連携活動を通じて国内の機関リポジトリコミュニティの活性化を推進する。
(業務の実施計画):
以下の活動を通じてコミュニティを活性化し、国内の機関リポジトリ設置数及び公開論文数の増加に資する。
1. メーリングリスト、情報共有サイトの充実を図り、海外文献の翻訳、必要なコンテンツの
  作成を行う。また、国内活動の英訳を行ない、英語ページを充実させる。
2. 海外関連団体(COAR等)との国際的情報共有を促進するためCOARに加盟し、COARの各
  ワーキンググループの活動に参画し、日本の活動を広報するとともに、海外での会議に
  参加することによって最新情報を得て国内コミュニティに還元する(3回)。
3. 図書館総合展にて全国ワークショップを開催し、国内の図書館職員に対する情報共有を
  促進し、コミュニティ活動への参加を増加させる。
4. オープンアクセス週間(平成23年10月24日〜30日)にあわせた各機関の研究者に対する
  アドボカシー活動を支援する。各機関の活動内容の共有を通じて状況を把握し、
  昨年度以上の参加数を目指す(2回)。
5. 機関リポジトリコミュニティの今後に関する検討を行う。
 (1)デジタルリポジトリ連合参加館の機関リポジトリの構築・運用状況を調査する。
   必要に応じて現地調査を行う。調査結果は統計として整理し、公表する(2回)。
 (2)海外の同種コミュニティ(UK Repositories Support Project(RSP)など英国の
   コミュニティを想定)の活動内容を調査のため要人を招聘し意見交換を行い、国内の
   研修会等の内容改善を図る。
 (3)関連団体(大学図書館コンソーシアム連合など)との協議をすすめる。
 (4)検討会を開催し、機関リポジトリの振興方策について議論する場を設ける。
分担機関: 金沢大学
(業務の目的及び内容):
機関リポジトリ関係の国際会議に参加者を派遣し,日本における機関リポジトリの活動状況について,会議参加者との意見交換を行う。また,会議に参加した欧米をはじめとする機関リポジトリ関係者と交流し,国を超えた情報共有と国際的な展望について情報収集を行う。これにより、我が国のリポジトリ事業の広報を行い、国際的認知度を向上させるとともに、リポジトリ担当者間の国際ネットワーク形成を図る。
報告に使用する資料および,会議参加により得られた最新情報等については,報告にまとめて,情報共有サイトに公開し,広く関係者間で共有する。
(業務の実施計画):
下記の国際会議に参加者(2名)を派遣する。
  Berlin 9 Open Access Conference, Washington DC, November 9-10
  http://www.berlin9.org/
  (世界的なオープンアクセスに関する会議であり,広い分野の関係者が一堂に会するため,
   日本のオープンアクセス活動を報告するに値する。
   ポスターセッションでの発表を応募する予定である。)
連携機関: 大阪大学 小樽商科大学 広島大学 千葉大学
プロジェクト名:
機関リポジトリ担当者の人材育成
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
代表機関: 広島大学
(業務の目的及び内容):
国内各機関における機関リポジトリの発展に資することを目的とし、研修事業やワークショップの開催、関連イベントへの講師派遣等を行うことで、機関リポジトリ担当者のスキルアップを図る。広島大学は全体計画・管理と基礎研修、大阪大学は専門研修、千葉大学は講師派遣を主に担当し、お互いに連携・協力する。
(業務の実施計画):
1. 機関リポジトリ新任担当者研修の開催
  広島会場で1回、NII会場で2回開催する。
  講師また開催・運営スタッフの派遣。旅費事務・開催補助要員の雇用。
2. 研修会議への参加
  研修の運用方法・内容改善などを議論する会議へ参加する。
分担機関: 大阪大学
(業務の目的及び内容):
国内各機関における機関リポジトリの発展に資することを目的とし、研修事業やワークショップの開催、関連イベントへの講師派遣等を行うことで、機関リポジトリ担当者のスキルアップを図る。広島大学は全体計画・管理と基礎研修、大阪大学は専門研修、千葉大学は講師派遣を主に担当し、お互いに連携・協力する。
(業務の実施計画):
1. 機関リポジトリ中級担当者向研修の開催
  講師また開催・運営スタッフを派遣する。
  日程・会場: 2011年10月20日-10月21日(九州大学)
2. 技術課題解決のためのワークショップの開催
  年1回を予定。講師を派遣する。
3. 公募ワークショップ・イベントへの講師派遣の支援
  千葉大学が担当する講師派遣を支援し、要請があれば、各機関等において実施するイベントに
  講師を派遣する。年1〜2回を予定。
分担機関: 千葉大学
(業務の目的及び内容):
国内各機関における機関リポジトリの発展に資することを目的とし、研修事業やワークショップの開催、関連イベントへの講師派遣等を行うことで、機関リポジトリ担当者のスキルアップを図る。広島大学は全体計画・管理と基礎研修、大阪大学は専門研修、千葉大学は講師派遣を主に担当し、お互いに連携・協力する。
(業務の実施計画):
・公募ワークショップ・イベントへの講師派遣
  前項に基づき,ワークショップ・イベントを公募し,その内容に応じて講師を派遣する。
プロジェクト名:
オープンアクセスとセルフ・アーカイビングに関する著作権マネジメント・プロジェクト (SCPJ プロジェクト3)
http://scpj.tulips.tsukuba.ac.jp/
代表機関: 筑波大学
(業務の目的及び内容):
機関リポジトリのコンテンツ拡充及び日本の学術情報流通の基礎データを提供するために,「学協会著作権ポリシー(SCPJ)データベース」のデータ更新及び機能拡充を行うとともに,関連団体及び学協会との情報共有・意見交換を行い,オープンアクセス(OA)への理解を促進し,各学協会のOA方針検討を支援する。
(業務の実施計画):
1. SCPJ-Next(仮称)の検討・調査及びデータ更新・機能拡充
  (1)国立情報学研究所,機関リポジトリ構築機関,学協会関係者等と意見交換を行い,
    併せて,今後必要とされる機能の調査等を実施し,SCPJ-Next(仮称)の機能と在り方について
    NIIクラウドへの移行を視野に検討する。
  (2)Webサイト調査を中心とした定期的な学協会への調査,機関リポジトリ構築機関への
    協力の呼びかけ(講師派遣2回等)により,既存登録データの更新を行う。
  (3)NCID等登録データ項目を拡充するとともに,Web APIを利用したCiNiiBooksとの連携を図る。
2. 学協会関係者との意見交換・情報共有
  SPARC Japan パートナー学会との懇談会を基軸とした学協会関係者,大学図書館関連団体,
  学協会関連団体等と連携し,説明や懇談の場を持つとともに,訪問調査(2〜3回予定)や
  広報等により,意見交換と情報共有を図る。
連携機関: 千葉大学 東京工業大学 神戸大学
プロジェクト名:
近畿における機関リポジトリコミュニティ形成の支援
http://cont.library.osaka-u.ac.jp/kinki3/
代表機関: 大阪大学
(業務の目的及び内容):
近畿において気軽に声を掛け合うことのできる活きた機関リポジトリの担当者コミュニティを形成すべく、機関リポジトリ既設・未設機関の区別なく参加希望の担当者を集め、連携機関とともに、連続的に計4回(近畿地区3回、名古屋地区1回)の研修会を開催する。
(業務の実施計画):
1. 神戸松蔭女子学院大学で9/16に、椙山女学園大学で10/21に、京都ノートルダム女子大学で
  11/18に、奈良先端科学技術大学院大学で12/9に、それぞれ研修会を開催する。(計4回)
2. 近畿の大学等各機関を訪問し、リポジトリ設立を勧め、又は問題点を議論し、解決を図る。(計6回)
3. 先進的な機関リポジトリ運営機関を訪問し、得たものを近畿のコミュニティに活かす。
4. 連続研修会等その他本プロジェクトを遂行するために必要な消耗品を購入する。
  また資料等を送付する。
連携機関: 奈良女子大学 龍谷大学 神戸市外国語大学 大阪市立大学
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最終更新日: 2012年03月01日