目録データベースの和洋統合

 かねてから予定していた総合目録データベースの和洋統合を,平成9年4月14日に実施した。これにより,従来和洋に別れていた図書書誌,雑誌書誌,図書所蔵,雑誌所蔵の各ファイルが一本化された。現行目録システムの業務選択画面は和洋に別れたままだが,どちらの画面であっても同一のファイルを扱っている。これにより,ILLシステムと同様に,和洋図書,和洋雑誌の同時検索が可能となった。ただし,検索対象とする参照ファイルは,従来通り和洋の画面で異なっている。(和洋統合の実施内容については,センターニュース38号も参照)

 統合前は検索レスポンスへの若干の影響が予想されたが,統合実施後,特に性能の低下もなく,順調に運用を行っている。

 なお,今回の和洋統合に伴う,NACSIS-CAT利用マニュアル,コーディングマニュアル,講習会テキストなどの改訂については,順次,実施してゆく予定である。

(目録情報課)


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