学術情報センターにおける西暦2000年問題への対応

 コンピュータ西暦2000年問題の発生を防止するため,本センターでは平成10年度より所内の全システムについて,計画的に事前の対策を行った。

 特に,他の行政機関に影響を及ぼす,目録所在情報サービス,情報検索サービス,電子メールサービス,電子図書館サービス,学術情報ネットワークの各システムについては,オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムの修正および模擬テストを実施するとともに,4半期毎に,文部省当局に対し状況報告を行った。

 年末年始において,継続サービスを行った電子メールおよび学術情報ネットワークシステムは平成12年1月1日午前0時に,1月4日にサービスを開始した電子図書館システムおよび更新作業を行っていた目録所在情報および情報検索システムは,サービス開始前の立ち上げ試験とサービス開始後において,それぞれ職員が確認作業を実施した。

 その結果,いずれのシステムについても,懸念されていた西暦2000問題に関連するコンピュータシステムの誤動作などは,発生しなかったことを報告する。

(システム管理課)


目次へ戻る          次へ