学術情報センターでは,国際交流基金,北京外国語大学と北京日本学研究センターの要請を受けて,平成10年度より北京日本学研究センター図書資料館の情報化支援を行っている。
平成10年度は,10月に北京日本学研究センター図書資料館にて,情報化推進準備作業を行い,併せてワークショップを開催した。
また,北京日本学研究センターより2名の図書資料館職員などを招へいし,平成11年1月に図書館員研修を実施した。
これらの実施内容の詳細については,本センターニュース第47号(1999.3)にて紹介している。
一方,北京日本学研究センターにおける目録所在情報サービスの利用状況も順調で,蔵書の約3割に相当する資料約19,000冊分が処理され,約13,000件の所蔵が登録済みとなっている。
これらの活動報告は,「中国との学術情報交流プロジェクト1998年度報告」として平成11年3月に刊行された。
平成11年度は,図書資料館へコンピュータシステムの導入と,担当者の研修を予定している。
コンピュータシステムの導入に当たっては,平成11年6月20日から27日まで北京日本学研究センターへ当センター職員が出張して支援を行った。
その他,今回の情報化支援について北京日本学研究センター関係者への理解を深めるため,現地で北京日本学研究センターの教職員との意見交換を行った。
システムの説明を受ける図書資料館員
システム導入セレモニー
(ネットワーク課)